■センター試験得点 790点/900点
■センター試験得点選択科目
前期試験得点 (自己採点) |
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英語 |
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数学 |
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国語 |
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世界史 |
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日本史 |
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開示得点 |
84 |
+ |
16 |
+ |
69 |
+ |
35 |
+ |
46 |
=250/440点 |
自己採点 |
75 |
+ |
20 |
+ |
60 |
+ |
30 |
+ |
40 |
=225/440点 |
■受験した感触・・・ 古文・数学・英語、どれも難しく見えて焦った。一日目終了後も二日目終了後も試験のことは振り返らなかった。
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第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
文科二類 |
B |
文科二類 |
B |
文科二類 |
A |
文科二類 |
B |
投げ出したくなっても諦めないで
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
私は地方中高一貫校出身で高3の引退までバスケ部で活動していました。東大を目指したきっかけは高1秋の全国統一高校生テスト返却時に東大を勧められたことです。その後東進に入り受講や模試受験をする傍ら、東京の親戚宅を利用し高3からは週末や長期休暇の度に東大特進の授業に出席していました。
勉強方法や学力状況は様々ですので、この体験記が参考になるかは分かりませんが、多様な体験記の一つとして書きます。
教科毎勉強法(東進及び東大特進での学習も併記)
- 現代文……学校/過去問演習/林修先生の授業や過去問解説、の三本立てでした。特に林先生(東大現代文)には大変お世話になりました。私にとって東大現代文の解答解説は林先生のものが最も納得でき、授業中の毒舌(「筆者の論理関係を無視して解答を書けるなんて『神』だね」「禁忌キッズ」等)の対象にならないよう必死に解答を吟味する中で、論理関係の把握から解答作成に至るまで全要素の力をつけることができました。
- 古典……基礎固めの重要性は言うまでもありませんが、栗原隆先生(東大古文)には学校で習得する知識に留まらず和歌や時代/ジャンル別の古文の読み方、古典常識を教わりました。漢文は学校と過去問演習で乗り切りました。
- 英語……学校で培う、単語小テストによる語彙力や討論、プレゼン等の実践力は、必ず本試で活きます。英語が得点源だった私は特に宮崎尊先生(東大特進英語)に一年を通してお世話になり、段落ごとに型通りに理解し把持する能力や、英作文/英訳/和訳の鉄則、基本語用法などを教わりました。
- 数学……もっと多くの問題に触れればよかったと本試中に思いました。ですが、青木純二先生(数学の真髄)の授業で培った、どのような方向性で解いていて、どこにいるのか常に確認し、論理を正す姿勢を活かし、解けないながらも地道に解法の道筋を示し部分点を得ることができたと思っています。
- 日本史……通期講座「難関日本史」(山中裕典先生)を受講し、東大特進でも山中先生(東大日本史)にお世話になりました。東大の求める、多角的な視野から歴史事象を観察し情報を運用する力を、毎回の授業や添削で伸ばして下さり、教科書などを東大出題者の手の内を知ったうえで読んだことで学習効率も上がりました。
- 世界史……学校と、『世界史の見取り図』(東進ブックス)で乗り切りましたが、東大の世界史出題のねらいを理解できず、最後まで苦心した教科です。他の合格者を参考にしてください。
良かった点、反省点、悩んだこと
- 早めではないけれど他受験生と同じぐらいの時期に目指す大学をぼんやり決められたことは良かった点です。目標が明確になり模試などで段階的なゴールを定めて継続的に努力できました。
- 息抜きの量は反省点(多すぎた)です。学力が落ちたかは不明ですが息抜きを標準的な量にしておけば直前期にもっと落ち着いていられたかな、と反省しています。
- 本試一週間前ほどから、多く演習して本番でいつも通り解けるようにすべきなのか、本試時の精神力/集中力温存のために演習を減らすべきか、悩みました。そうならないために、共テ直後に疲れていても、本試直前期に安心できるぐらい演習を積んでおくべきだったと思います。
- 学習(インプット)と演習(アウトプット)の比率は最後まで最適解が分かりませんでした。学習時は演習ほど頭を使わず罪悪感を覚え、演習時は学習の不足を感じ、とても困りました。ですが困ったまま結局何とかなったので、そのような悩みに左右されることなく、学校や塾の先生などとも相談しながら、自分に必要なことを強気にこなすのが良いのではないかと思います。
■東進東大特進コースについて
過去問演習講座/AI予測問題演習
東大の問題はただでさえ頭をフル回転させなければならないうえ、どの教科をやるにせよ比較的長い時間集中力を持続させる必要があり、私も受験生時代は疲れてやる気が起きなかったことなど多々あります。ですが、本番の緊張の中で頭と手を普段通り動かすためには、やはり様々な状況下で様々な難易度の問題を経験しておくことが大切だと思い、これらの講座を受験前までに一通りこなしました。結果的にそのお陰で本番に限らず本番一週間前ぐらいからの緊張や不安を紛らわし、動揺せずに最後まで解き切ることができました。東大型の問題に慣れ、同時に不足している知識も洗い出せる演習を、短期間の復習スパンで繰り返し挑戦できることはこれらの利点だと思います。
東大本番レベル模試
回数が多く返却も圧倒的に早いため、自分の位置や進捗を確認し不安を紛らわせ、今回よりもできる問題を増やそう、と向上のための努力を決意することができました。
東大特進コース
私は恐らく東大特進に最もお世話になった一人です。心の底から感謝しています。授業に参加する度に、講師の先生方の質の高い授業を間近で受けることができ(先述の通り)、また、受験期を通してメールや郵送で東大生スタッフの皆さんの応援メッセージやアドバイスを頂き、一年間頑張りきることができました。向き不向きは多様なので一概には言えませんが、東大特進コースではきっと楽しみながら自分の力を大きく伸ばせると思います。
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
受験期は不安な毎日でした。周りの受験生に圧倒され力不足を感じ、本試では古典で躓き数学で転び英語で立ち上がれませんでした。試験後は第二志望校の入学案内ばかり見ていました。
そんな私に皆さんへのアドバイスなど何もないですが、一つだけ言います。考えることを諦めないでほしい。本試中、難しい問題を前に何度放棄しかけたか分かりません。だけど今こうして体験記を書けているのは、諦めずに泥臭く部分点を集めたからです。だから受験を投げ出したくなっても、あなたを応援している周囲、そして頑張ってきた自分を信じ、諦めず最後まで尽力してみてください。きっと良い結果が待っています。