■センター試験得点 774点/900点
■センター試験得点選択科目
前期試験得点 (自己採点) |
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英語 |
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数学 |
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国語 |
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世界史 |
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日本史 |
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開示得点 |
0 |
+ |
0 |
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0 |
+ |
0 |
+ |
0 |
=0/440点 |
■受験した感触・・・ 九割がた落ちた。
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第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
文科一類 |
B |
文科一類 |
A |
文科一類 |
B |
文科一類 |
A |
基礎を積み重ねて
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
私は高2の秋までソフトテニスを続けながらも、高2の春から数学の問題集と英単語を中心に受験勉強を始め数学はある程度の基礎を固めていました。しかし特別これができる、というのもありませんでしたし、受験期特別なことをしたから受かったわけでもありませんでした。受験特に直前期を振り返ってみて結局立ち戻ったのが基本的な知識でした。そう、東大は他の一部国立と違って高校の授業の範囲内で基本的なことをきいてくるのです。地道にコツコツと基礎を固めるためには聞き飽きたことかもしれませんが、おおざっぱでもいいので一年間のプランニングをしてみてください。以下、各教科の勉強法です。
国語
あまり差がつかないと言われる現代文では定期的に行われる林修先生の授業の予習復習を中心に勉強し苦手意識はありましたが落とせない問題は確実に取れるようにしました。古文漢文は時と場合によってできたりできなかったりしたので軽んじがちだったので直前になって点がとれないことに焦り、句形や単語の見直しに時間をかけてしまったので基礎知識は夏休みまでに完璧にしつつその後は過去問に入ってしまってよいと思います。
数学
秋ぐらいまで基礎的な問題をおろそかにせず、初見問題では問題のタイプ別の発想の仕方とたくさんある方針の中でどれが一番うまくいきそうか見極める感覚を身に着けることが大事でした。私の場合高2までに問題集を二周してしまっていたので高3の前期は演習量が少なくなってしまっていたのですが数学は触れていないと忘れるので秋までは比重多めにするのもありだと思います。
英語
高2まではほとんど学校の授業と英単語のみを勉強していました。高3の前期は塾で長文をやりつつ夏休みからリスニングを始めました。夏休みまでに参考書で文法の基礎を固め、その後は過去問を苦手な大問を中心に分野ごとに時間を決めて進めることがお勧めです。
社会
社会はやったらやるだけ伸ばせる教科なので高3では一番頑張った教科です。東大の場合は日本史も世界史も教科書に載っている基礎的な歴史の流れを自分で引き出してくることが要求されます。なので塾や学校の進度に合わせてテスト勉強としてプリントに書いてあることを一人で空で説明できるように勉強していました。私の学校は11月まで通史がかかりましたが学校のテスト勉強が東大の受験勉強に直結するようしっかり理解したのでうまく時間を使えました。日本史は山中裕典先生の授業で春から授業で過去問を利用して新しい知識を吸収し、全体としては秋ごろから冬休みにかけて過去問をやりました。世界史(第一問)も日本史も演習したことで東大の好きなテーマが見えてきて初見の過去問に応用できるようになって良かったです。
共通テスト
理科基礎は学校で物理、自宅学習が地学でした。地学は夏ごろに一通り読み、11月後半から覚え始めました。同時に問題集も始め、予想以上に難しく、不安でしたが12月中頃から問題集に力を入れることで何とか間に合いました。その他の教科はクリスマスから共テモードに切り替え国語と数学を中心に過去問に取り組みました。
■東進東大特進コースについて
絶対取るべき講座!
青木純二先生の授業はいきなり解答を説明するのではなく、なんでその発想に至ったかのプロセスに時間をかけ、生徒の立場からやることを見せてくれるので予習、復習、授業を通して初見に対応する力がつきました。東大頻出の写像と存在条件の問題が先生の授業のおかげで得意になりました。
東大には必要な古文常識を教えてくださり古文独特の世界観を理解できるようになりました。文中に出てくる例外的な文法の対処法も知ることができ総じて古文がとても読みやすくなりました!
文章の読み方から問題の要求の把握、根拠探しにいたるまで感覚ではなく作業によって解く方法を見せてくださり現代文が苦手な私でも平均程度、時にはそれ以上まではとれるようになりました!
図解板書の解説では日本史の複雑な土地制度や難解な近代経済史の教科書では理解に足りない部分をバシッとわからせてくれます!講座では他に過去問を扱い、問題の要求から条件文の活用の仕方まで論理的に教えてくださいます。授業を通して過去問演習量が確保できるのもお勧めです!
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
大学受験は自分の意志を強く持つことが一番だと思います。東大に入ったらしたいこと、東大でしかできないことなどを思い描いて、そのための試練を楽しんでください。自分のやりたいことを見つけるのは簡単ではありませんが大学一年からはもうすぐに自分の目標に沿って自由に科目を選択することになるので春や夏に人生プランを考えてみるのも気晴らしにもなるし今勉強をしている意味が見いだせてモチベーションにつながります!あとは私は本番で一問目からわからず冷静さを欠いてしまうこともあったので、直前期はあらゆる事態とその時の戦略を考えておくのがとても大事です!