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茨城県 県立 並木中等教育学校 卒
東京大学 文科二類

西尾 和起さん

■センター試験得点 727点/900点

■センター試験得点選択科目

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   世界史   地理  
開示得点 70 21 40 46 50 =227/440点
自己採点 80 20 65 50 30 =245/440点

■受験した感触・・・ 二日目終わった後は落ちを確信しました。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
文科二類 D 文科二類 B

明日は多分この問題も解ける

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

 まさか半年前の自分は東京大学を受けるだなんて思っていませんでした。私の受験期は少し特殊なものですので、真似したいと思っても真似しないようにしてほしいです。高校三年生になるまで、私は受験を意識したことは一切ありませんでした。部活のサッカーをするために学校に行き、当然東進にも入っていませんでした。高校三年生の春ごろ、志望校を決めました。東京外国語大学です。当時数学が大の苦手だった私は、二次試験に数学がなく、英語と世界史だけで受けることのできる国立大学を探していました。六月ごろまで勉強して、英語と世界史の勉強に飽き、慶応商も行けそうだなと思った私は、一橋大学に志望を変えました。数学と国語が二次試験に追加され、文系の数学という参考書を使い、対策を進めました。9月ごろ、一橋の数学と国語と世界史の難しさと英語の簡単さに辟易した私は、東大に志望を変えました。二次試験に地理が追加されました。もともと社会系の科目は得意だったので、何とかなりました。11月の模試ではA判定を取り、軌道に乗ったなと思いました。共通テスト対策は直前に詰め込んだために、727点しか取れませんでした。これは東大受けれないかなーと思っていたら意外とボーダーが低くて行けるなってなりました。モチベーションが下がったら駒場と本郷まで遊びに行きましょう。過去問は頑張りましょう。解けない問題があったら、明日は解けるだろうなと思って寝ましょう。さすれば受かります。

教科別勉強法

  • 国語

現代文は林修先生についていき、古典は栗原先生についていく。漢文はノリで行けると思います。漢字は対策しましょう。

  • 英語

単語帳の単語をすべて覚え、東進の宮崎尊先生についていき、過去問を十年分くらい解けば大丈夫でしょう。リスニングが比較的簡単なので20点以上はとれるようにしたいですね。毎日好きな英語聞いていればいけるでしょう。

  • 数学

一番苦手なので何とも言えませんが、どんなにとけない問題も明日は解けると思い寝るのが最高の勉強法です。あとはまあ所詮文系数学なんだろうなと思いながら解くのも大切です。まあ行けるでしょの精神で臨みましょう。

  • 世界史

教科書読み込むとかよりも流れの暗記を徹底しましょう。あとはまあ漢字練習。

  • 地理

過去問をいっぱい解きましょう。

うまくいかなかったこと

  • 共通テスト

九割は取れるな~とか思ってたら数学難化と国語大失敗で8割しか行きませんでした。国語に頼った得点の仕方はよくないと思います。

  • 共通テスト利用入試

共通テストで九割取って早稲田の政治経済学部を滑り止めとしておさえようと思って一般出さなかったら普通に共通テスト失敗して落ちました。慢心はよくない。

  • 本番のこわさ

本番は怖いです。緊張で全く力が出せません。そんなもんだと思って臨みましょう。

■東進東大特進コースについて

 基本的にはオンライン受講を行なっていました。受けた講座は主に林修先生の東大現代文と村瀬哲史先生の東大地理、栗原隆先生の東大古文です。特に林修先生の現代文は私にとってとても意味のあるものになりました。現代文がかなり苦手だった私も、林修先生の講座とスタッフによる丁寧な添削を通して、本番前にはなんとか弱点にならないくらいの点数は取れるようになりました。また、栗原先生の東大古文の講座と先生本人による心のこもった添削も最高です。「答えは本文の中にあり!!」という先生のお言葉は試験本番中も頭の中に残り、私を支えてくれました。
 東大本番レベル模試も受けました。東進の模試の良さはなんと言っても返却の速さとその回数の多さです。私は9月から東大を志望したので、第3回と最終の東大本番レベル模試を受験しました。特に共通テスト後に行われる最終の模試は私にとってとても良い練習の機会および自信の源となりました。本番形式での演習機会は数少ない中で、そのような機会を提供してくれる東進には感謝しかありません。
 また、東大のAI予測問題演習もとても良かったです。本番直前に提出したにもかかわらず、どうにか採点を間に合わせてくれた採点スタッフの方々にはとても感謝しています。AI予測問題演習の良いところは取り組みやすさと解説、採点の充実です。解説授業はとてもわかりやすく、理解を助けてくれました。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 東京大学の入試に限らず、本番というものは大変恐ろしいもので、普段出している力の30%ほどの力しか出ないと思ってください。少なくとも私はそういうタイプでした。一つの選択でかなりの点数が変わる共通テストでも、東大の二次試験でも、滑り止めの私大受験でもそれは起こります。普段何気なく書いているような漢字が出てこなくなってしまったり、計算が全く合わなくなってしまうのはよくあることです。そんな状況の中でも、大学に受かることができるような実力と精神力をつけることが不可欠だと思っています。実力は勉強すればつきます。精神力も模試の結果とかでいい判定とればついてくると思います。「自分ができない問題は、周りもできない」と考えられるほどの自信がつけば合格はすぐそこです!!