■センター試験得点 791点/900点
■センター試験得点選択科目
前期試験得点 (自己採点) |
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英語 |
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数学 |
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国語 |
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物理 |
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化学 |
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開示得点 |
69 |
+ |
61 |
+ |
28 |
+ |
41 |
+ |
42 |
=241/440点 |
自己採点 |
70 |
+ |
60 |
+ |
35 |
+ |
30 |
+ |
40 |
=235/440点 |
■受験した感触・・・ 難化したとは思わなかった。数学は自分の実力を出せた。国語が全くわかんなかった。
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第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
理科二類 |
D |
理科二類 |
C |
理科二類 |
D |
理科二類 |
D |
努力して運は引き寄せられる
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
昨年度の合格体験記を見ながら何を書こうかずっと考えていましたが何も書くことが思いつかず、締切前日の深夜にこれを書いています。計画的に物事を進めるのは受験勉強に限らず大切ですね。さて、私は地方のいわゆる進学校から東大に合格した身なので、同じような境遇の方々に向けて、東大を目指したきっかけと、私の勉強法について、あまり参考にならないと思いますが書きたいと思います。
東大を目指したきっかけ
私はもともと東工大が第一志望でしたが、高3の6月に「東大本番レベル模試」を受けてから第一志望を東大にしました。東工大ってどうしても知名度が低くて実際の偏差値より低く見られがちなんですよね。それならいっそレベル高いけど東大目指したほうがいいんじゃないか、くらいの理由で志望を変えたような気がします。ほとんどの模試で東工大はA判定が出ていたのでこの志望校変更は妥当だったのでしょうが、多くの東大志望の方々は高1の早い頃から東大を見据えた受験生活を送っていて、そういう人たちからは勉強面だけでなく情報収集においても後れをとってしまいました(実は入学手続きの時に初めてTLPの存在を知りました)。
勉強法
- 英語:前述の通り私はもともと英語が簡単な東工大を志望していたので、高2までに単語と文法はあまりやっていませんでした。そのため、東大英語を解くときは推測せざるを得ない単語や熟語が多く、それだけで時間を持っていかれてしまいました。かといって高3で単語や文法をやっている暇はなかったので、過去問をやって時間のキツさに慣れました。ある程度の失点は仕方ないと割り切って、点が取れるところは精読、それ以外のとこはほぼ読み飛ばしに近いような感じで解いていました。リスニングはあまり対策をしませんでしたが、本番音源が予想以上に聞き取りづらかったので、あまり対策しなくて正解だったのかもしれません。本番は1a→2a→2b→4a→3→4b→1b→5の順番で解きました。
- 数学:高1の12月にⅠAⅡB、高2の6月に数Ⅲの履修を終わらせましたが、演習はほとんどしていなかったので、高3の夏から秋にかけては模試や過去問で20点台を連発、1回過去問で0点をとったこともありました。さすがに気合を入れて、学校で配られた問題集2冊をそれぞれ2周しました。そうしたら過去問が50点台で安定するようになりました。結局演習すれば数学は取れると思います。
- 国語:高1の春休みで古文の助動詞を完璧にしました。国語でやった勉強はそれと東大特進の林修先生の授業の予習復習くらいです。現代文は林先生の解法通りに解いたらめちゃくちゃ点数が伸びました。古文はある程度の単語はなんとなく知っていたので、それを頼りに本文の登場人物になりきることで解いていましたが、本番はそれができずに爆死しました。漢文は知っている漢字の意味から推測して、古文と同様になりきって解いていました。中学の頃に漢字検定を頑張って2級まで取ったので、現代文の漢字で間違えることはまずなかったし、漢文でも知っている漢字がまあまああったので結構効きました。
- 物理:履修が終わったのは高3の9月で、最後まで苦手意識を持っていました。履修を終えてからは少し難しめの微積が使われている問題集に手を出しましたが、飽きてすぐやめました。電磁気と熱力学は得意だったのですが、力学はめちゃくちゃ苦手だったので、力学は理科全体で時間が余ったら解く程度でした。
- 化学:めちゃくちゃ得意科目でした。高2の夏休みで履修を終わらせ、その後は学校で配られた問題集を3周しました。高2の3月にはもう旧帝大の問題は余裕で8割取れるくらいでした。現役生が理科を武器にしたいならこのくらいやらないときついのかもしれません。過去問は大体平均40点くらいでした。
- 共通テスト:共通テストに全振りしたのは1月の頭からでした。12月は共テ:二次=1:1くらいの比率でやりました。私は共通テストはある程度うまく行ったのですが、その一週間後の「東大本番レベル模試」で英語と国語が共通テストボケの影響か全然取れなかったので気をつけたほうがいいと思います。あと、地理は80%までは誰でも簡単に到達できますが、そこからが本当に上がらないので、時間があるなら社会は世界史や倫政にしたほうが高得点を狙えると思います。
■東進東大特進コースについて
東進の講座
林修先生の授業は本当に受けるべきです。林先生の授業を受ける前は、現代文は適当にやっていて、点数が全然安定しなかったのですが、受け終わった後は現代文の答案をどのように作ればよいのか完璧に理解でき、点数も安定しました。
また、数学の先取りをする上で東進の「高等学校対応数学」の講座は欠かせません。初学者がいきなり教科書を読むだけで理解できるわけがないので、ちゃんと講師から教わって自分のものにしていくといいと思います。
化学の初習は「高等学校対応化学」でやりました。岸良祐先生の授業は本当にわかりやすいのでおすすめです。
過去問演習講座
採点+解説授業がついているので取らないほうが損。年別の合計点が表示されるので意外とありがたかったりします。
模試
基本的に東進生は東進模試はいくら受けても追加料金が発生しないのでどんどん受けるべきです。「共通テスト本番レベル模試」は隔月で行ってくれるので共通テストのいいリハビリになります。また、大学別模試は、その大学の問題の形式、傾向を知ることができるので、高1のうちから受けておくのがおすすめです。
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
ずっとA判定だからといって受かる保証はどこにもないし、逆にずっとE判定だからといって受かる可能性が0であるわけではありません。本番上振れる人もいれば下振れる人もいます。私は本番上振れた人ですが、正直実力ではなく運が良かっただけだと未だに思ってます。運なんて自分ではどうしようもないです。でも、努力した分だけ運が引き寄せられると私は信じています。神様はみなさんの頑張りにきっと微笑んでくれます。頑張って東大合格を勝ち取ってください。応援しています。