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栃木県 県立 栃木高等学校 卒
東京大学 文科一類

酒田 了輔さん

■共通テスト得点 854点/1000点

■共通テスト得点選択科目 世界史 地理 化学基礎 生物基礎

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語      
開示得点 53 43 70 39 27 =232/440点
自己採点 65 43 71 40 26 =245/440点

■受験した感触・・・ 1日目の帰りに漢字調べたのがバカだった。「幻覚」しかあってない……。(自己採は合格発表後)

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
文科一類 A 文科一類 C 文科一類 C

気合いで乗り切る

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

志望動機について

 私が東京大学を志望したのは高1の頃だったと思います。東大への進学実績がある地方公立高校に入学しそこそこ順位が上位だったことで「自分にも東大が目指せるかも?」と自信が湧いたのがきっかけです。またかねてより法学に興味があり文科一類を目指すことに決めました。

東大文科受験における全般的な戦略について

 早々に志望校が決まったため高1から気合いが入っていました。とはいえ高1のうちは基本的に学校の進度に従って基礎固めを徹底しました。東大型の勉強を意識し始めたのは高2からです。6月から「高2東大本番レベル模試」の受験を始めたおかげで自分の得意不得意が明確になり、本格的に得点戦略を立て始めました。以下各教科について詳述していきます。
  • 英語(目標点:75)

不得意教科でした。他教科が楽しすぎたせいか英語はなかなか学習意欲がわきませんでしたが、高2東大本番レベル模試では1月になっても60点台前半から抜け出せず危機感を覚え、英語そのものの学習(単語帳や文法書の周回、リスニングの量を増やす、長文も音読するなど五感を使って学ぶ、など)を見直すとともに解く順番など東大に特化した戦略も考え始めました。具体的には私は4B→1A→2A→2B→3下読み→3→4B→5→1B→4Aという順でした(結局本番直前に1から順番通り、に変えたのですが……)。

  • 数学(目標点:55)

得意科目でした。高1で数Ⅲまでの学習を終え問題演習に入りましたが、その中でも意識していたのが解けた問題でも間を空けて3回は解き直す、ということです。初めて解いた時は知らなかった解法に気付けたり、時短ルートを発見できたりとメリットがたくさんあります。過去問演習は高3の夏に始め、それに加え模試の過去問を解きました。過去問をたくさん解くことには「これだけやったんだから」と自信がつく一方、本番でミスった時の精神的ダメージが大きい(まさに今の自分!)というデメリットもあるので注意してください。

  • 国語(目標点65)

安定しない科目なため得意不得意は断定できません。高3の模試では自己ベストと自己ワーストとの乖離が28点もあります。その中でも古文と漢文は安定させようと古文単語と古漢の問題演習はなるべく欠かさずにやりました。この2つは基礎事項(文法、句法など)を徹底するだけで東大レベルにも十分太刀打ちできるレベルに仕上げられます。また古漢が早く解き終わることで、時間さえあれば解答を洗練させられる現代文に割ける時間が増え、全体の得点向上にも繋がります。国語は古漢を中心に学習しつつ現代文は誰かに添削を頼むのが良いと思います。

  • 世界史(目標点:45)

得意(というか好きな)科目でした。通史は学校の進度に合わせて学習し、終わったのは高3の9月頃でした。そこからは2冊の教科書を熟読し知識や表現を整理しつつ、過去問も同時進行しました。世界史は頭の中でストーリーを組み立てながら学習するととても楽しいです。東大の過去問は古い年の問題の類題を度々出題するので出来る限り遡るのがおすすめです。

  • 地理(目標点:35)

苦手でした。本格的に勉強を始めたのは高3で、基本的には共通テスト用の勉強の中で基礎知識を身につけていきました。過去問を始めたのも共テ後とかなり遅めでした。地理に関しても類題の出題は度々あるので古い過去問を遡るに越したことはありませんが、データの更新もあるため過去問だけを鵜呑みにせず常にニュース等で情報を仕入れましょう。また「第1問は見たことないテーマが出がちなので第2問から始める」などの自分なりの作戦を練るのも重要です。

■東進ハイスクール・東進衛星予備校・東大特進コースについて

講座

 年間を通して受講したのは村瀬哲史先生の東大地理特講でした。明るい口調と元気な雰囲気で授業に引き込まれました。この授業では難解な東大の問題も大抵は基礎知識で太刀打ちできるということが学べました。東大地理に特化した参考書は少ないため、この講座はとても貴重でした。東大特進コースは有名講師の授業がオンラインで受講できるということで地方公立の身としてはとてもありがたかったです。

東大本番レベル模試

 年4回開催、中7日で返却というところが最大の魅力でしょう。また高2内での偏差値や順位が分かるというのも自分の立ち位置を把握する上で重宝していました。

東進リスニングアプリ

 一つ一つが短いため隙間時間でも進めることができました。雑音入り音源やオーストラリア、インド話者の英語などバリエーションが豊富で様々なタイプに対応する力を身につけられました。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 気合いだけは誰にも負けないと自負できる受験生活でした。東大入試も2日目に関しては開門1時間前に到着し、列の先頭に並びました。そんな1年を一言で表すなら「楽しかった」です。もちろんこれは今だから言えることですが、後で振り返ってこう思えるって大切だなと感じました。友と切磋琢磨した放課後も、模試の判定が最悪で涙した夜も全てが楽しい思い出です。そう思えるような受験生活を過ごしてもらいたいです。皆さんが来春、合格を勝ち取られることを心から祈っています。最後まで頑張ってください。