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奈良県 私立 西大和学園高等学校 卒
東京大学 文科二類

赤井 優太さん

■センター試験得点 813点/900点

■センター試験得点選択科目

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   世界史   地理  
開示得点 82 22 61 44 51 =260/440点
自己採点 80 20 60 40 42 =242/440点

■受験した感触・・・ 一日目の数学終わった……。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
文科二類 A 文科二類 B 文科二類 B 文科二類 A

根拠のない自信をもって!

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

東大を選んだ理由

 中学1年生のころから、なんとなく経済関連の道へ進みたいなと考えていたものの、曖昧な状態で高校へと進学しました。高校2年生の春ごろに学校の先生との面談で文系の経済系において、大学選びにおいて重要なのは「情報が集まる東京へ行くこと」と「人脈を作ること」だといわれて納得し、前期教養学部で視野を広げやすい点からも東大に進学することが明確な夢がない私の将来にとって一番役立つと考えました。

各科目の勉強について

  • 現代文

過去問演習として東大特進で林修先生の授業をうけ、思考の大まかな方針や大きな要素抜けを起こさないことを意識して復習しました。あとは、学校の授業で演習をしました。

  • 古典

栗原隆先生の授業と添削課題をこなし、学校の授業を通して読む文章量を増やしました。正直、古文の敬語や主語判定、漢文の句形へのアンテナは文章を読むことでしか鍛えられないと思ったので定期的に文章に触れるように意識しました。共通テストや二次試験の直前には、学校で配られた単語帳や句形集で意味を詰め込むことで対応しました。

  • 数学

志田晶先生の授業のテキストは巻末に分野別の付録がついていたので、それをこなすことで問題演習の量を増やしました。直前期は過去問を進めましたが、始めるのが遅かったため、まだ解いていない問題が残っているまま本番を迎えてしまったのが心残りでした。

  • 英語

試験時間がかなり厳しいので各大問の形式に対しての時間配分や解き方を決めて、過去問演習や模試で試し、秋までには確定させるのがいいと思います。

  • 世界史

第一問は荒巻豊志先生の講座をうけ、復習することで書き方を学びました。第二問、第三問については学校の授業と教科書、市販の問題集で勉強しました。

  • 地理

もともと地理が好きだったので、勉強するのは苦ではなかったですが、東大では近年、地球温暖化といった環境問題など誰も見たことがないような問題が出題されるので、過去問演習を通じて時間をかけずに答えのポイントとなる部分を推測できるように訓練を積みました。答えが一通りに定まるわけではないので、周囲の先生はもちろんのこと、友人にも添削を受けることで用語や表現の使い方、思考の型を身に着けられると思います。

当日までのこころもち

 教科ごとの時間配分、日々の自習時間の配分、気晴らしと勉強の配分、通学時間の使い方など、自分で決め、実行しなければいけないことは山ほどあるし、個人によって解が違うと思うので、悩ましいと思いますが、いけるやろ、という「根拠のない自信」を持つことで勉強に集中できるように頑張って下さい。

■東進東大特進コースについて

東大本番レベル模試

 過去問演習を通じて自分が決めた、各教科における解き方や時間配分を実際に見たことない問題で試してみるような試行錯誤の機会として利用していました。採点結果と自分の解いたときの感覚に応じて、復習が必要そうな分野では大問別の解説授業を活用しました。

東大特進の授業

 東大特進の授業では、東大の過去問の各問題や最近の問題に対する一流講師の見解を聞けるため、面白かったです。
 オンラインでは何度でも繰り返し視聴したり、一時停止したりできるため、板書も取りやすく復習しやすかったので世界史の第二問、第三問対策ではすごく役立ちました。
 模範解答が発表されていないなか、林先生をはじめとする一流講師が順を追って先生なりの解答を説明してくださるので、自分なりの解答を作る練習になったと思います。

東大リスニングアプリ

 様々な国出身の方の英語が聞け、スクリプトもついているので重宝しました。東大形式の模擬試験はもちろんのこと、東大本番の長い休み時間の間に聞くことで、耳慣らしや英語脳への切り替えを目指しました。

高速基礎マスター

 反復学習が生きる世界史第三問形式の一問一答や英単語を淡々と進められるため、すきま時間の活用や気分転換になりました。自動で正解不正解を記録し、問題を選別してくれるので単語カード作成などに余計な時間を取られずに済んだ点がよかったです。

東大生スタッフ

 勉強に関する話だけでなく、授業の前にはスタッフの方が東大での生活に関するお話をしてくださることが、東大へ入った後の像が浮かびやすく、受験勉強でのモチベーションアップにつながりました。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 12月以降、共通テスト対策と二次試験対策での配分に悩まれる方が多いと思います。インターネットや塾、学校で様々な方針に触れると思います(1月に入るまでは特別共通テストに向けた対策はしないだとか、逆に12月に入ってから共通テスト形式の問題をひたすら解きまくるなど)。でも、結局一人一人、各教科における目標点、得意不得意、置かれている状況が異なる以上、大切なのは方針を決め、それを信じて進めることにあると思います。効率を追求しようとして疑心暗鬼になりすぎては結局何もできずに時間が過ぎていったしまうので、「これ!」といえる方針を決めたほうがいいと思います。