■センター試験得点 833点/900点
■センター試験得点選択科目
前期試験得点 (自己採点) |
|
英語 |
|
数学 |
|
国語 |
|
世界史 |
|
地理 |
|
開示得点 |
91 |
+ |
62 |
+ |
57 |
+ |
39 |
+ |
40 |
=289/440点 |
■受験した感触・・・ 国語は最初ということもあってフワフワしていました。数学は易化していて焦りましたが、落ち着いて計算ミスなくやりきりました。社会はいつも通り。英語はリスニングが聞き取りにくかったけど、その後は切り替えました。
|
第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
文科一類 |
A |
|
|
|
|
文科一類 |
A |
先生の助言と仲間の存在
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
志望理由
高校入学前は、京大法学部を志望していました。京都が好きで、東京は汚いイメージがあったので、京大の方に惹かれていました。しかし、高一時の担任の先生との出会いから、東大を強く志望し始めました。面談時に、東大に行くことのメリットを熱心に教えていただきました。卒業後の選択の幅が段違いに広がること、優秀な友人とより多く出会えることなど、東大の魅力に惹かれていきました。この時の担任の先生との出会いが無ければ東大合格を目指すことはなかったと思います。そして、仲間の存在も志望理由の一因です。周りに東大志望者が多く、彼らは高一の頃から尋常じゃない努力をしていました。「私も彼らと一緒に頑張ろう。みんなで東大に行こう。」と思い、私自身奮起することができました。中高一貫校という環境のおかげで、先生・友人など周りの人に恵まれ、東大合格まで辿り着けたと思います。
勉強法
学校の授業を最優先にしていました。毎日家に帰ったあと、その日の授業内容を復習し、理解度を高めていました。この作業は、中学校1年生の時から1度も欠かしたことがありません。当たり前にやっていましたが、これを徹底的に続けられたおかげで勉強が楽になっていたと思います。定期試験も手を抜かず、授業の復習だと思って取り組んでいました。そして+αで共テ模試や東大模試を受ける中で発覚した自身の苦手分野を分析し、参考書を買い、勉強していました。参考書をとにかくやればいいと思っている人も多いと思います。そしてやっていない参考書が山積みになり、終わる気がせずやる気が無くなるということもあるでしょう。そうではなく、自分に必要な内容を必要な分だけやることが効率的で効果的な勉強法だと思います。他の人より勉強時間も少なくなり自由時間も作れていたので一石二鳥でした。
直前期
共通テストの対策をかなりみっちりやりました。私立の併願は共テ利用で受かっておき、共テ以降は安心して東大一本に集中したかったからです。時間配分を反復して体に叩き込み、自信を持って共テ本番に臨みました。結果自己ベストを更新し、早稲田大学法学部の共テ利用に合格しました。東大の2次試験に向けては、高2時から東大特進コースの授業も受けていました。主に世界史の荒巻豊志先生、英語の宮崎尊先生の授業が役立ちました。私は北海道出身で、地方の受験生の弱点として受験の情報が入りにくいことが挙げられます。しかし東進の先生に科目ごとの勉強法を教えられ、自分でも実践していくことで2次力を上げていました。共テ後から、自分でも過去問に取り組み始めました。既に模試を受ける中で自分なりの解き方を編み出していたので、この時点では各科目10年分程解いて、解き方を確認する程度でした。ただし解答は熟読し、抜け落ちている知識がないか綿密に確かめていました。
■東進東大特進コースについて
東大特進コースの講座を活用しました。レベルの高い授業をオンラインで受講できることは、地方の受験生にとって大変有り難かったです。
東大世界史の対策を何から始めようか悩んでいた高3の始め頃、とりあえずやってみようと思いプレ講座の受講を決めました。東大第2問、第3問の膨大な量の演習を積むことができ、東大世界史の1歩目として最適でした。終わるまで膨大な時間がかかりましたが、必死に荒巻先生の授業についていった経験が論述力の向上に大いに役立ちました。時折かける厳しい言葉も衝撃的でした。投げ出したくなることもありましたが、「今の時代ここまで厳しく言ってくれる先生はいない」と思えるようになってからは、より授業に身が入るようになりました。
宮崎先生の授業をコツコツ受講していました。東大英語は問題が独特で、対策に時間がかかると思います。大問ごとに解き方を教えていただき、その後自分でも過去問に取り組むという勉強法により、東大英語に慣れて発展的な内容も理解することができました。
村瀬哲史先生の東大地理特講はとにかく教え方が丁寧で、地理的事象の因果関係を頭に叩き込むことができました。地理を自分で勉強する時にも、「どうしてこの現象が起こるのだろう?」と考えながら勉強するようになりました。村瀬先生の授業は因果関係を頭に入れておけるので、永続記憶になり役に立ったと思います。
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
やるべきことをコツコツやる。これを徹底するだけで東大にも受かります。日々の授業を100%理解し、苦手分野を発見しては克服し、模試で本番の試験の出題形式に慣れていく。また苦手分野が出てくる……そして克服する。この流れを反復することが重要です。当たり前のことを繰り返すことでいつの間にかライバルを引き離せると思います。是非実践してみてください。応援しています。