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千葉県 私立 渋谷教育学園幕張高等学校 卒
東京大学 理科二類

高根 照太さん

■センター試験得点 787点/900点

■センター試験得点選択科目

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   物理   化学  
開示得点 79 92 29 30 56 =286/440点
自己採点 70 80 30 25 55 =260/440点

■受験した感触・・・ 数学出来てよかったー

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
理科二類 A 理科二類 A 理科二類 A

最後は自分

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

 私は高校三年の十月末まで部活があり、周りの人に比べて勉強時間が少なかったので、量よりも質を重視した効率的な勉強習慣を身につけようと努力しました。私と同じような境遇にある人はぜひ参考にしていただけたら幸いです。
 まず私が東大に入りたい!と思った理由は、簡単に言えば「進振り」があるからです。もともと誰かの役に立つ仕事に就きたい、と考えていた私は親と話をするうちに弁護士がよいのではないかということを感じていました。しかし受験においては社会科目が大の苦手で、数学が好きだったので理系のほうが有利だと考えていました。そこで理系として受験して大学に入ってから文転することができる東大の「進振り」制度に魅力を感じました。3年から法学部に入るにあたって、理一も理二もあまり変わらなかったので、では合格者最低点が低い理二を受けよう、ということになりました。
 目標は高いに越したことはないと考えていて、本番の目標は英数国理の順に80804080の280に設定していました。もし本番で何かミスを犯しても、合格最低点は切らないくらいの余裕を持った目標設定は結果成功したのだと思います。基本的には模試は会場で受けることができず、自宅受験という形をとっていました。最後の「最終1月東大本番レベル模試」だけしか会場受験できなかったので、そこの点の不安は多少はありました。なので受けられる東大レベルの模試はぜひどんどん受けたほうがいいと思います。東大の問題はどれも時間がシビアなので、本番形式の演習をして慣れていくのが一番効果的であると思います。
 受験勉強中につらい時期が来るかもしれませんが、そういう時は気分転換に一回勉強をやめてリラックスできることをするのも大切だと思います。結局心身ともに健康であることが一番大事なので、そこは忘れずにあと少し精一杯頑張ってみてください。また自分のしたこと(例えば今日丸一日寝ちゃった……や今日ほとんど勉強してない……などなど)はあまり後悔せずポジティブに捉えてみてください。きっと結果的にはそのほうが良い方向に転ずると思います。本番はやはり緊張しますし、いつも通りの力を発揮できないかもしれません。しかしそれはどの受験生にも言えることであって、自分だけが……といって不安になる必要はないです。受験後のことを想像しながら楽しんで受けてください。

■東進東大特進コースについて

 私は東大特進コースのみに在籍し、数学,英語,物理,化学の講座を主にとっていました。基本的に部活が忙しかったので、手軽にとれる東大特進のシステムには本当に感謝しています。そこでここでは各科目について詳しく述べたいと思います。
  • 数学:青木純二先生の「数学の真髄」と長岡恭史先生のテストゼミを取っていました。それまでは何となく問題を解いていましたが、論理的に考える力を身につけることができ、成績向上につながりました。またある程度の演習量を確保することができました。Ⅴ期Ⅵ期の「数学の真髄」テストゼミでは、記述答案の書き方を丁寧に添削してくださったので、自分の日本語のおかしい点などを確認、修正することができました。
  • 英語:宮崎尊先生の講座をとっていました。問題量が豊富なので、東大の英語の形式になれることができました。また、日常的な表現など非ネイティブが苦戦するようなところまで参考資料に載っていたので、とても役に立ちました。
  • 化学:鎌田真彰先生の講座をとっていました。テキストの中にたくさんの過去問例が載っていて、演習量には困りませんでした。またテキストの中身がとても濃く、良い復習材料としても利用できました。
  • 物理:苑田尚之先生の講座をとっていました。物理とは何かということから深く丁寧に学ばせてもらいました。正直私は物理に時間をかけることができなかったので、本番ではうまく点数を稼げませんでしたが、しっかりと自らの頭で考えて学んでいけば、高得点をとれるくらいにまで成長できると思います。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 最後は自分自身との戦いです。自分のしたこと、することに自信をもって信じ抜いた人が合格できると思います。ぜひ自信を持てるように精一杯努力をして、悔いの残らない受験生活を送ってください。応援してます。がんばれ!