
髙澤 史直さん
■センター試験得点 点/900点
■センター試験得点選択科目 世界史 地理 物理基礎 化学基礎
前期試験得点 (自己採点) |
英語 | 数学 | 国語 | 世界史 | 地理 | ||||||
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開示得点 | 98 | + | 54 | + | 85 | + | 42 | + | 38 | =317/440点 | |
自己採点 | 95 | + | 35 | + | 70 | + | 30 | + | 30 | =260/440点 |
■受験した感触・・・ 一日目が終わって落ちたと思いました。ツイッターの「東大 難化」で気持ちを落ち着かせました。
第1回(6月) | 第2回(8月) | 第3回(10月) | 最終(1月) | |||||
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東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 | 判定 | 志望学類 | 判定 | 志望学類 | 判定 | 志望学類 | 判定 |
文科一類 | A | 文科一類 | A | 文科一類 | A | 文科一類 | A |
勉強するあまり毎日が嫌になったり、逆にモチベーションが下がるのは嫌だったので、「夜十時以降は勉強しない」「好きなこともする」と決めていました。自習室から帰ってくるのが大体十時くらいなので家族は私が勉強しているところをあまり見たことがないようです。好きなお笑いの動画を勉強の合間や寝る前に観て気分転換しました。
2)自信「受かる」「落ちる」の二事象で考えると合格率は五〇%ですが、「首席で受かる」「次席で受かる」「三番目の成績で受かる」……「四百番目の成績で受かる」「落ちる」という四百一個の事象に分割すると合格率は九十九%を超えます。無論、この考え方は各事象が同様に確からしくないので数学的には正しくありませんが、日本で四百人も受かるならその中に自分が入ってもおかしくないじゃないか、そのくらいの感覚で考えていました(何言ってるんだと思ったあなたの感性は正しいです)。
気分転換しすぎました。受験直前の年末にМ1グランプリを三回戦からすべて観たのはさすがにやりすぎです。後悔はしていません。
2)杜撰なスケジュール管理気分屋の私は、その日の気分でやる内容を決めていたのでもっと効率的にできたと思います。
多くの先輩や先生方が基礎が大事と言いますが、自分もこれに尽きると思います。かっこつけて難しい問題集をやる必要はありません。根本の理解が一番です。
2)「知らなかった」ノート過去問演習や模試の直しをする時、あるいは授業中、自分が知らなかったり、なるほどと思ったことをルーズリーフに箇条書きにしていました。しっかり書くと続かないと思ったので殴り書き程度です。直前に見返したときはいい復習になりましたし、自分の勉強してきたことに対して自信にもなりました。
3)総合力を上げる私が東大に合格できた一番の要因は苦手が少なかったことだと思います。受験直前の一か月は受験科目すべてを一日一回は触れるようにしていました。モノカルチャー受験は危険です。
宮崎尊先生の東大特進英語を一年間受けました。英語を英語として理解することが出来るようになります。
2)数学松田聡平先生の授業と青木純二先生の数学の真髄を受けていました。松田先生のテキストは例題や演習問題が多く、実力が付くと思います。また授業でも、問題を解くときのプロセスを重点的に解説してくださるので、「解答を見たら分かるけど、何故そういう考えに至るのか」という悩みを持つ方におすすめです。青木先生の授業は特に好きでした。基礎から数学が学べる本当に楽しい授業で、数学的視野が広がります。数学の真髄の基本原理追究編を受講できなかったことだけが心残りです。
3)現代文良質な問題が限られるため、最も自力での勉強が難しかった教科ですが、林修先生の東大現代文を受けたことでなんとなくで問題を解くことが無くなりました。
4)古文・漢文古文は栗原隆先生の授業で東大対策を行っていました。個性的で楽しい授業です。漢文は三羽邦美先生の授業を受けました。どちらも基礎が大事な教科ですが、基礎を疎かにして苦労しました。両者、テキストの巻末に文法や単語の重要事項がまとまっているので、もっと有効活用できれば良かったです。
5)世界史東大受験者に荒巻豊志先生の東大世界史は必須です。東進ハイスクールのスタンダード世界史や『荒巻の新世界史の見取り図』と合わせて学習しました。自分では到底思いつかない考え方に毎回出会えてとても面白いですが、先生の解答が自分には書けないほど高度だと思ったら、潔く自分の書けるものを書くという姿勢も大切だと思います。