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東京都 私立 広尾学園高等学校 卒
東京大学 文科一類

河島 心優さん

■センター試験得点 780点/900点

■センター試験得点選択科目

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   世界史   地理  
開示得点 76 40 68 36 38 =258/440点
自己採点 75 40 60 45 35 =255/440点

■受験した感触・・・ 受かるとしてもギリギリ。落ちるとしてもギリギリ。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
文科一類 C 文科一類 C 文科一類 C 文科一類 C

東進一筋で掴んだ合格!

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

 私が東京大学を目指し始めたのは、高校1年生の夏に東進衛星予備校に入学したことがきっかけでした。当初は、東京大学を手の届かない目標のように思っており、実感のわかないまま、何となく東進に通う毎日でした。これが一変したのが高校2年生の夏です。私は中高一貫校に通い、中学1年生の時から吹奏楽部に所属していました。しかし、あるトラブルから退部を決めました。そして、その時に言われた「このままじゃ大学受験でも失敗するよ」という言葉が勉強に熱を入れることになったのです。退部して空いた時間を受験に費やすようになり、東進に通う日数も講座数も増えていき、東大本番レベル模試も積極的に受けるようになりました。秋には、初めて東大特進コースに参加することを決めました。青木純二先生の数学の真髄、林修先生の東大現代文、荒巻豊志先生の高2世界史を受講しました。この時期の授業は今となっては基礎的なことですが、当時の私にとっては非常に応用的で予習などに大変苦労していました。しかし、この時期に学んだことは受験本番に活かせる重要なことばかりでした。特に、荒巻先生の授業は私にとって運命的なものだったと記憶しています。こうして、私の東大受験勉強は本格的なものとなりました。

うまくいったこと

1)自分なりの生活リズムを作れたこと

睡眠時間や就寝時間、元気の出る食べ物などなどは人によって違います!高3の12月以降は特に、学校がなくなるため、自分に合った生活リズムを維持することが大事だと思います!

2)やはり、早期スタート

色々な人が言っていると思いますが、とにかく早ければ早いほど受験勉強はいいのです。「受験勉強にフライングもスピード違反もない。」by林修先生

3)たくさん演習&復習

東進のコンテンツを通してたくさん初見の問題を演習&復習していたことが合格につながったと思います。

4)頼れる人が周りにいたこと

誰でもしんどくなる時期は来ます。そうした時に近くにスタッフさんでも、親御さんでも、話せる相手がいることは大事だと思います。

よくなかったこと

1)友達やネットの情報に惑わされていたこと

よく、「この塾がいい!」「この参考書は必読!」などといった意見を耳にすると思いますが、結局大事なことはそうした情報量ではなく、自分が良いと信じる勉強法を貫くことだと思います。

2)共通テスト(1日目)や私立入試の自己採点

共通テスト1日目に自己採点をしてあまりにも良かったため、2日目の数学で失敗しました。また、私立入試で当日に自己採点をして、あまりにも悪かったため、しばらく引きずりました。これを読んでるみなさんは自己採点のタイミングを考えよう!!

教科別

  • 英語  東進リスニングアプリを活用すべし!
  • 国語  古文漢文は高校3年生になる前or高校3年生の初期に完成させておくべき!現代文はとりあえず林先生の授業を受けてみてほしい。世界が変わる。
  • 数学  演習を積んでください。私は、東進の東大特別演習をひたすらやってました。
  • 世界史 過去問が一番大事だと思います。演習や添削を通して、東大の問題傾向などを分析してみてください。第一問は演習をたくさんこなしたので、今年の問題を見て少しショックでした。
  • 地理  演習問題をしっかり復習して、資料集や地図帳を学習に活かすことが重要だと思います!

 私は、いわゆるバランス型で、秀でた科目が受験を通して見つけられなかったのですが、逆に苦手科目がなかったということが強みになったと思います。とはいえバランス型が良いというのではなく、合格すればあなたの勝利なので、自分なりの得点の取り方を見つけてください!

■東進東大特進コースについて

授業

 林先生や荒巻先生、青木先生や村瀬哲史先生など、非常に多くの先生、講座にお世話になりました。講座のノートは本番直前まで何度も復習しました。

東大特進

 林先生の現代文の授業は高校2年生から2年間受けていました。添削も丁寧で、授業そのものに加え、講評もとても参考になりました。苦手だった現代文との向き合い方や正確な解法を総合的に身につけることができたと感じています。荒巻先生の授業も2年間受けており、最高でした。世界史にとどまらない教養を身につけることができました(余談ですが、正戦論など、これが小論文の試験でも活きました)。青木先生の授業も2年間受けており、もちろん最高でした。アプローチから答案の書き方まで、数学を徹底的に学ぶことができました。他にも、英語など、添削があるものは積極的に受けました。自分の解答を添削してもらうことで、自分の癖や解答の作成順序などを分析するのに役に立つと思います。

東大本番レベル模試

 何より回数が多いのが助かりました。自分の苦手範囲などを把握して日々の学習に役立てることができました。また、思考プロセスなどを解説授業で学ぶことができたのも非常に良かったと思います。

過去問演習講座

 私立対策もこれを用いました。何より添削が良かったです。返却も早く、様々なアドバイスを得ることができたので、特に地理では答案の書き方を修正していくことができました。東大の過去問演習講座では、他の人の優秀答案が閲覧できたことが良かったです。完璧な解説に対し、リアルな答案を見ることができ、参考になりました。

東大特別演習

 演習問題をやりたい秋〜冬にピッタリでした。ひたすら初見の問題を解けて、解説も充実しており、添削もされるため、東大の二次試験の得点アップに非常に役に立ちました。出題傾向対策セットが本当におすすめです。直前期のテストゼミも最後の演習としてとても役に立ちました。おすすめです!!

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 よく「受験を楽しめ!」と言われることがあると思います。しかし、それは受験を終えたからこそ言える言葉であって、実際受験には大変な苦労が付き纏います。みなさんはそんな言葉には囚われず、ただひたすらに各々の思いを抱いて勉強をし続けてください。全力で勉強してください。本当に受験に関して言えることはそれだけです。受験が終わった後に、後悔しない自分になれるように、満足する結果が得られるように、今はただ机に向かって鉛筆を持ってください。そうすればきっと、「受験楽しかった!」と言える日が来るはずです。応援しています。