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千葉県 県立 船橋高等学校 卒
東京大学 文科一類

山本 志優さん

■センター試験得点 758点/900点

■センター試験得点選択科目

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   世界史   地理  
開示得点 55 48 62 41 42 =248/440点

■受験した感触・・・ 古文の問題、東大特進で解いたことある!数学2完半いけたかな!?まあ実力は出せたな……。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
文科一類 A 文科一類 B 文科一類 E

彼を知り己を知れば百戦殆からず

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

 高校入学まもない頃、志望校を記入する際に思い切って、「東京大学文科一類」と記入したことが、東大を目指すきっかけとなりました。その後、先輩や友人との会話を通じて、国家公務員として社会に貢献することに魅力を感じるようになり、東大文一への決意を固くしました。

時期別

  • 高校入学〜高校1年生冬

いざ、大学入試に向けてスタートを切ろうとしても、何から手をつければよいかわからず、なかなか成績が上がらない時期が続きました。週6日の部活動で、勉強時間が確保できなかったこともあり、勉強法を見直そうと思い、東進の冬期特別招待講習に参加しました。

  • 高校1年生冬〜高校2年生

冬期特別招待講習で受けた林修先生の授業に感動し、東進での学習は東大合格への近道になると確信した上、オンラインという授業形態が部活動との両立を可能にしてくれると思い、東進への入学を決意しました。毎回の授業が楽しみで、予習を頑張るようになり、教わったことを自分のものにしたいと思い、復習を頑張るようになり、自分に合った学習サイクルを確立することができました。次第に勉強時間が増え、学校が始まる前の2時間を勉強時間に当て、部活動で不足する勉強時間を補いました。

  • 高校3年生

東大入試同日体験受験で初めてA判定を取ることができ、自信に繋がりました。また、友人の紹介で、東大特進コースに通うようになり、同じく東大を目指すライバルを見て、刺激を受けました。東大特進コースを通じて、本格的に東大入試を分析するようになり、東大入試の奥深さに惹かれると同様に、難しさに圧倒されることもありました。秋以降成績が伸びない時期が続きましたが、徹底した東大入試の分析が共通テスト後の成績の飛躍に繋がりました。

科目別

  • 英語 高校入学時から得意科目としていましたが、東大模試となるとなかなか得点を伸ばせませんでした。時間配分が厳しく、多様な問題が出題されるため、東大形式の問題に数多く触れることが肝要だと考え、東大特別演習を通じて、多くの東大模試の過去問に取り組み、得点を伸ばすことができました。
  • 数学 最も苦戦した科目でした。高校1年生の頃は問題を暗記することで対処しようと考えていましたが、未知の問題に対して全く対応できませんでした。そんな中、青木純二先生と出会い、自然な発想から解答に至るプロセスを教わり、数学に対する姿勢が180度変わりました。その後は、多くの問題を解くことよりも、1つの問題から多くのことを学ぶことを意識して予習、復習を行い、成績を伸ばすことができました。
  • 現代文 東大の過去問はもちろんのこと、林修先生の解説が非常に論理的で、毎回の授業が楽しみでした。授業を通じて、自分の思考過程を、添削を通じて、自分の表現を反省するようにしました。
  • 古典 なかなか意欲的に取り組むことができませんでしたが、「文献学の基礎になる」という古文の栗原隆先生の言葉をきっかけに、分析して、解釈を加え、再統合していく過程に魅力を感じるようになりました。
  • 世界史 細かい知識ではなく、世界史を俯瞰する視点を獲得することを目指したことで、東大世界史を解答する力だけではなく、社会科学を幅広く学ぶ姿勢を身につけることができました。
  • 地理 高校の補習で大量のセンター試験の過去問演習を行ったことで、統計資料に対する知識の運用を学ぶことができました。また、積極的に添削を受けたことで、多角的な視点を持って考察し、加点ポイントを意識しながら、簡潔に解答する術を身につけることができました。

■東進東大特進コースについて

受講講座

  • 数学の真髄 基本原理追究編では、通常の学習では理解が浅くなりがちな、論理(命題、条件、同値変形、写像など)やベクトル、三角関数などの重要事項を、単なる公式の暗記に留まらず、本質的に理解できるように解説してくださいました。受験勉強を本格的にスタートする前に、今後の飛躍のための基礎を築くことができました。東大特進や東大実戦演習編では、基本原理追究編で培った豊かな数学的感性を基に、自然な発想に至り、その発想から論理的な解答を仕上げる過程を丁寧に解説してくださり、未知の問題を解き切る力を身につけることができました。
  • 東大世界史(プレ講座)では、約40年分の第2問、第3問を演習することができ、第1問を解答するための基礎を早い段階で築くことができました。論述編では、難解な第1問を中心に、主題の把握から要求されている歴史的視点を見出し、的確に言語化する術を解説してくださいました。また、授業前に直接答案を見ていただいたことは、勉強のモチベーションになりました。

東大本番レベル模試

 東大の過去問演習の補完として、十分な演習量を確保するのに有効でした。また、自分の立ち位置を詳細なデータから知ることができ、今後の学習の指針となりました。東進模試の特徴である答案返却の速さは、復習や学習計画の円滑化に繋がりました。さらに、解説授業を受けることができ、解答解説には書かれていない出題者の意図や、解答へ至る思考過程を知ることができました。

過去問演習講座

 演習結果を年次別、科目別、大問別に可視化することができ、自分の長所、短所を分析するのに役立ちました。また、問題や解説を印刷することができ、復習する際の手間が省けました。さらに添削を受けることができるので、客観的に自分の答案を見直すことができました。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 タイトルにもある通り、彼=東大の出題傾向、己=自分の得意不得意を徹底的に分析することが最大のアドバイスです。分析ができれば、対策方法が見えてくると思います。あとは、その対策方法を実践するのみです。うまくいかない時でも、東大に行きたいという気持ちを無くさずに、どんなに小さなことでもよいので、昨日の自分よりも成長できたと思えるように行動しましょう。そうすれば、きっと道は拓けてきます。頑張って下さい。応援しています。