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東京都 都立 西高等学校 卒
東京大学 理科一類

太田 晃輔さん

■センター試験得点 716点/900点

■センター試験得点選択科目

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   物理   化学  
開示得点 67 65 35 35 20 =222/440点

■受験した感触・・・ あと一年予備校に通ってみっちり勉強したら受かりそうだと思った

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
理科一類 A 理科一類 E

受かれば何でもいい

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

 私は全ての試験が終わったとき、99.9%の確率で落ちたと思うほど問題が解けなかったので私の勉強法やアドバイスは本当に参考程度にしてください。

高1、高2の頃

 部活や学校行事には積極的に参加していました。この頃は校内の実力テストで上位に入ることを目標に勉強していたのですが、定期テストはあまり勉強しないで臨んでいました。定期テストはちゃんと勉強したほうがいいと思います。

高3

 6月までは部活があったので高2までと同じように過ごしていました。部活を引退してからは学習が遅れていた理科に重点を置いて勉強しました。夏休みに理科を沢山やったのですが、そればかりでは辛く、結局あまり勉強できなかったと思います。苦手科目ばかり勉強すると疲れてしまうので他の科目と混ぜながら勉強すると良かったと思います。秋には数学の過去問を始めました。この頃に英語の過去問を始めることを推奨されましたが、理科の完成を急いでいたので過去問はやらずにいました。直前期に焦ることになってしまったので始めておけばよかったと思っています。冬には共テ対策も本格化させましたが、同時に数学以外の過去問も解き始めました。年が明けてからは共テに集中しました。直前期は 過去問を解く→発見した苦手分野を基礎から確認する ということをひたすらやっていました。過去問の添削は学校の先生にやってもらいました。時間がないときは自分で採点しました。

本番

 本番のことを書いている人は少ないですが、極度の緊張の中行われる東大入試は少しのハプニングで何十点も変わると思うので、書く価値があると信じて書きます。
  • 国語:漢文に30分も溶かしてしまったので古文に10分しかかけられませんでした。普段から時間制限を厳しめにして演習すると良いと思います。あと滑稽を書き間違えました。スマホを使うようになったせいで中学校の頃より漢字力が落ちていました。皆さんも気を付けたほうがいいと思います。
  • 数学:大問6が捨て問だったので実質的には30分短い東工大数学だと思って解きました。直前の演習で計算ミスを連発していた(いつものことですが)ので、いつもより検算にかける時間を多く取って、積分は死ぬ気で答えを合わせにいきました。
  • 理科:物理が何も分からなくて絶望しかけました。とりあえず有機化学に35分をかけて18点分ぐらいを確保してあとは知識問題を中心に解き、悪あがきをしていました。有機化学は時間がかかる分着実に得点できるので焦ったらここを取りに行くべきだと思います。
  • 英語:時間通りに解いているつもりがいつの間にか一問分遅いペースになっていて焦りました。法文一号館25教室で行われるリスニングは聞きづらく、問題も難しかったので、何も分からなかったです。適当にマークするしかありませんでした。高校入試でリスニングのあとに頭が真っ白になって併願校に落ちた記憶が蘇りましたが、最後まで粘れました。

このように本番では何が起こるか分かりません。

■東進東大特進コースについて

  • 化学:鎌田真彰先生のテキストで苦手だった無機化学、有機化学、高分子化合物の復習を共テ前に行いました。化学は苦手教科で、共通テスト演習でもそれまではあまり点が取れていませんでしたが、本番では9割を超えることができ、二次試験では今までの模試よりもできたと思います。テキストはよくまとまっていて大変役に立ちました。
  • 東進リスニングアプリ東大二次試験対策:かなり素晴らしいリスニング教材だと思います。私は毎日このアプリを使っていました。
  • 東大生のスタッフの皆さん:定期的に重要なタイミングで電話をかけてくださり、相談をしたり、アドバイスをいただいたりしました。本物の東大生と話すことで東大に親近感が湧いて、二次試験を安心して受けることができたと思います。私の無茶な東大特進の利用法にご理解をお示しいただき、私の質問にも親切に対応していただきありがとうございました。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 私はかなりギリギリで合格した人間なので、人にアドバイスするべきではありませんでしたが、これだけは言わせてください。本番ではどんなことがあっても絶対に諦めないでください。その心一つで数百時間分の勉強時間のビハインドをひっくり返すことも十分可能です。人から色々言われるかもしれませんが結局決めるのは自分です。受かれば何でもいいので、皆さんが後悔の無いように勉強されることを願ってやみません。