■センター試験得点 827点/900点
■センター試験得点選択科目
前期試験得点 (自己採点) |
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英語 |
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数学 |
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国語 |
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物理 |
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化学 |
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開示得点 |
83 |
+ |
50 |
+ |
43 |
+ |
42 |
+ |
28 |
=246/440点 |
自己採点 |
85 |
+ |
48 |
+ |
48 |
+ |
28 |
+ |
26 |
=235/440点 |
■受験した感触・・・ 物理が難化してそのせいで時間配分を間違え化学まで点が下がり、落ちてないかひやひやしました。
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第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
理科一類 |
B |
理科一類 |
D |
理科一類 |
C |
理科一類 |
A |
勉強をうまく楽しむ
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
苦手科目:国語
国語は、もともと点数が安定しない科目だったのですが、過去問演習を繰り返すことでだんだん安定した点数がとれるようになると共に地力もついてきました。現代文は東進の林修先生の授業が一番わかりやすかったです。問題を構造的に解くので理系でも点数が安定しやすく、ためになりました。古典も学校の教材等で単語文法を覚え、過去問の本文をすべて和訳するという勉強をしていました。入試本文で出てくる単語はいつでも問題として聞かれるかもしれないという危機意識を持ち、地味な勉強ですが過去問を繰り返していました。正直、過去問の解説さえ見ることができる環境が整っているのなら、問題演習は東大の二次の過去問だけをやればいいと思い実際そうしていました。
得意科目はやりすぎず、理科に時間を
数学は、中学校のころから得意で学校の授業をベースにして進めていました。定期テストでは、満点を取れるように学校で配られた教材を完璧にしてから挑むことで、三年生での勉強の負担はかなり少なくなりました。通っていた学校の進度が特別早いわけではなく、三年では理科に時間を割く必要があったのでこのアドバンテージは非常に大きかったです。
入試本番
東大入試本番では物理と数学の難化に苦しめられました。自分自身が物理と数学が得意で点数を稼ぐつもりだったので本番では結構動揺しました。特に化学は、物理に時間を割きすぎてしまったこともあり、今まで取ったことのないような点数でした。落ち着いて解けばもう15点くらい取れそうな内容だっただけに入試本番直後は落ちたかもしれない、と不安でした。結局私は、自己採点を鑑みると紙一重で受かったのですが、私の周りの数学と物理が得意な人たちはことごとく落ちてしまっていました。あまり苦手科目をつくらず、すべての科目で安定した点を取ることが確実な合格には必要なのかもしれません。
過去問演習のタイミング
過去問演習は国語を除いて共通テスト後から始めました。国語は前述のとおり、共通テストの過去問演習の代わりにつかっていたので早くからやっていたのですが、その他の科目は共通テスト後で最悪構わないと思っています。私は一学期と二学期で参考書をまわし、着実に力をつけ切ってから過去問演習に取り組みました。力をつけるだけなら過去問演習より問題集をやった方が網羅的で効率的です。何も分からない状態で貴重な過去問を消費するより、問題演習を積んで合格最低点を目指せるレベルになってから過去問演習に取り組む方が、自分には合っていました。最適なやり方は人によって違うと思うので、受験生の皆さんも自分に合った手法をうまく探してください。
■東進東大特進コースについて
恩師林修先生
私は東進の過去問演習講座に非常にお世話になりました。林修先生の現代文は文章を構造的な形で、非常に論理的に解答を導きます。偶にどこから持ってきたかよくわからないような情報を用いて模範解答を書いていて答案の再現が不可能じゃないかと思うような時がありますが、林修先生の授業ではそれがありません。私はそれまで結構フィーリングで現代文を解いてしまっていたので解答方法の見直しのいい機会になりました。
返却の早い東大模試
東大本番レベル模試は何といっても返却が早いことが最大のメリットで他塾では一か月以上待たされるところを一週間ほどで返却がされます。自分の作成した答案を見ながら復習をするにしても鮮度が大事ですし、一か月前の模試の判定なんて役に立たないこともざらにあります。また、一月にも模試があるのでその結果を見て東大入試本番まで力をいれなおすことができました。また、月によるのですが、一日ですべての教科のテストを実施する回が何度かあり、体力がつきまた、本番では余裕ができました。
担任助手はあなたの味方
担任助手の方が電話をよくかけてくれて、相談したり雑談の相手にさせてもらったりしていました。担任助手のかたはあなたの合格をなによりも祈っている心強い味方であり、入学後の先輩なので気兼ねなく頼りにしましょう。あなたと担任助手はワンチームです。良い判定がでて喜んでいる私の気を引き締めてくれたり、本番前のナーバスな私を励ましてくれた担任助手の方にはこの場を借りてお礼申し上げます。
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
過去問でどんなにいい点数を取っていても本番では何か所もミスをします。質が高い十分な量の演習を積めれば、過去問では合格者平均点を取れると思うのでぜひそこまで最後まで頑張ってください。また、もともと勉強は娯楽でした。勉強をうまく楽しめれば大学合格に一歩近づくと思います。