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奈良県 私立 西大和学園高等学校 卒
東京大学 文科二類

小室 青空さん

■センター試験得点 778点/900点

■センター試験得点選択科目

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   世界史   地理  
開示得点 86 67 64 35 30 =282/440点
自己採点 90 70 50 35 30 =275/440点

■受験した感触・・・ 全科目無難に終わった。感触もいつもどおりってことは多分(75%)大丈夫やろ。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
文科二類 B 文科二類 B 文科二類 A 文科二類 B

バランス型という戦い方

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

勉強

 私は誰にも負けない得意科目がなかったので、どの科目も中の上ぐらいのバランス型を目指して勉強しました。
  • 英語

帰国子女でかなり得意だったので、高2までは最低限の課題だけやって、苦手な国数に時間を割きました。高3からは独特な東大の形式になれるため、過去問約十年分を進めながら、不安な分野をさらに練習しました。また、苦手だった自由英作文、英訳問題は友達と相互添削をした後、学校の先生に添削をお願いしました。

  • 数学

初めは、基本的な問題には手を出せるのに応用問題はお手上げ状態でした。なので、高1、高2で勉強時間の大半を割きました。東進の講座や学校のオリジナルテキストで演習を重ね、考える機会を増やすことで、様々な見方、アプローチが自然に思いつくようになり正答率も上がりました。連想ゲームみたいに与えられた条件から思いつくものを試しましょう!高3は社会に疲れた時気晴らし感覚で問題集を解いて感覚を維持していました。

  • 国語

古典……朝の単語テストに備えて電車で単語帳を読み、定期考査前に再度確認して、暗記事項は定着させました。高3は、過去問を解いて、わからなかった語句や読み違えをした箇所の読解方法をノートにメモして、模試前に見返していました。

  • 地理

基礎は学校の授業と定期テストの勉強で固めて、高2で共通テスト同日体験受験では7割取れるまで定着させました。高3になってからは週末課題で東大型の問題を友達と相互添削しました。また、過去問演習講座で10年分を進め、解説を読み、必要だと思っていた知識ややらかしたミスをノートにまとめました。典型問題を取り切ることが最低限取るためには大事だと思い、直前期には一度やった過去問をもう1度解いて、知識の定着、伝わる日本語で答案が書けるかをチェックしました。

  • 世界史

高1,2は定期考査で9割を目指して通史を定着させましょう。高3では学校の先生に添削してもらいました。また、本試の過去問を東大特進の荒巻豊志先生の授業で進めました。途中で第1問で稼ぐのは無理だと思い、第2問の過去問を重点的にするようになりました。

よくあるQ&A

  • 定期考査はガチるべきか?

絶対にガチってください。後で詰め直そうとしても、意外と時間がないです。定期考査で基礎は固めましょう。

  • 模試のやり直しはするべきか?

もちろんするに越したことはありませんが、私は高校2年生まで、数学以外手が回りませんでした。高3のときは全科目、特に社会を重点的にわからなかったところをノートにまとめていました。

健康面

 自分の健康状態は把握して体調を崩した際の対処法を準備しておきましょう。また、体調を崩したらしっかり休みましょう。高3で夏休みと冬休みの2回コロナにかかりましたが、最初の2日はあまり勉強せずにしっかり休み、症状が落ち着いてから徐々に勉強量を増やすので問題なかったです。

モチベーション

 勉強の息抜きによく東大生YouTuberの動画を見て自分が東大生になる所を想像していました。(exふぁそら、みおりん、あきぴで)また、アプリに自分の勉強内容、時間を記録していました。自分の頑張りが可視化されて、いいねが欲しくてもっと勉強しようと思えました。また、やる気がなくなったときはライバルの記録を目の当たりにして再度やる気を注入しました。

■東進東大特進コースについて

東進衛星予備校

  • 国語:高2ハイレベル現代文トレーニング、数学:テーマ別数学ⅠAⅡB、東大対策文系数学

いずれも、授業の質の高さは言うまでもなく、厳選された問題を多くの数をこなすことで確実に東大の問題に対応できる思考回路が身につきます。

  • 過去問演習講座:自分一人の意思で進めるのが難しい時、担任助手の方に進捗状況を確認してもらいました。また、添削と、一緒についてくるワンポイントアドバイスにより自分が気づかなかったミスや失点に気づく事ができます。さらに、毎回点数が出るので自分の現状が把握できます。解説授業も特に国語や地理で重宝していました。
  • 担任助手:高1の時から、自分で計画的に勉強を進めるのが苦手な自分の受講計画を手伝ってくれました。思うように計画が進まなかったときも優しく慰めてくれました。直前期も「夜緊張で寝れません」とかいう勉強と全然関係ない悩み相談に乗っていただき本当に助けられました。

東大特進コース

  • 東大現代文:先生の解法は納得しやすく真似しやすいところも多いです。私はテストゼミの本番さながらの緊張感が好きでした。
  • 東大世界史:大論述でも中論述でも問題にちなんだ様々なお話がとても楽しかったです。先生に教わった文章の書き方はこれから先も役立っていくと思います。あと、プレ講座は自分のように対面授業直前にあわてて受講するのでなく、計画的に受講しましょう。そうしないと、身につきません。
  • 東大生スタッフ:担当が同校の先輩ということもあり、学校の課題と東進の両立の仕方についてよく相談に乗っていただきました。また、TLPなど、情報が少ない東大についてのお話もありがたかったです。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 どうせうやらなきゃいけないんだったらいっそ受験勉強を楽しみましょう。実際私も数学は、初め憂鬱でしたが、楽しいと思い始めてからはやる気が湧いて成績もどんどん上がっていきました。
 もしも、楽しめないようだったら方法を変えてみたり、自分がワクワクできそうな、参考書、授業を周りに聞いて探してみましょう。特に東大特進にはそうした授業がたくさんあります!ぜひ色々試してみてください!