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神奈川県 私立 栄光学園高等学校 卒
東京大学 文科一類

髙久 陽規さん

■センター試験得点 816点/900点

■センター試験得点選択科目

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   世界史   地理  
開示得点 78 54 56 35 47 =270/440点
自己採点 75 50 60 30 20 =235/440点

■受験した感触・・・ みんな数学えぐいって言ってたけど、俺、数学に好かれ……あれ? 数学さん……?

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
文科一類 A 文科一類 A 文科一類 A 文科一類 A

賽は投げられた? いや、君が賽を「投げる」んだ。By俺

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

科目別勉強法

  • 英語

高1後半からコツコツ。単語・文法→英文解釈→長文読解の順。直前期には速読の練習。あとは模試の結果などを見て適宜英作をはさむなど変更。直前期に過去問をやりまくり始めてからの伸びがエグかった。ただ本番は失敗した模様。

  • 数学

高1後半からコツコツ。網羅系参考書をひたすら周回しつつ、徐々に参考書のレベルを上げていく。高2の頃に毎朝2-3時間やっていたら、いつのまにかに日本一になった。その後はレベルを維持しつつ勉強時間の割合を減らし、ヤバかった社会系に割いた。マジでやれば報われるし武器になる。

  • 現代文

林修先生についていった。わかりやすいし面白い。

  • 古文

単語は本当に大事。単語帳を一日一時間弱で一周ってのを一週間ぐらい続ければ覚えられる。あとは文法を固めて演習。直前期に単語帳をやり直したのが効いた。

  • 地理

共通テスト用の参考書で基礎を固めてから演習……だと思う。苦手だったので特に何か言える立場じゃないです!!

  • 世界史

教科書第一でやってきたけど正しかったのかは不明。教科書は少し単語量が少ないから一問一答もやるといいかも。東大世界史は教科書がピッタリだと思う。


伝えたいこと

1)やりはじめが一番きついって話。

これはマジです。そしてこれに気が付いてから、私は勉強への耐性が付きました。やっぱり最初はみんなきついんですよ。新しい参考書を使い始めるときとか。まあ最初の最初はちょっとワクワクしてるかもしれないけど、次第にきつくなってくるもの。初見の問題とか解けないし、いつまでも終わりが見えないし。でもそこで匙を投げたてはいけません。3周目くらいになると楽になってきます。5周目くらいになると問題を見るだけで解法が出てきます。そしたらもうこっちのもので、快感にまみれながら勉強できるようになります。しかもかなり力はついているはずなので、新しい参考書に手を出してもそこにあるのは「既視感」そして「快感」。勝ち確ですね♪


2)いつやるか? 今でしょ。

私が受験を意識したのは、高1の終わりくらいのことでした。勿論そのころから全力フルスロットルでいったわけではないですが、受験生全体としては少し早めですね。多分。これが後で絶大な効力を発揮しました。簡単なことです。旅人算です。先にスタートした人たちは、後にスタートした周りの人たちと同じペースで勉強するだけで合格できます。それに成績上位をとれるためモチベーションの維持も容易です。そういうわけで、私はあまり受験勉強が苦痛ではありませんでした。切実に言います。今から勉強しましょう。

■東進東大特進コースについて

受講講座

  • 東大現代文

めちゃくちゃ面白かった。論理的に解いていくからタメになるし、時々挟まれる林修先生の(ブラック)ジョークも最高。みんなに受けてみてほしい。


東大本番レベル模試

 ほかの模試より返却が早く、忘れないうちに復習できる。特に現代文などは、早めに復習しないと自分がどう考えて答えを出したのかを忘れてしまうことが多い上に、採点してもらうことでしか気が付けないミスも多々あるため、非常に役に立った。また、個人的にだが、数学の問題の難易度は、全模試の中で東進東大本番レベル模試が最も本番の難易度に近いと思う。あと、解答用紙が最も本番に似ている。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 受験勉強はゲームです。皆さんが持つ、国語、数学、英語など、さらに細かく言うと英作文、英文解釈、英単語などなどといった能力を伸ばして、「入学試験」というクエストを攻略するゲームです。まずは模試や学校の定期テストから自分の能力値を正しく認識しましょう。そしてどこを伸ばすべきか考え、計画を立てます。これが最も大事な作業です。どれにどれくらい時間を割くのか? どの参考書を何周するのか? いつまでに終わらせるのか? 次の模試での目標は? などなど。これができればもうほぼ大丈夫です。あとは自分の完璧と思われる計画を遂行していくだけ。ですがもちろん最初から完璧な計画なんて作れません。少なくとも私には無理です。思うように成果が出ないこともあれば、参考書が想像以上に時間がかかることも多々あるんです。そんなときには計画に加筆修正して、さらに完璧に近い計画を立てましょう。その繰り返しです。そうすればいつの間にか、あなたは合格しているでしょう! 多分ね!