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広島県 私立 広島学院高等学校 卒
東京大学 理科三類

舛本 叶多さん

■センター試験得点 822点/900点

■センター試験得点選択科目

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   物理   化学  
開示得点 85 97 36 40 51 =309/440点
自己採点 82 85 32 30 48 =277/440点

■受験した感触・・・ まずまずの感触ではあったが、自己採で物理の大量のミスが見つかりまずいかも〜ってなった

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
理科三類 A 理科三類 B 理科三類 A 理科三類 C

自分のやり方を貫く

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

 私が本格的に東大受験に向けて勉強を始めたのは、高1の秋でした。中学のうちに高校数学は終わらせていたので、東進の担任に勧められ東大本番レベル模試を受けてみると、なんと数学15点。自分は数学が得意だと思っていただけにショックでした。ちょうど同じ時期、理一か理三か悩んでいたのですが、当時の高校の担任と話し合い、理三への志望を決意しました。

時期ごとの勉強

  • 〜高1秋

一応高校数学は終わらせていたくらいで、後は学校で言われていた英語の基礎文法や単語くらいしかやっていませんでした。模試含め成績は良くなく少し焦っていました。

  • 高1秋〜高2

東大本番レベル模試の結果を受け、ネットで一番難しいとされていた数学の問題集を買い、3〜4周しました。数学の問題を1日中考えたりもしました。英語については単語や文法をある程度固めた後長文読解を始めました。何をすればいいのかわからなかったので、京大や阪大の過去問を解き、読みながら内容が理解できるまで音読をしました。理科は、基本的な問題集を解くなど基礎を固めていました。また、この時期に受講した「ハイレベル物理」により物理への見方が大きく変わりました。素晴らしい授業でしたが難しかったので、理解できるまで何度もノートを見直しました。

また、高2はじめに「難しい方の」全国模試で全国18位を取りました。模試でひどい成績を晒し続けていた自分にとって、このまま勉強したら理三受かるんじゃないか、という希望と自信を与えてくれるものでした。コロナで学校が休みだった時期に勉強しておいて本当によかった。これなしでは諦めてたかも。

  • 高3

数学はある程度完成していたので、苦手な問題をたまに解いたり、過去問を解いたりしていました。英語は完成していなかったですが、何をすればいいかわからなかったので過去問を解き、読みながら内容を理解できるまで音読しました。リスニング対策も始めました。理科は「ハイレベル物理・化学」で基礎を固めた後、「東大対策物理・化学」の授業を受け理解できるまで何度も解き直しました。その他東大の過去問、京大・東工大・阪大他を解きました。東工大物理良い問題多いですよ。

  • 共通テスト前

12月下旬から対策を始めました。国語の過去問で100/200をとった頃から焦り始め、1日2セットほど過去問等を解きました。本番では終わったと思ったのに170点でした。うーん。社会は学校の先生に言われた通り過去問を3周程度し完璧にしました。本番でもうまくいったので良かったのだと思います。感謝。

  • 直前

特に新しいことを始めても仕方がないと思ったので、今まで使ったテキストや過去問の復習などをしました。

良かった点

  • 高2までに英数をある程度固めていたこと。これに尽きます。このおかげで受験期まで娯楽しながら気楽に勉強できました。

悪かった点

  • 直前まで英単語や古文単語で覚えきれてないところがあって苦しみました。特に古漢は演習量が足りず、共通テスト・二次とも得点が安定しませんでした。ある程度やっておいた方が良かったと思います。模試では30/50とかだった私が共通本番で古文満点を取るような例もありますが、危険なのでそのような賭けをするのはやめた方がいいと思います。
  • 私大との勉強量の兼ね合い。問題形式が特殊なこともあり慶應の前2週間は慶應のことばかり考えてしまいました。

■東進東大特進コースについて

受講した中で特に良かったと思う授業

  • 東大現代文

どうしても「なんとなく」点をとる科目となりがちな現代文。この講座のおかげでしっかりとした論理に則って解答を作成することができるようになりました。明らかに点数が上がりました。

夏には広島から名古屋まで授業を受けに行きましたが、受けに行く価値のあるものだったと思います。本当によかったです。

  • ハイレベル物理〜東大対策物理

教科書や参考書などではどうしても「この公式を覚えて〜」となりがちな物理。自分もハイレベル物理を取る前はそのように考えていましたが、この講座で一気に見方が変わりました。理解できるまで何度も何度も復習をしました。東大対策物理は5周くらい解いたと思います。ハイレベル物理、東大対策物理ともに絶対にとるべきだと思います。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 試験本番で一切失敗をしないというのは、理想ではありますが実際には難しいと思います。余裕を持って合格できるよう、しっかり準備して望むのがいいと思います。
 なんだかんだ、先手必勝です。高1、高2のうちからずっと勉強する必要は全くないと思いますが、少しでもやっておくと後が楽になると思います。私は高1、高2で英数を固めておいたので、高3は理科に集中できました。ただ、英単語・熟語や古文単語については覚えきれてない部分もあったので後輩の方々は早めに固めておくといいと思います。
 色々な先輩や先生の意見を参考にしながら、自分でどのように勉強するのが良いかしっかりと考え、最後までそれを貫き、戦い抜いてください!