ページを更新する ページを更新する
メインビジュアル

東京都 都立 武蔵高等学校 卒
東京大学 文科一類

出口 晶子さん

■センター試験得点 831点/900点

■センター試験得点選択科目

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   世界史   日本史  
開示得点 0 0 0 0 0 =0/440点

■受験した感触・・・ 英語のリスニングまったく聞き取れなかった。後期の勉強するか……。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定

東大受験に向けて

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

東京大学を目指したきっかけ

 私が本格的に東京大学を目指すようになったのは高校2年生になってからです。それまでは漠然と憧れの気持ちを持っており、受験が近づき大学調べをする中で、改めて東大の進学選択制度などを魅力に感じ、法律に興味があったので文科一類を志望しました。

時期ごとの学習

  • 高1

英語や数学を固める時期だと思い、テキストを中心に勉強を進めていました。英語は高1の間に単語帳を何周もして語彙を増やし、数学は共通テストレベルの問題を確実に解けるようにしました。学校で配られた古文の単語帳も終わらせました。現代文は林修先生の講義を受けていました。

  • 高2

社会の勉強が始まり、特に世界史に時間を取られました。理系と迷っていたので数Ⅲもやっていました。結局文系にしましたが、その知識は入試本番でも役に立ちました。国語は過去問を解き始めていました。英語は長文読解や英作文を中心に演習を積んでいました。

  • 高3

春から英語の過去問をやり始めました。世界史が苦手で、夏まではかなりの時間をかけて世界史の通史の知識を詰め込みました。夏ごろからは社会の過去問に本格的に取り組み始め、さらに時間を取られました。比較的得意だった数学は通っていた塾の演習とその復習のみをやり、過去問は本番直前に数年分解きました。現代文は引き続き林先生の講義を受講し、添削を受けていました。古文と漢文は時々文章を読み、感覚を鈍らせないようにしていました。12月に入ってからは共通テスト対策に集中し、過去問や予想問題を解いて問題形式に慣れました。


科目ごとの学習

  • 英語

英語は比較的得意でした。文法や単語を学んだあとは、演習を積んで東大形式の問題に慣れるようにしました。高3になってからは毎週1年分過去問をやり、毎日リスニングをするほかはあまり時間をかけませんでした。リスニングはわざと騒がしい場所で聴いて耳を鍛えたりもしました。

  • 数学

高2の春、問題集に一年かけて取り組んでから少しずつ得意になりました。高3になってからは毎週東大形式の演習問題を解くほかは特別なことはしませんでした。

  • 国語

現代文は林先生の講義を受けて添削をして頂き、他の教材には取り組みませんでした。古文と漢文は学校の授業を中心に勉強し、過去問を解きましたが、添削は受けずに自分で採点していました。

  • 日本史

教科書や塾のテキストを何周もして、太字用語を中心に知識を固めました。中学受験の知識があったため、世界史に比べ取り組みやすかったです。東大日本史は問題に特徴があり、添削を受けていました。二次対策では文化史をほとんどやらなかったため、共通テスト直前になって慌てて教科書の文化史部分を暗記しました。

  • 世界史

苦手でした。高2で学習を始めましたが、暗記量が多く苦労しました。教科書と塾のプリントを何周もして知識をつけ、過去問を解き、東大で出題されやすいテーマをつかもうとしました。過去問の添削も受けており、それを参考にしながら、苦手なテーマや、教科書などで大きく取り上げられない国の通史などをまとめたノートをつくり、一度したミスは繰り返さないようにしました。全ての教科に言えることですが、添削を受けると自分では気づけない勘違いなどに気づけるのでお勧めです。

■東進東大特進コースについて

東大特進

 現代文の林先生の講義を高1から3年間受け続けていました。解説は素晴らしく、聞くたびにいかに自分が問題文を理解できていなかったか思い知らされました。解答の根拠を明確に示してくださるほか、点数が与えられない答案とその理由まで説明してくださり、添削していただくうちに自然となんとなく解答を書くことがなくなりました。文章を構造化して捉える読み方を学べたことは、東大入試のみならず大学入学後も活きてくると思っています。講義の合間の小話も別格の面白さです。受けてみることを強くお勧めします。

東大本番レベル模試

 東大本番を意識した出題で、受けて復習をするだけでかなりの力がつきます。解説は詳しく、情報が豊富な成績表も返ってくるため、自分の苦手分野を把握するのにも役立ちました。

東大世界史第3問演習

 世界史の第3問タイプの問題を手軽に解けるためおすすめです。

東大特進のスタッフの方々のサポート

 スタッフの方々が受験勉強の相談に乗ってくださいました。本当に感謝しています。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 私は世界史が最後まで苦手なまま、不安を抱えて当日を迎えてしまいました。本番も現代文に想定以上に時間がかかってしまったり、リスニングが聞き取れなかったりと、思うように解けませんでしたがそれでも合格しました。試験本番は緊張もするでしょうし、うまくいかないこともあるでしょうが、最後まであきらめずに問題に取り組んでください。東大でお待ちしています。頑張ってください!