ページを更新する ページを更新する
メインビジュアル

兵庫県 私立 灘高等学校 卒
東京大学 理科一類

松田 知大さん

■共通テスト得点 896点/1000点

■共通テスト得点選択科目 物理 化学 地理

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語      
開示得点 75 24 51 42 28 =220/440点
自己採点 82 30 50 45 29 =236/440点

■受験した感触・・・ 数学も英語も難しすぎたが、なぜか落ちた気はしなかった

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
理科一類 A 理科一類 A 理科一類 A 理科一類 A

努力で掴んだ自信を胸に

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

 高校入試で灘校に合格した私は、入学以降、必要に応じた学校の授業の復習と定期考査の勉強を主にしていました。高2夏に、試しに高2東大本番レベル模試を受験したところ、かなり良い成績を取ることができ、そこで東大を目指せる力がついていることに気づきました。夏以降は、先述した勉強に加えて自分で参考書を購入するなどして少しずつ受験勉強を始めました。高3になり、文化祭、部活動、体育祭に全力を注ぎ、東大合格に向かって周囲の友人と競い合いながら受験勉強に励みました。東大合格は、人生最高の出来事の一つです。

共通テスト

 秋の東大形式の模試以降に地理を始め、パックや過去問を解き、東大換算で100/110点を取ることを一つの目標として、万全の状態で本番に挑みました。しかし、本番の2日間は、最前列の座席で極度に緊張し、失敗できないプレッシャーもあり、精神的にも肉体的にも過酷なものでした。共通テストの10点は二次の1点に過ぎないという余裕を持ちながら、なんとか冷静さを保つことが最も重要だと思います。また、自己採点時に余計な心配事をなくすためにも、マークミスを確認する時間は全科目確保するべきです。

東大二次試験

  • 過去問

英数物化、国語の過去問演習に取り組みました。

  • 目標点

全ての科目が標準的な難易度であった場合、

おおむね英90/数60/物35/化35/国40を目標点としていました。

  • 英語

高校入試でも私を救ってくれた最大の得意科目です。高2冬から東大形式の演習を重ねました。100点を究極の目標としていましたが、6月の東大本番レベル模試や夏の東大本番レベル模試ではスランプに陥りました。リスニングを底上げし、戦略を何度も変更しながら、秋の東大本番レベル模試で会心の成績を取り、本番もおそらく英語に助けられた結果になっていると思います(開示得点発表前に執筆)。

ちなみに、1A→4B→2B→2A→リス下読み→リス(→2A清書)→1B→4A→5の順に解き、下読みは7~8分確保していました。

  • 数学

ほとんどいい思い出がない苦手科目です。数学が得意な人たちを何度羨ましく思ったことでしょう。最も時間をかけ、自分なりに色々勉強しましたが、本番は1問も完答できませんでした。ただ、数学が苦手でも、私のように他教科でしっかり点数を取れば理一には合格できることはぜひ知っていてほしいです。

  • 物理

もともと得意科目ではなかったのですが、後述する苑田尚之先生「東大物理」を受講し、過去問を始めとした演習を重ねることで実力が大きく向上しました。物理はひたすら問題演習をすることよりも原理原則を抜け目なく理解することが重要で、そのためにも「東大物理」の講座は受講を強くすすめます。

  • 化学

理論化学と無機化学は主に学校の授業で、有機化学は高3春に集中的に勉強しました。化学は物理とは異なり演習量も非常に重要だと思います。特に東大化学特有のスピード感は、過去問をしっかり演習することで身につけると良いです。

  • 国語

高校入試の蓄積もあり、模試や過去問では得点が安定していました。ただ、東大側の模範解答や採点基準が分からないので、国語が得意な人も過信は禁物です。古文漢文の基礎知識(古文単語、漢文の句法など)を覚えることは共通テストを見据えても無論重要ですが、それと同じかそれ以上に、古文や漢文を読んだ量と経験値も重要だと思います。

■東進ハイスクール・東進衛星予備校・東大特進コースについて

 高2冬から東大特進コースの授業を取り始めました。同じ校舎の友人と休憩時間に話すことは、特に直前期においては良い息抜きとなりました。
 以下では東進の様々なコンテンツの中で、東大合格に特に役立った苑田尚之先生「東大物理」の授業と、過去問演習講座について書きます。

苑田尚之先生「東大物理」

 この講座は全て受講すれば、力学、波動(干渉分野)、電磁気について網羅的に学ぶことができ、東大レベルの難問に対応する力が自然と身に付きます。特に、電磁気分野を扱う冬の第Ⅴ期講座では、苦手意識のあった電磁気の電磁誘導分野に自信を持てるようになりました。授業時間は長いですが、物理への関心や理解度は間違いなく深まるので、全て受講する価値があります。分かりづらい部分を繰り返し確認できるのでオンライン受講もおすすめです。

過去問演習講座(東大10年分)

 2015年度から始めて、夏休み終わりまでに4年分解き、共通テスト後に東大入試同日体験受験で解いた2025年度も含めた直近4年分を残す形で進めました。東大本番レベル模試の日程や10年以上前の過去問の進捗を鑑みながら進めるとよいです。私は、2015年度以降の全ての年度で、国数理英の順に時間を測って解き、その後に自己採点まで行うことで、本番を意識して演習を積みました。また、数学と理科は主に共通テスト後に、2周目の演習も行いました。大問ごとに解説授業がついているので、分かりづらい部分だけを視聴することもできます。

 受講する講座の取捨選択など、東進では自分で考えて何かを決める場面が多いのが特徴だと思います。常に自分に必要なことを考え、自分で行動に移すやり方が、私には合っていました。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 最後に、後輩の皆さんには「勉強が自信に繋がる」ということを伝えたいです。私は本番、数学が全然解けず、英語も難化したので、試験直後に合格を確信できるはずはなかったのですが、なぜか落ちた気はしませんでした。振り返ると、それは自分の受験勉強に自信があったからなのだと思います。自分はこんなに頑張ったし本番もベストを尽くしたのだから、これで落ちたら仕方がない。そういうある種の開き直りができるまで、自分で考えて、勉強してください。そうして自分の力で掴んだ自信は、試験本番、他の何よりもあなたを支え、奮い立たせてくれるはずです。心より応援しています。