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群馬県 県立 前橋高等学校 卒
東京大学 理科一類

竹内 透斗さん

■センター試験得点 772点/900点

■センター試験得点選択科目

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   物理   化学  
開示得点 70 48 33 37 41 =229/440点
自己採点 65 45 40 30 45 =225/440点

■受験した感触・・・ 1日目に自己採したら、現文1箇所、数学2箇所で問題を読み間違えて絶望した。2日目は逆に解脱した状態で受けることができた。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
理科一類 C 理科一類 A 理科一類 B 理科一類 C

愛も青春もない高校生活

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

 まず、これを読んでいる人に伝えたいことが一つあります。できるだけ早く、今すぐ恋愛や青春をかなぐり捨てて受験勉強に本腰を入れてください。これに限っては受験生全員に当てはまると思います。以下に書き連ねることはあくまで自分の場合なので、参考程度に。

うまくいったこと

  • 高2のうちに英数をほぼ完成

英語は東大の過去問で半分、数学は数Ⅲまでを全て終わらせましょう。数学について、基礎を学んだうえでの高2の東大特進は本当におすすめです。量も高2の時点ではそこまで多くないため、高2の秋からでも高2の分は全て間に合います。英語については強いて言うなら英文解釈をしたら伸びた気がします。

  • 高3は東大特進に全振り

なんとか高2の東大入試同日体験受験までにA判定をとり、5教科脳死で東大特進に突っ込みます。これほど東大特進を取ると他にできることはあまりありませんが、逆にできることが絞られて良いと思います。余った時間で過去問をやりましょう。自分は東大特進の進みが遅く、過去問は物理と数学しかまともにできず苦労しました。ただ自分は英語に関してほぼノータッチだったので、英語が苦手な人は少しずつ継続的に英語に時間を割きましょう。

うまくいかなかったこと

  • スケジュール管理

スケジュールは無理ないように組みましょう。特に直前期はやりたいことを全てやりきるのではなく、残り時間から逆算して優先順位をつけましょう。またスケジュール通りに行動できなかったら、自分を責めて翌日取り戻そうとするより、スケジュールそのものを見直したほうがよいです。

  • 共通テスト

去年より難化するとは思っていませんでした。満点を取るはずの数学ⅠAで7割を切ってしまい、受験後は体が震えていました。しかしⅡB以降は元のメンタルに復活できたのがよかったです。

教科別勉強法

  • 英語 中2のときに英検準1級を取り、その時の貯金で英作文を乗り切りました。単語や文法は高1までに詰め込みました。リスニングや第5問は慣れです。
  • 数学 青木純二先生に感謝。数学の真髄を取って過去問をこなしましょう。ただし問題文の読み間違えには注意。(2敗)
  • 国語 現代文は林修先生の授業を取っとけばまず間違いない。古文は単語文法の他に古文特有の知識を身に着けること。
  • 物理 自分は苦手ですが、基礎から詰め直して過去問を直前期に解きまくりました。また、2体問題など学校では通常教わらない事実を自分で導出して理解して経験則としてある程度常識だと思えるようにしたほうが断然有利です。
  • 化学 現象を正しく理解して解法のパターンを確立し、問題演習をたくさんしましょう。

■東進東大特進コースについて

受講講座

 高2のころから東大特進は受験する科目で取れるものは全て取っていました。おかげでかなり忙しかったのですが、やることはかなり絞られていました。その中でも特におすすめなのは、林修先生の東大現代文、青木純二先生の数学の真髄、大西哲男先生の東大化学、鎌田真彰先生の東大特進化学です。
  • 林修先生

論理展開を追うことで、根拠を持って現代文の答案を記述することができるようになりました。さらに現代文の記述の際のポイントもわかりやすく説明してくれるので、答案の書き方も学ぶことができました。

  • 青木純二先生

解法暗記に頼らず、根本的な部分から正しい理解を促し、自分で解法を応用できるようになりました。また添削も丁寧で、テストゼミ形式の講座もありモチベーションアップにつながりました。

  • 大西哲男先生

解法パターンの確立と上質な問題を大量に用意してくれるので、自然と実力がつくようになりました。予習復習は大変ですが、絶対にやりましょう。

  • 鎌田真彰先生

東大頻出のテーマについて深く切り込んでくれるので、現象の理解がしやすくなりました。細かい部分にもきっちり踏み込んでくれるため、本番でもほぼ全ての問題が埋まりました。また問題量も多く、大西哲男先生とかぶる部分もありますがそうでない部分も多く、両方受講してもよいと思います。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 同じ場所で勉強していると、自分はそのうち飽きがきて集中できなくなったので、そのような人は学習場所を変えてみてはいかがでしょうか。自分は学校の教室、図書室、自習室、カフェを渡り歩いていました。色々な場所をめぐって勉強してみるのも楽しいですよ。