
河村 麟太郎さん
■センター試験得点 827点/900点
■センター試験得点選択科目
前期試験得点 (自己採点) |
英語 | 数学 | 国語 | 世界史 | 日本史 | ||||||
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開示得点 | 73 | + | 65 | + | 67 | + | 32 | + | 25 | =262/440点 | |
自己採点 | 75 | + | 70 | + | 60 | + | 30 | + | 30 | =265/440点 |
■受験した感触・・・ そこそこの出来だが、最低点は高くなるだろうから厳しいかも。
第1回(6月) | 第2回(8月) | 第3回(10月) | 最終(1月) | |||||
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東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 | 判定 | 志望学類 | 判定 | 志望学類 | 判定 | 志望学類 | 判定 |
文科二類 | C | 文科二類 | B | 文科二類 | B | 文科二類 | A |
私は中高一貫校に高校から入学しました。そのため、高校入学当初から中学入学組との学習進度の大きな差を感じさせられ、高1の時に必死に勉強しました。後から考えるとこのころの頑張りのおかげで、皆がある程度勉強し始める高3になる前に大きなアドバンテージを得られていたことが勝因の一つでした。ただし、個人的には先取りの際には国語・数学・英語の三教科を優先することをお勧めします。何故ならば、社会は集中的に学習することで短期間で成績アップを望めますが、逆に先述の三教科は高1の頃までに基礎を身につけておかないと受験期に応用力が十分に得られないからです。
私は、夏までにある程度国数英が仕上がっていたのですが、社会は全然仕上がっていませんでした。にもかかわらず、つい自分が好きな数学の勉強を優先させてしまいました。(夏休みには日本史に1週間触れなかったこともありました。) それで、夏休み明けにさすがにやばいと思い、友人の力を借りることにしました。具体的には、毎日勉強会を開いて社会一科目の過去問を解いて解答について話し合いました。その結果、何とか東大で勝負できるくらいのレベルにはなりました。
私は就きたい職業が決まっていなかったことや大学で勉強したい分野が定まっていなかったため、周りの友人や先生に流される形で東大を志望することに決めました。その結果、大学でやりたい事が明確だった友人に比べるとモチベーションが低かったです。なので、モチベーション維持のためにも、早いうちに将来のビジョンや大学で学びたい分野を決めておくことをお勧めします。その際に東進のコンテンツにある『トップリーダーと学ぶワークショップ』や学校で行われる講演会が参考になると思います。また、就きたい職業が決まらないときは、自分が好きな教科を大学で掘り下げるのも一つの手です。
高1、高2の時、私は主に定期考査の勉強に集中しており、東大の入試問題の傾向を知りませんでした。その結果、高3のはじめに初めて解いた東大世界史の過去問で歯が立たず、勉強法を間違えていたことに気付きました。なので高2の時までには過去問を一年分解いて傾向を把握し、それを基に勉強法を確立しておくのをお勧めします。
マクロな視点とミクロな視点を併せ持つことを意識していました。具体的には、一読目で段落ごとの関係性を把握し、必要に応じて図示していました。二読目には文章の表現一つ一つにこだわりながら精読する事で、適切に傍線部付近の論理関係を理解し、解答要素の取捨選択することに努めました。
典型問題の解法や公式を暗記することは重要ですが、暗記だけで終わってはいけません。解法の背景にある考え方や公式の証明を理解することで初めて応用力が身に付きます。学校の先生には証明できる公式しか使ってはならないといわれていました。また受験期は東大レベルの問題を毎日一問は解いて勘を鈍らせないようにしました。
毎日欠かさず音読やリスニングを繰り返すことを意識していました。個人的には英語は継続的に努力することでしか成績は上がらないと思います。
本番のリスニングは、訛りやノイズが含まれており、聞きづらいという特徴があります。このアプリはインド人話者やノイズを採り入れてこの特徴を再現できていました。
返却が速く、自分が受験中に思考したことを記憶している状態で復習をできたので、自分のウィークポイントを見つけやすかったです。また、徒に難しい問題がなく、レベル設定も適切でした。リスニングも本番を再現できていたと思います。
現代文……林修先生の授業を受け、文章の表現にこだわって自信をもって解答要素を選べるようになりました。
世界史……荒巻豊志先生は高1、高2の時に一問一答の勉強しかしていなかった私に東大世界史のための適切な勉強法や世界史の奥深さを教えてくださいました。
自分と選択科目や志望する科類が同じ先輩が担任になってくださったため役立つアドバイスを沢山くださいました。また、直前期の熱い激励のおかげで自信をもって本番に臨めました。
本番直前の演習教材として使いました。出題形式が本番に近いのは言うまでもないことですが、この教材の最も素晴らしい点は復習のしやすさにあります。演習の直後に解説授業を受講できるため問題が解けなかったもどかしさをすぐに解決できてよかったです。また、採点スタッフの方が個別のアドバイスを書いてくださったので自分に足りない力に気づくことができました。