■センター試験得点 743点/900点
■センター試験得点選択科目
前期試験得点 (自己採点) |
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英語 |
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数学 |
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国語 |
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日本史 |
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地理 |
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開示得点 |
72 |
+ |
12 |
+ |
66 |
+ |
42 |
+ |
31 |
=223/440点 |
自己採点 |
75 |
+ |
30 |
+ |
65 |
+ |
42 |
+ |
35 |
=247/440点 |
■受験した感触・・・ 難化したらしいし多分受かる。数学やばー。
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第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
文科一類 |
B |
文科一類 |
B |
文科一類 |
A |
文科二類 |
D |
自分に負けない。
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
私が東大を志望し始めたのは高校に入学してからでした。周りに流されて自分も東大という感じが強かったです。私は行事がとても好きで、行事があると勉強そっちのけで取り組むことが多く、また、部活も三年の六月まであり充実していましたが、必ずしも常に勉強に集中できたわけではありませんでした。今こうして合格体験記を書けているのは勉強と行事・部活のメリハリがあったからだと思います。私は計画を立てて勉強するのが好きだったため、月の初めにはその月の勉強スケジュールを立てて、それをリスケしながら自分がその時最も効率的に勉強できるようにしました。これも合格に繋がった一因だと思います。できることをできるときにやるという姿勢を持てたことが良かったです。勉強の内容に関して言うと、私は高二までは国数英のみしかほとんど触れず、高三になって社会を始めたため社会科目にはとても苦労しましたが、特に英国は高三の最初の時点で大体完成していたのでそこは大きなアドバンテージとなりました。以下、私の勉強方法について科目毎に書きます。
英語
英語は比較的得意科目だったので早めに完成を目指しました。高一の初めに文法と構文をある程度固めた後は、ひたすら単語と多読を繰り返しました。高二の始めに東大模試で70点を超えれたことは自信につながりました。しかし、成績が停滞し、結局当日までブレイクスルーはなかったものの、英語は安定して最低限は取れるという点では精神面で支えになりました。
数学
数学は特に苦手でも得意でもなくという感じで、高二の終わりまでは学校の授業で勉強を進めていました。高三になって東大特進の数学の授業を全て受け、授業やテキストを観て自分の数学力の拙さを実感しました。そのため高三ではひたすらに東大特進のテキストの予習復習を繰り返し自分の数学力を本当の意味で上げられるようにしました。過去問は結局5年分ほどしか解けませんでしたが、特進のテキストで十分でした。また、模試によっては60点以上取れるものもありましたが、本番では踏ん張って一完三半という程度です。最近の難化傾向も踏まえ、過度に期待せず英社を自分の武器にすべきだと思います。数学の完成は、自分が解けないなら他の人も解けないだろうと思えるくらいで十分だと思います。
国語
現代文は林修先生の授業の予習復習を続ければ本当に敵なしです。総合的な現代文の能力を身につけられれば、他教科にも応用できるので林修先生の下でそうした能力を涵養するのが良いと思います。古文漢文は一二年のうちに単語や文法を固め、三年生になって過去問を解いて点の取り方を考えるというように勉強を進めました。難しいものは本当に手が出ないので、簡単なものを落とさず部分点をしっかり取れるよう意識して答案を作りました。
日本史
上述した通り日本史をやり始めたのは高三の春休みからでした。夏前までには通史を終わらせそこからは過去問研究を行いました。東大模試について言えば、テーマの参考程度に捉えていました。本試では条件文を核として設問の要求に正面から答えることを特に意識しました。時間をかけた分だけ点数が伸びる科目だと思います。
地理
勉強としては、過去問と資料集をひたすら繰り返し読みました。記述量が多いので、問題の意図を素早く汲み考えられるよう演習中に意識しました。最近の傾向を鑑みると、資料集や教科書・過去問に加えて時事にも目を配ることが一層大切だと感じます。気になったニュースや新聞の話は調べておくといいかもしれません。
■東進東大特進コースについて
東大特進について
東大特進コースではほぼ全ての講座を受けていました。どの授業もレベルが高く、また周囲が全員東大志望というのは自分にとって大きな刺激となりました。私は、受験勉強は東大特進のテキストを中心に進めましたが、それだけでも東大に合格する力が十分につきました。復習は本当に大切で、同じ問題でも繰り返し解いて自分のものにできるようにしました。一方で、東大特進で扱わない過去問は疎かになりがちでしたが、そこを自学で埋めるという形で取り組み穴を埋めました。授業以外には、リスニングのアプリを愛用していました。国別の英語や雑音ありなど、自分では対策しにくい実戦的なリスニングに触れられたのでとても良かったです。
東大本番レベル模試について
私にとって東進の東大模試の良かったところは、一年間に4回あって返却が早いところです。他の模試に比べて自分の学力の伸びや不足を定期的に確認できるため自分の立ち位置を知るのに有効でした。また、復習もしやすく、個人的には良問が多いと思います。ただ、受験生のレベルも高く判定は出にくいため、平均点や標準偏差を勘案しながら、前回の自分と比べたり設問や単元ごとに出来を確認して糧としました。
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
受験勉強はとても辛いです。先が見えなくて不安になることもたくさんあります。でも、そんなことをどうでもいいと思えるくらい受かった時は本当に嬉しいです。一年後の合格発表の日に笑って過ごせるよう頑張ってください。苦しかったら周りの友達や両親、先生を精一杯頼って下さい。また、努力も怠慢も自分に帰ってきます。努力は合格の必要条件であって十分条件ではありません。自分が後悔しないまでやり切れたらベストだと思います。やり切ったらあとはなるようになります。がんばれ受験生。東大で待ってます。