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神奈川県 私立 サレジオ学院高等学校 卒
東京大学 文科一類

嶋田 悠太さん

■共通テスト得点 921点/1000点

■共通テスト得点選択科目 世界史 地理 化学基礎 生物基礎

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   世界史   地理  
開示得点 56 26 70 44 40 =236/440点
自己採点 65 25 65 45 40 =240/440点

■受験した感触・・・ 数学と英語の感触が悪すぎて落ちたと思った。社会が今年はすごく簡単だと思った。国語で小説が出たり、英語の第五問の形式が少し変わっていたりと、変更点はあったが問題の難易度は変わらないなと思った(数学以外)。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
文科一類 B 文科一類 B 文科一類 A

少しずつコツコツと

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

総括

 中学三年生の時に学校の成績が良かったため先生から東大を目指さないかと誘われてその時に意識した。学校の授業でやった内容をずっと復習していた。学校のテストの点数は取れたが模試の点数はあまり伸びなかった(特に英語と数学)。高3の夏に部活を引退してから勉強量が増えて急激に成績が伸びた。学校でも一番の成績を取っていて、秋頃は絶対東大に受かるわ、と思いながら勉強していた。当然周囲からの期待もあり、模試などで結果を出してその期待に応えるのが楽しかったが、共通テスト直前や二次試験直前になると自信がなくなり周囲の期待を苦しく感じるようになった。辛い状況でも勉強を止めるわけにはいかなかったので休憩を増やしながら勉強を続けた。

模試

(1)共通テスト模試

割と得意だったので受けた回数は少なかった。理科基礎や情報は直前期にやればいいと思ったので点数は低かった。ほぼ毎回A判定をとって全国で二けたの順位に入ることを目標にしていた。

(2)東大模試

夏から受け始めた。夏は英国数でしっかりと点数が取れることを意識しながら解いた。東進の東大本番レベル模試が回数も多く採点も早かったので非常に役に立った。

各科目の勉強(主に高3)

(1)現代文

あまり時間をかけなかった。過去問を15年解いて林修先生の解説を聞き自分で答えを作ってみるという作業を行った。共通テストは時間配分を意識して過去問と実践問題集を解いた。

(2)古文/漢文

直前期まで文法、語法、語彙の知識は完ぺきではなかった。それでも東大模試などは高得点が取れていたので文章をしっかり読める知識さえあれば良いと思う。できるだけ多く古文漢文に触れるようにした。高3秋からは東大特進の授業を受けて勉強していた。

(3)数学

点数のわりに最後まで苦手意識が抜けなかった。一つの参考書をとりあえず極めようと高3秋までずっと繰り返していた(間違えたところに付箋を貼っていた)。難しい参考書に手を出すのではなく、しっかりと1冊をマスターしてほしい。東大の数学といえどそれほど癖があるわけではない(と感じた)ので気張らずにこつこつ進めてほしい。

(4)英語

通学の時間に英単語をやっていた。高2までに単語帳をマスターしたらほとんどの英文が読めるようになった。高3春に英熟語帳を終わらせそこから別の単語帳を終わらせた。リスニング力が高まるだけでなく、流れる英文を素早く理解する力も付くので速読が苦手な人はぜひリスニングをやってほしい。英作文が苦手だったので自習での自由英作をするときはなるべく新しい表現を使って説得力があり面白い文章を書き、模試ではわかる表現だけ使う方針で表現力を高めた。成績に表れるまで時間がかかったがやっていて楽しかったので苦ではなかった。

(5)世界史

教科書や用語集、資料集の内容をすべて自分でノートにまとめて最高の参考書を作った。自分は何度も書いて覚えるようにした。全範囲は高3夏までには終わらせ、それから復習と過去問に時間を費やし、参考書や東大模試の過去問などはほとんど使わなかった。過去問の出題個所の周辺を含めて流れをまとめるノートを作った。

(6)地理

学校の先生が良くしてくれたのでもともと地理は得意だった。最初のうちは過去問が難しすぎると感じることもあるがやってるうちに必ず解けるようになってくる。知識ではなくその場で考える問題もあり、意外と簡単だなと思うことも増えてくる。村瀬哲史先生と山岡信幸先生の授業をノートにまとめていた。直前期に勘が鈍らないために、AI演習をこなしていた。

■東進東大特進コースについて

過去問演習講座

 高3の夏休みからやり始めた。自分の実力を測るよりも実力を伸ばすためにやっていた。一度問題を解いて、次の日にもう一度解いてから解説授業を受けていた。結局全科目15年分をこなした。夏休みが終わって実力がついたのが如実に感じられた。

東大特進

 高3の秋ごろになるとやることが次第になくなってきてしまって東進の先生に誘われて入った。やることが一気に増えて少しずつこなしていく感じが楽しかった。特に英語、古文、地理はわかりやすく楽しかった。

東大特別演習/AI予測問題演習/東大完成特別講座

 主に英語、地理、古文漢文を利用していた。英語は1Bや4B、5番の問題を解いた。地理は直前期になって勘を取り戻すために使った。地理の難易度はすごくよかった。

東大本番レベル模試

 問題の質は本番とほとんど変わらず実力測定や新しい知識を入れるのに最適だった。返却が早くしっかり今の実力を測ることができたと思う。校内順位もでるのでモチベーションの維持にもつながった。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 受験直前期だからと言って一日中勉強など追い込みすぎるのはよくないと思う(14時間勉強して7時間睡眠をしても3時間も自由時間がある!!)。気持ちにメリハリをつけて、やるときはしっかりやる!!合格した後は楽しい時間が待っているから、一年弱はちょっと我慢して勉強しよう!