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広島県 国立 広島大学附属高等学校 卒
東京大学 文科三類

平松 帆乃香さん

■センター試験得点 734点/900点

■センター試験得点選択科目

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   世界史   日本史  
開示得点 65 34 56 35 36 =226/440点
自己採点 60 20 50 30 30 =190/440点

■受験した感触・・・ なんじゃこりゃ、絶対落ちた(自己採点は感触です)。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定

最後まで諦めないで

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

 私は全体的にどの科目も勉強が遅れていたため、この体験記をそのままペースメーカーにするのは危険だと思います。みなさんは情報を集め、計画的に学習を進めてください。以下、科目・時期別の勉強内容です(カッコ内は苦手か得意か、秋の模試の点数をかいています)。

英語(普通→得意かも?、67)

  • 高3の9月まで:単語・構文・文法をバランス良く勉強。
  • 高3の10月から:英作文とリスニングを重点的に対策。

数学(普通→苦手、2)

  • 高1から高2の5月:ⅡBまで終了。しかし、苦手な分野がゴロゴロ存在。
  • 高2の6月から11月:苦手をなくすため問題集で復習。
  • 高2の12月から3月:別の問題集を2周。
  • 高3の4月:何を思ったか過去問を始める。
  • 高3の5月から高3の8月:過去問が全然解けず、解説すらちんぷんかんぷんだったため問題集に戻る。
  • 高3の9月から共通テスト直前:過去問に再チャレンジするものの、挫折。
  • 共通テスト後から:過去問を時間を計って10年分解く。

現代文(普通、21)

  • 高3の4月から2次試験:林修先生の授業を受講し、復習。

古典(普通、49)

  • 高3の9月から10月:単語・文法・句法をひたすらインプット。
  • 高3の11月から2次試験:毎日古文・漢文の読解問題を解く。学校の先生に添削をお願いした。

世界史(普通→苦手、19)

  • 高3の8月まで:学校の定期テスト対策のみ。夏の模試で30点をとる。
  • 高3の9月から10月:教科書を4周、問題集や授業プリントでアウトプット。
  • 高3の11月:短めの論述問題に手をつけるも、全然解けない。
  • 高3の12月から共通テスト直前:1世紀ごとにざっくりした地図と年表を覚える。問題集を解いて知識のヌケ・モレをなくす。
  • 共通テスト後から:学校の先生に添削をお願いした。

日本史(普通→苦手、28)

  • 高3の8月まで:学校の定期テスト対策のみ。
  • 高3の9月から11月まで:学習マンガを4回読む→その範囲の参考書を読むというサイクルを繰り返す。
  • 共通テスト直前期:問題集を使って知識を詰め込む。文化史も参考書を使って覚える。
  • 共通テスト後:過去問の構成メモをかく→答えを見る→実際に記述するというサイクルを3周する。ただし、苦手な近現代史(第4問)は過去問を読むだけにし、インプットに時間をさく。学校の先生に添削もお願いした。

■東進東大特進コースについて

 東大特進英語(宮崎尊先生)、東大英語特講(武藤一也先生)、数学の真髄(青木純二先生)、東大現代文(林修先生)、東大古文(栗原隆先生)、東大世界史(荒巻豊志先生)を主に受講しました。これらの講座を通じて小手先の受験テクニックではなく、東大入試を正面突破する術を学べた気がしています。私の場合、途中から受講した講座もあり、何故これを最初からとっておかなかったんだろうと後悔することがよくありました。東大特進の授業は東大受験の方向性を示してくれるものばかりなのでとりあえず一度は全ての科目の講座を受講しておくことをおすすめします。
 また、2次試験受験の前日に東大特進の校舎を利用したのですが、温かく励ましていただいたうえにお土産まで持たせていただき、緊張がほぐれました。ありがとうございました。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 私は学校行事に真剣に向き合いすぎた結果、体調を崩し、夏休みに全く勉強できませんでした。もともと成績が良い訳ではないのに、もしかしたら合格するかもしれないレベルまで学力を引き上げることができたのは、秋以降やるしかないと腹を括って勉強したからだと思います。思うようにいかないことがあっても、淡々とやるべきことを継続していくのが大切です。くれぐれも無理はせず、体調管理は十分にしてください。応援しています!