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兵庫県 私立 灘高等学校 卒
東京大学 文科一類

橋口 和史さん

■共通テスト得点 942点/1000点

■共通テスト得点選択科目 世界史 地理 物理基礎 化学基礎

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語      
開示得点 58 59 65 45 45 =272/440点
自己採点 65 50 80 45 40 =280/440点

■受験した感触・・・ 英語までは順調だったため、落ち着いて受験できた。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
文科一類 A 文科一類 A 文科一類 B 文科一類 A

楽しんで!

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

中1〜高3夏

 私たちの学年は中学1年生のときにコロナ禍の真っ只中にあり、6月に学校が始まるまでほとんどすることがありませんでした。その期間に東進を利用して数学を早めに履修していました。今振り返ると、そのおかげでバスケットボール部や生徒会と勉強との両立が可能になったのだと思います。
 中学生から高校3年生の夏までは、東進の受講を少しずつ進めながら、基本的には学校の定期テストの勉強を中心に学習していきました。

高3秋

 高校3年生の秋になり、バスケットボール部を引退してからは受験勉強に向き合う時間となりました。文転したこともあり社会科目が手薄だったため、この時期は主に社会の暗記に取り組んでいました。
 振り返ると、この時期は過去問演習を楽しむための準備期間だったように思います。

高3冬

 冬になると過去問と向き合う時間が多くなりましたが、それは私にとって楽しい時間でした。特に世界史は学びが多く、受験で点を取ること以上の価値があったと感じています。
 東大世界史の過去問は、単に知識を思い出すだけではなく、歴史上の出来事をどのような視点で整理し、どのように結びつけて説明するのかを問うものでした。過去問を解く中で、出来事同士の関係や歴史の構造について考える機会が多くあり、非常に面白いと感じました。出来事を結びつけて理解する作業は、安易に行えば陰謀論に近いものになりかねません。しかし、東大教授が作成した問題を手がかりに、一つの視点から世界史を捉え直していく過程は非常に興味深いものでした。

苦戦した科目(現代文、地理)

 一方で、勉強がなかなか進まない分野もありました。特に現代文と地理は、何をすれば力が伸びるのかが分かりにくく、手応えを感じにくい科目でした。
 ただ、現代文については「過去問演習講座」での林修先生の解説を参考にしながら過去問を分析し、答案の構造を一つ一つ検討していくことで、東大の現代文で求められている記述力が徐々に見えてきました。
 また地理については、「過去問演習講座」の採点基準の作成方法に納得感があり、書くべき内容がどのように定まっていくのかというプロセスを自分でも再現できるようになりました。その結果、知識がある問題での失点を防ぐことができるようになったと思います。

文理選択

 私は高校2年生で文理選択を行う際、法学や社会学といった人文学への興味から、自分の進路は十中八九文系だろうと考えていました。しかし一方で、高校物理・高校化学に触れておきたいという気持ちや、万が一理系に進みたくなったときに理転は大変だろうという考えもあり、ひとまず理系を選択しました。
 そこから理系科目にも少しはまり、一時期は苑田尚之先生の物理の授業も受講して東京大学理科一類を目指して勉強していました。しかし高校2年生の秋、学校の合宿で人文学に再び触れたことをきっかけに文系への進学意欲が高まり、文転することになりました。
 個人的には、文理の選択にどうしても迷った人は理系を選択するのが良いのではないかなと思います。

■東進ハイスクール・東進衛星予備校・東大特進コースについて

受講講座

 高校3年生では主に東大特進の世界史を受講していました。
 荒巻豊志先生の授業は東大世界史の対策にとどまらず、世界史そのものの面白さを実感できる授業でした。同じ講座を受講する友人と議論する機会も生まれました。

東大本番レベル模試

 東大本番レベル模試は、本当は年に何十回も受けたいと思うほど、知識のアウトプットとして良い機会でした。本番に近い形式で答案を書く経験を積むことで、自分の理解の穴や記述の癖を客観的に把握することができました。

過去問演習講座

 過去問演習講座では、一定の説得力のある基準が示されており、「何を書けば得点になるのか」を独学よりも明確に把握することができました。
 特に地理では、東進の解答例が「表」を答案化したような構造になっており、非常に説得力があります。頭の中で表や因果関係の整理図を作ってから記述する習慣が身につきました。
 知識をただ並べるのではなく構造化して答案に落とす訓練となり、「知識があるのに点が取れない」という状況を減らすことができたと感じています。
 また林修先生の解答例には、東大現代文に必要な要素が凝縮されており、学ぶことが非常に多かったです。

スタッフ指導

 スタッフの方による指導では、各段階で求められる到達度を具体的に示していただけたため、必要以上に焦ることなく学習を進めることができました。その結果、部活動など勉強以外の活動との両立という点でも大きな助けになりました。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 入試は通過点にすぎませんが、かといって軽視できるものでもないと思います。自分が面白いと思える科目や過去問を大事にしながら、楽しめる形で受験勉強を続けていくのが一番良いのではないかと思います。