■共通テスト得点 965点/1000点
■共通テスト得点選択科目 世界史 日本史 物理基礎 化学基礎
前期試験得点 (自己採点) |
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英語 |
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数学 |
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国語 |
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世界史 |
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日本史 |
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開示得点 |
77 |
+ |
21 |
+ |
73 |
+ |
36 |
+ |
38 |
=245/440点 |
自己採点 |
75 |
+ |
30 |
+ |
60 |
+ |
40 |
+ |
40 |
=245/440点 |
■受験した感触・・・ 英語も数学も出来なかった気がする。周りの出来次第かな……。
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第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
文科一類 |
A |
文科一類 |
A |
文科一類 |
A |
文科一類 |
A |
量より質
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
私の受験生活は傍から見れば順調だったかもしれません。しかし実は悩みながら、これでいいのかと手探りで試行錯誤しながらようやくここにたどり着きました。まずは私の中高6年間の記録を、勉強を中心に振り返ってみたいと思います。
中学校時代
私はスーパーエリートコース生だったため、中1の春に東進に入学し、数学の先取りを始めましたが、小3から競泳をやっており、週4~5でハードな練習をこなしていたため、受講は停滞気味でした。しかし人より時間がない中で、いかに勉強の質を上げるかということを追求していたことは、私の成功の大きな秘訣だったと思います。中2のコロナ禍のロックダウン期に一念発起して一気に受講を進め、中3の4月には数Ⅲを修了しました。
高1~高2の12月
水泳に没頭し、勉強は定期テストの対策に加えて、好きな数学と英語を気ままにやっていました。受験はあまり意識していなかったものの、ある程度の勉強習慣を維持できたのは後々役に立ちました。
高2の1月~高3の6月
1月に入ると共通テスト同日体験受験を意識し、世界史の通史の受講を始めました。それをきっかけに、定期テストの勉強以外していなかった世界史を勉強するようになり、荒巻豊志先生の東大特進の授業を受け始めたこともあり、世界史は私の好きで得意な科目になりました。しかし日本史は、高3の夏休みに入るまでほぼノータッチでした。このことが2次試験直前になって私を苦しめることになるとは知らず、呑気に世界史ばかりやっていました。6月に引退しましたが、引退の直前は家で1分も勉強しない日も多かったです。
高3の7月~8月
引退して時間が確保できたことで、自分は東大志望のライバルたちに勉強時間で負けているという焦りが生まれ、主に自分の弱点をつぶすことに着眼し、夏休みを有効に使うことができました。夏休みにようやく日本史の通史を一周したところ、8月の東大本番レベル模試で日本史が爆伸びしたことに慢心し、東大の日本史は勉強しなくてもいけるのでは?という間違った思い込みをしたまま、秋を迎えました。
高3の9月~12月
夏休みが明けると、学校の授業が始まり、文化祭の準備にも追われ、自分の勉強時間を確保するのが難しくなりました。文化祭が終わっても、夏休みの鬼気迫る気概は取り戻せませんでした。しかし共通テスト本番の1か月前になって本当に時間がないということに気づき、12月の共通テスト本番レベル模試の結果が思っていたよりも悪かったこともあり、スイッチが入りました。
共通テスト直前
1月に入ると、共通テスト対策に集中しました。睡眠時間を絶対に削らず、生活リズムを整えることを最優先に過ごしていました。2次で使わない科目も手を抜かず、全教科満点を狙って勉強したことで、本番は模試で取ったことのない点数を取ることができました。
共通テスト後~2次試験直前
ここで気を抜いたら共通テストのアドバンテージが消えてしまうと思ったので、トップを目指して勉強しました。共通テストボケを克服するため、過去問や、2次型の問題をとにかく解きました。最終東大本番レベル模試の結果も悪くありませんでしたが、ここにきて自分の勉強量の不足が不安要素になり、試験前の3日ぐらいは泣き暮らしていました。しかし、家族が支えてくれたおかげで、試験当日は晴れ晴れした気持ちで会場に向かうことができました。
■東進ハイスクール・東進衛星予備校・東大特進コースについて
東大特進の授業は、荒巻豊志先生の世界史と林修先生の現代文を受けました。この二つは、教科に対する見方を一変させ、本当に感動するのでぜひ受けてみてほしいです。どう一変するのかについては、他の人が色々書いていると思うので割愛します。
その他でおすすめなのは以下の通りです。
①東進リスニングアプリ
リスニングは毎日続けることが重要です。このアプリはスマホで手軽に使え、速度も調節できます。私は1.2倍速で1日平均15分ほど聞いていたところ、過去問ではリスニングを1ミス、2ミスで抑えることができるようになりました。本番の音声もゆっくりに聞こえたので、倍速で聞いておくといいことがあるかもしれません。
②東大特別演習
このAI演習で、東大の出題傾向に沿った問題にたくさん触れることができ、形式に慣れたり頻出の単元やテーマを確認したり、さらに直前期には、共通テストボケの解消にも役立ちました。東大特別演習は量が多いので、やり切ることを目標にする必要はなく、自分の目的に合わせて演習をこなし、これだけやったんだから大丈夫という安心材料にするといいと思います。1日のノルマを設定してこつこつやるもよし、その日の勉強の補強として使うもよし。
③東大完成特別講座(大問分野別対策)
最後の仕上げに役立ちます。漢文の知識の抜けの確認や、東大英語の鬼門とされている4Aの対策をやってくれるので、いよいよ大詰めとなる時期にもってこいな、本番で1点でも多くもぎ取るための講座です。
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
受験が終わるまで、つらい時は何度もあるかもしれませんが、つらいのはあなただけではありません。私も、一緒に頑張っている学校や東進での仲間の姿に励まされてなんとかここまでやり切ることができました。ここで一つ、つらい時や、やる気が出ない時に頑張るためのとっておきのコツをお教えします。それは、ここで頑張れば受かる!と自分に言い聞かせることです。寒くなると朝布団から出るだけでもつらいし、疲れて帰ってきた日に勉強するのはつらい。そんな時は、今すぐ布団から出れば受かる、あと30分だけ数学頑張れば受かる!と、念じてみてください。皆さんが最後まで悔いなく走り切れるように、心から応援しています。