■センター試験得点 758点/900点
■センター試験得点選択科目
前期試験得点 (自己採点) |
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英語 |
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数学 |
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国語 |
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物理 |
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化学 |
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開示得点 |
0 |
+ |
0 |
+ |
0 |
+ |
0 |
+ |
0 |
=0/440点 |
自己採点 |
90 |
+ |
45 |
+ |
30 |
+ |
10 |
+ |
30 |
=205/440点 |
■受験した感触・・・ 多分落ちたけど出し切りはしたから、発表までは遊んでそっから頑張るか~
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第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
理科三類 |
E |
理科三類 |
E |
理科一類 |
B |
理科一類 |
C |
出し切る
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
東大を志した動機
私自身深く考えたことはありません。何となく一番競争が激しく何となく「東大受かれば他の所も行けるな~」位のモチベーションでした。そして割と最後の方まで、体験記を書いてる今でも受けて受かったのが東大のみだからという以外に東大に行く理由というのは思い浮かびません。
部活動との両立
私は小学校高学年から中高と陸上競技に取り組んでいました。ほぼ毎日のように部活があり、大会があるシーズンは土日もほぼ埋まってしまう中で勉強面で私が意識していたことは復習です。問題集や演習などは後にまとまった時間が与えられればこなせるし、その時間も十分あります。しかし授業でやったことの復習を先延ばしにしてしまうと、ただでさえ少ない時間の学習時間の効果すらも薄い状態でまた次の授業に臨むことになってしまいます。忙しいということは大変であることは間違いないのですがそういった中でいかに密度の濃い時間を過ごせるかが重要です。またそういう時こそ隙間時間を有効活用して勉強計画を練ったり、暗記物に取り組んだりと有効活用することが重要です(無論東大志望の人にとっては釈迦に説法かもしれませんが)。
各教科
私は小学校の六年間を海外で過ごしている帰国子女で英語自体はほぼほぼどのような文章を出されても理解できるレベルにありました。しかしそれを日本語に直した際に変な訳になったり、時間配分が下手で平気で80割るような点を取ってくる感じでした。それに対しては添削や実際にいろいろな和訳問題に取り組むことで90後半から100点台くらいに落ち着きました。
数学は高2の2月くらいに一通り学び終えそこからはとにかくいろいろな入試問題に取り組むといったプランで進んでました。今思うとその時期に総合演習ばかりやって、演習慣れはできたものの数学力そのものが低下してしまったと思う節があります。しっかり目的をもって自分の苦手単元や不安な部分を計画的に洗い出し対処するといった意識が重要なのだと思いました。
理科に関しては、その時期の英数の出来に関わらず受験学年に向かう前に片方はある程度習得した状態にした方がいいと思います。いくら短期間で伸びるとはいえどその急激な伸びはじっくり時間をかけて得た体系的知識抜きでは訪れないし、付け焼き刃の学習では安定しないし、いざという時に足下を掬われてしまいます。その中でも秋から直前期にかけては繰り返し演習を積み時間配分(東大の理科はとにかく時間がない)、解く順番、自分のミスの分析などに取り組み実際に多くの人たちからして、勝負の分かれ目となる戦略勝負を制する能力を身につけてほしいなと思います。
以下の東大特進についての欄を参照して下さい。
受験二日間について
受験までの学習面のアドバイスは人によりけりですし、それらの日々は所詮本番力を出すための準備時間、それだけでは無意味な物にすぎません。ここで2/25と2/26の二日間だけの過ごし方のアドバイスを挙げていこうと思います。まずは睡眠です。緊張して眠れないときは目をつぶって横になるだけでも休養効果があると言われているので横になりましょう、間違っても寝る時間を過ぎて勉強していることなどないように。もう一つは各教科ごとの切り替えです。自分の場合は理科が難しく私自身も絶望していたし、前の人は泣いていました。しかし蓋を開ければどちらも合格していました。受験は何が起こるかわかりません。試験をやりきればもう終わりなんですから、途中の失敗などで妥協する理由などありません。とにかく合否を決めるこの二日間を大事に過ごして下さい。
■東進東大特進コースについて
東大特進コース自体には、高校入学直後に入会しました。
帰国子女だったこともあり、国語が苦手教科だったため林修先生の現代文の対面授業を何度か受講しました。しかし初めての演習で、受講者最低点を取りながらも、頂いた丁寧なアドバイスをもとに修正しながら、二回目三回目と人並みの点が取れるようになって行きました。そして迎えた四回目、コツがつかめてきて現代文得意になってきたなと思っていた最中に再び受講者最低点を叩き出してしまい、現代文に対するモチベーションが低下してしまい、方針転換し古典に取り組むようになりました。古典(特に漢文)は知識のインプットだけで、割と早期に標準レベルへと持っていけるので、早めに始めてまた、それをコツコツと維持するのが大事だなと思いました。教材は主に東大特進の資料を活用しました。また、古典の勉強をすることで、国語の試験中に現代文にかけられる時間が増え、熟考された答案を出せるようになったことで現代文の点も上がったという点では、林先生の授業を実際受けて自身の適性を知れたことで最終的に国語を伸ばせたといえるでしょう。
また、直前期には過去問演習講座を活用しまし、1月終わりくらいから10年分解きました。記述問題が大部分を占める東大入試においてこれまでも何個もの答案を見てきた講師の方々によるセカンドオピニオンを得られることはかなり有用なツールだと思いました。
年4回の東大本番レベル模試も受験しました。数か月おきに来るテストはモチベーション維持に大きく寄与してくれたと思います。
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
私が思うに自分が合格できた要因は合格に対する執念だと思います。模試の成績からもわかるように私は決して合格が堅い立ち位置ではなく一月の後期と私立が締め切られた後に返ってきた模試でC判定だった時は本当に不安もありましたし、そこからの一ヶ月弱の心境は思い出せません(悲惨すぎて)。それでも最後の最後でベストを尽くせたのは自分が東大に受かりたいと言う思いを挫けそうになりながらも持ち続け、終わりを迎えるまで一秒、一点を大切にして来たからだと思っています。これを読んでいる受験生のみなさんも、受験を通して困難や逆境と対峙するでしょうが、そんな時も自分を信じて駆け抜けて下さい。