■センター試験得点 820点/900点
■センター試験得点選択科目
前期試験得点 (自己採点) |
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英語 |
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数学 |
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国語 |
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世界史 |
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地理 |
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開示得点 |
94 |
+ |
37 |
+ |
53 |
+ |
34 |
+ |
39 |
=257/440点 |
自己採点 |
85 |
+ |
40 |
+ |
65 |
+ |
35 |
+ |
35 |
=260/440点 |
■受験した感触・・・ 数学で3完1半くらいするつもりが全然解けず、1日目の後来年のことを考えてしまった。嗚呼。
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第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
文科一類 |
C |
文科一類 |
D |
文科一類 |
A |
文科一類 |
A |
受験生だって日々を楽しみたいじゃない
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
私の通っていた高校には、発想や取り組んでいる事が非常に面白い人や、人生に新たな価値観をもたらしてくれる凄い人がたくさんいました。そして、母校生のうち多くの人の進学先が東大でした。「じゃあ、東大いったらもっと多くの凄い奴らと関われんじゃね!?」これが私が東大を志した理由でした。こうして志望校が定まり、高校の間塾にも通ってはいたものの、本格的な受験勉強に取り組み始めたのは運動会が終わった高3の6月からでした。手始めに受けた6月の東大本番レベル模試でも、真面目にやってこなかった社会科目は惨憺たる出来で、ブランクの空いた英語では英作文まるまる解答できず……とかなり焦りを覚えるスタートを切ったことを覚えています。ここからは、こんな状態から8か月程の受験勉強をやりきった体験を基に、私なりのアドバイスを記そうと思います。
社会科目は高2までに全体像をつかんでおこう
前述のとおり社会科目は真面目に取り組んでこなかったので、世界史の通史や地理の基礎的理解も6月から始めることとなりました。これがどれほど愚かだったことか。この時点で他の受験生に不利を背負っていることはさることながら、世界を眺めるごく基本的な視点を高校生活の間身に着けていなかったのです。無論他教科に割くことのできたはずの時間も社会に吸われ、徐々に全体像が見えるにつれ過去の自分の数多の思慮の至らなさを実感する羽目になりました。本当に、一通りやっておきましょう。
勉強のバランスはとろう
私は基本的に長期的な勉強の計画を立てず、その時々に気分がノる教科を勉強していました。こうすると、勿論メリットとして常にある程度気分がノるということは挙げられるのですが、やはりどうしても教科の偏りはできてしまいます。そこで、受験勉強後半からは直近数日について「英語にこのくらい、社会にこのくらい時間割こうかなあ」程度の漠然とした計画(?)を頭に浮かべながら勉強を進めました。計画をきっちり立てる勉強も、立てない勉強もアリですが、いずれにせよ自分に最適な教科ごとのバランスを維持することは必要だと思います。
参考書などを信用しすぎないようにしよう
今日、数多の書籍、ウェブサイト等で「東大必勝の勉強法」などといったノウハウがうたわれたりしますが、本当に質の高低は幅広いです。勿論有用なものも多くあるので、盲目的に信用することなく友達や学校・塾の先生に相談するのが吉でしょう。
日々を楽しもう
ほとんどの人は何らかの形で幸せを得る為に受験勉強をしていることでしょう。私はそんな受験勉強で不幸せになったり、心理的に追い詰められたら本末転倒だと考え、日々を楽しく過ごせるようにしていました。音楽を日常的に聞きながら新しいジャンルも開拓してみたり、勉強に行き詰まったら図書館にいって本を眺めてみたり、興味が向いた韓国語の勉強を始めてみたり、近所の神社に参拝しまくって道真公と心を通わせたり……こうした日々の楽しみをもつことで、受験期間中も、心理的に健康すぎるくらいの状態で過ごせたことは良かったと思います。これが私の中では最も重要だったと思います。
■東進東大特進コースについて
毎授業緊張感があるなか行われ、予習・復習ともに大変でしたが、荒巻先生が作る論述問題の解答は作題者の意図をくみ取りそれに正確に沿って作られていたため、どれもすっと腑に落ちるものでした。授業中の雑談で問題に関連した書籍や映画を紹介してくださったので、図書館にいってそれらをパラパラとめくってみたりする中で時代背景などのより深い理解ができたと思います。
他の受験生と差をつけられない為にもある程度しっかり得点する必要がある東大リスニングですが、その対策を移動中などの隙間時間でも手軽にできるこのアプリ。多様なアクセントの音源が採用されており、雑音が入った音源もあるので、より本番を想定したものとなっています。実際本番は低音が潰れて男性の声が聴きとりづらかったのですが、自己採点の結果はまずまずだったので、このアプリの効果がでたのかと思います。インドアクセント・雑音あり・1.2倍速で最強のリスニング能力を手に入れましょう。
問題のクセが少なく、良い演習になったと思います。解答用紙が本番のものに似ていることも魅力で、特に本番は国語の解答欄がかなり小さいのでそれに慣れる練習としても使えます。また、返却も非常に早いのですぐに復習に取り掛かることができます。さらには頻度も高く、共通テスト後に行われる最終1月の回では東大形式の問題に再び頭を慣らすことができたので、非常に助かりました。
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
多くの情報が錯綜し、何かと周囲が陰鬱な空気になることも少なからずある受験ですが、そんな日々であっても楽しむことこそ大事だと思います。受験はあくまで手段ですから、根詰めすぎず、気を抜きすぎず、苦しみすぎず、楽観しすぎず、頑張ってほしいと思います。