■センター試験得点 738点/900点
■センター試験得点選択科目
前期試験得点 (自己採点) |
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英語 |
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数学 |
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国語 |
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物理 |
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化学 |
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開示得点 |
59 |
+ |
53 |
+ |
28 |
+ |
43 |
+ |
24 |
=207/440点 |
自己採点 |
70 |
+ |
30 |
+ |
30 |
+ |
31 |
+ |
16 |
=177/440点 |
■受験した感触・・・ 確実に落ちたと思った。
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第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
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理科一類 |
D |
理科二類 |
E |
インターハイ出場からの逆転合格
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
初めて東京大学に行きたいと思ったのは、小学生のころでした。ただ漠然と日本で一番の大学に行きたいと思ったのがきっかけです。真剣に進路について考えたのは、高校3年生の8月です。当時の自分は水泳に全てを捧げていて、海外大学に進学して水泳に打ち込もうと考えていましたが、インターハイに出場できたもののインターハイ本戦での結果が納得できず、国内の大学に進学してインカレでリベンジしようと決めました。そこで、どうせ国内の大学に進学するなら最高峰の環境で学べる東京大学を目指そうと考えました。しかし、実際に東大を目指してみると自分の実力では現役合格は難しいと実感しました。ここではインターハイ出場までの勉強とスポーツの両立と引退後の勉強方法について記します。
高校3年生の夏のインターハイまでの勉強は基本的に学校の授業を完璧に理解して、家庭学習は宿題を終わらせるだけで学校以外の問題集などはほとんどやっていませんでした。ただ、定期試験の前だけは水泳の練習を休んでしっかりと勉強して、いい点数を取れるように頑張りました。この時期にもう少し学校以外の勉強も進めていれば高校3年生の秋以降もっと楽だっただろうと今となっては思います。それでも、8月までしっかりと好きなことを続けて、目標にしていたインターハイに出られたからこそ秋以降勉強を頑張れたので悔いはないです。
インターハイが終わり、水泳を一度引退してから、毎日10時間勉強するぞと意気込んでいましたが、実際に受験勉強を始めると勉強の体力が全くなく、毎日4~5時間しか勉強できない日々が続きました。そこで学校の先生と面談させていただいて、勉強計画を立てて徐々に勉強時間を増やしていきました。東大数学の過去問、東大英語の過去問を始め、理科(物理、化学)は先生から後からでも伸びると言われたので基礎的な問題集を解いていました。12月下旬から1月の初めに共通テストの勉強を始めました。正直、共通テストくらい勉強しなくてもなんとかなるだろうと思っていたところ痛い目を見ることになりました。共通テスト1週間前に一年前の共通テストを解いたところ、670点/900点ほどしか取れず人生最大の危機感をおぼえました。そこから1週間はリビングの半径5メートルの中で勉強と食事だけを行う生活を送り、毎晩遅くまで勉強をしました。その結果、テスト当日に寝不足で頭がぼーっとしてしまいましたが、本番はかなり難化した中でなんとか735点/900点取れたので、まあまあよかったです。共通テストが終わり、二次試験に向けて本格的に勉強を始め、東大理科の過去問を解いたところ29点/120点しか取れませんでした。そこから毎日理科の過去問を解いていき、少しずつ点数があがっていきました。受験2週間前くらいからは東大国語の過去問も5年分ほどやりました。東大数学と東大英語も解きましたが、1年分全教科の合計点は合格最低点に遠く及ばず不安な気持ちを抱えながら入試本番を迎えました。1日目の国語と数学を終えた頃には多分今年は厳しいだろうという気持ちも出てきましたが、最後の最後まであきらめず一点でも多く取る貪欲さを持ちながら2日目に挑みました。2日目の試験後すぐに自己採点をして不合格を確信しましたが、結果的には合格しました。まだ開示得点が発表されていないのでどうして自分が受かったのか疑問ですが、最後まで投げ出さずにできることを精一杯やった結果だと思います。
■東進東大特進コースについて
苑田尚之先生の物理の授業にはとても助けられました。高校3年生の夏までは物理をほとんど勉強しておらず、夏の東大模試では2点/60点しかとることができませんでしたが、最終的には過去問で40点/60点くらいは安定して取れるようになりました。苑田尚之先生の授業では物理学を根本から教えてくださり、丸暗記するだけの勉強が苦手な自分にとって初めから最後まで丁寧に説明していってくれる授業スタイルはとても分かりやすく、この授業の中で自然と物理のものの見方が身について、東大レベルの物理の問題でも怯えることなく取り掛かることができるようになりました。苦手意識を持っていた物理にどんどん興味をもつようになって、大学受験のための勉強としての物理だけでなく、その先の勉強もしてみたいと思うようになりました。
担任の先生がついてくれていたことも自分にとってとてもいい影響になりました。東進の担任の先生は自分の現状にきちんと向き合って、厳しい言葉をかけてくださったので頑張り続けることができました。また、わからないことがあったらすぐになんでも教えてくれたので、効率よく勉強する手助けをしてもらえました。特に苑田尚之先生の物理の授業は難しいこともありましたが、同じ授業を一度受けたことがある東進の担任の先生だからこそ、わかりやすく教えてくださって助かりました。
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
後輩の皆様へ、受験は結果が出るまで何が起こるかわかりません。テスト終了のチャイムがなるまで決して諦めないでください。最後の最後まで粘り続ければ、テスト終了の瞬間まで成長し続けることができます。人間はある時突然に急成長を遂げることがあるのでテスト終了のその一瞬まで希望を捨てないでください。最後まで頑張ってください!