■センター試験得点 673点/900点
■センター試験得点選択科目
前期試験得点 (自己採点) |
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英語 |
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数学 |
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国語 |
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物理 |
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化学 |
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開示得点 |
0 |
+ |
0 |
+ |
0 |
+ |
0 |
+ |
0 |
=0/440点 |
自己採点 |
75 |
+ |
50 |
+ |
35 |
+ |
30 |
+ |
20 |
=210/440点 |
■受験した感触・・・ 一日目大成功、二日目失敗という感じだった。
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第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
理科二類 |
D |
理科二類 |
E |
理科二類 |
E |
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E |
絶対に諦めないのが一番大事
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
私が受験勉強を本格的に開始したのは高3の春からでした。周りが勉強する中、直方体の鉄塊を見続けた1、2年の間に身につけた私の学力は単位をギリギリ回収できる程度でした……。そんな私は東大の難しさも知らないまま進振りの制度に惹かれて東京大学を無謀にも挑戦しようと決め、最終的に合格を掴むことができました。そんな受験生が抱く妄想のような多くの幸運と努力に彩られた合格の中で得られたことを書きたいと思います。
うまくいったこと
- 各教科の対策が良い先生に恵まれたおかげでうまくいっていたと思います。特に現代文の林修先生は右も左もわからない私に現代文の解き方と面白さを教えてくれました。
- 直前に積分の復習をして、本番に大問一個積分が出て得点源となった。
- 物理の問題はしばしば教科書から出題されており、最近宇宙系の話題が多かったので教科書の万有引力の部分を見直したところ問題をドンピシャで当てたこと。
うまくいかなかったこと
- 最も成績を伸ばすことができる機会であった夏休みに気が抜けてしまい、勉強があまり捗らなかったこと。
- まだ範囲が終わってない、実力不足等を言い訳に過去問を初めて解いたのが共通テスト後になってしまったこと。夏休みくらいにやってない範囲の分だけ時間を削って、どれだけを速く解かないといけないのか体験すべきだった。
- 理科の時間配分を本番で急に変更し、もったいないことに取れるはずのところが取れなかったこと(これは問題をドンピシャで当ててテンションが上がったことに起因する)。
勉強のヒント
- 音楽(自然音除く)は勉強開始の心理的ハードルを下げるのに有効だが、毎日やると効果は薄れるし、そもそも勉強の効率は絶対落ちる。
- 環境選びはとても大切で、つい話してしまう友達は絶対にいないほうがいい。こんなことを話そうなど無意識に考えてしまう恐れがある。また、時々環境を変えると緊張感が増し、勉強が進むことも多いので良いと思う。
- やる意義があると感じるものをやることもとても大切で、勉強効率を大きく変化させる。例えば、単語帳一冊覚えるにしても東大が出しそうな単語を網羅しているものをやるのと、社会人向けのものをやるのでは効率とやる気両方が大きく変わってくる。
- ダラダラやらず短時間で“完璧”にする意識を持つこと。常に「こうすればこの分野は満点がとれるのか?」、無理なら「なんで満点取れないのか?」ということを常に考え、それに応じて勉強を進めるのが最も良いと思う。
- 古文単語は古文のテストのたびにわからないものは調べて単語帳を制作するとよい。問題で出てきた後だとそれが重要単語のように思えて覚えやすいですし、そもそもよくテストに出てくる単語は重要単語に違いないので本当におすすめの勉強法です。
■東進東大特進コースについて
講座について
印象に残っているのは林修先生の授業だったと思います。現代文はほかの科目に比べて圧倒的に自主学習の難易度が高く、手を付けるのが困難なので一度は受講することをお勧めします。ほかの授業も、細かい内容まで教えてくれたので良い授業ばかりだったと思います。ただし、学習予定はしっかり立てないと、そこそこボリュームがあるため終わらなくなってしまいますので注意したほうが良いと思います。
東大本番レベル模試
絶対に受けるべきです。実際にどのような難易度の問題がどのくらいの時間で解けないといけないのかは知っておくべきです。ただし復習をしない、大問をそれぞれ何分で解くか決めない、目標点を立てないなどのことをするとお金の無駄なのでしっかり準備をして取り組みましょう。思うような結果が出ないことも多いと思いますが、私はむしろ思うような結果が出て慢心したり、何をやればいいかわからなくなるよりは全然いいと思うので落ち込みつつも次の模試に向けて頑張れる良い機会だと思います。
AI予測問題演習
単純に過去問が二年分増え、採点までしてくれる。さらには講座を受けることまでできるのでおすすめです。ここでアドバイスなのですが、東大の過去問を早いうちに解いたら直前に解くものがなくなってしまうのではないかと懸念してる人も多いと思いますが、この予測問題演習にはテストゼミまでついているので、むしろ直前に色々持ち越しすぎるのもよくないと思います。
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
あれこれ偉そうに書きましたが、これらはすべて私の勉強法であって他人に適切なものとは限りません。私のアドバイスに限らず、情報をうのみにするのではなく実際にやってみて自分に合うものを取捨選択するのが良いと思います。一年という長い期間、常に努力するのは困難で辛いものです。もしかしたら周囲の人は気が抜けてしまうかもしれません。しかし、それは不断の努力が万人にできることの証左に他なりません。ぜひ一年間努力し、合格した最高の瞬間を味わってください。東大で待ってます。