ページを更新する ページを更新する
メインビジュアル

愛知県 私立 東海高等学校 卒
東京大学 文科二類

今川 義将さん

■センター試験得点 822点/900点

■センター試験得点選択科目

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   世界史   地理  
開示得点 90 28 72 45 37 =272/440点
自己採点 83 35 65 43 34 =260/440点

■受験した感触・・・ やっと終わった!

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
文科二類 A 文科二類 A 文科二類 A 文科二類 A

なんとかなるからやるときゃやる

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

 私が東大に合格することができたのは、恵まれた学習環境、支えてくれた家族や周囲の人々、そして一緒に頑張る友達の存在によるところが大きいです。これらすべての人々に心から感謝しています。ありがとうございます。以下、私の受験について書きますが、あくまで一例として、自分に合ったやり方を見つけてください。

教科別

  • 英語

高一や高二の時期に英単語や構文知識を固めるとアドバンテージを取れると思います。個人的には、高一や高二の時の授業で与えられた文をひたすら分解していたらすらすら読めるようになりました。そして、高三になったら過去問演習に取り掛かりました。リスニング以外は、基本的に過去問演習で対策しましたが、リスニングはそれ以外にも東進リスニングアプリ、問題集などで高三の夏以降、重点的に対策しました。

  • 国語

現代文は林修先生の授業の復習だけでも十分だと思います。(後述します。)古典について。私自身は古文単語が嫌いすぎて、高二までに基礎を仕上げられず、過去問演習でも苦戦しました。しかし東大特進の栗原隆先生の資料や、寺師貴憲先生の句法集が見やすいうえわかりやすく、助けられました。本試当日にも会場まで持っていきました。

  • 数学

元々苦手だったので、高一高二の間に網羅系の問題集で基礎を固め、高三の夏以降に過去問演習に入りました。しかし、基本的な方針は立っても、計算ミスや勘違い、変形が同値じゃないなどでなかなか完答できないといった問題に直面しました。そこでヤバ!となってしまった私は、根本的な問題解決から逃げ、頻出の微積や領域だけ解ければ満足人間になってしまいました。もちろん本番でも計算ミスや条件の取り違えをしたので反面教師にしてください!!

  • 世界史

高二の間に一周しましたが、高三の初めにも全くと言っていいほど頭に入っていませんでした。そこで東大特進の荒巻豊志先生のプレ講座と同時に、教科書や「荒巻の新世界史の見取り図」を何周もしました。このセットで第二問、第三問は大体わかるようになりました。おおよその知識を入れた後に複数の教科書を読み込むことは、第一問、第二問、第三問の全てに貢献するのでぜひ大事にしましょう。私は、教科書内の、各地域が複雑に関係し合うところはノートにまとめて、模試の前や本試の前に読んでました。

  • 地理

高二の間に一通り知識を入れ、高三の初めに共テ(センター)の過去問を解きました。その後はひさすら東大型の問題を解いて、ノートによく使える表現や観点をまとめ、世界史と同様に模試や本試の前に見ていました。

その他うまくいったこと

 睡眠時間は大量に確保しました。(最低でも学校がある時には7時間、無い日には8時間)これによって昼間に眠くなることはほとんどなかったです。もう一つうまくいったと思うことは、短いスパンで目的を設定するということです。東大合格という長期的な目標から逆算しました。具体的には、次の〜模試までに、世界史のあの範囲はもう一周しよう、といったように。達成できるかどうかギリギリの目標にすることで、勉強のモチベを保ちました。

■東進東大特進コースについて

受講講座

  • 東大現代文:林先生は解き方が一貫しているので、先生の授業を受け、復習もすれば必然的に解き方が身に付き、安定した点数も狙えると思います。扱う問題は東大過去問で、上質な添削までついてくるので、おすすめです!
  • 東大世界史:オンラインで開講されない第一問対策の方は受けられなかったので、プレ講座のみオンラインで受講しました。世界史のことをほとんど何も知らない状態で受講しましたが、教科書を読む時にどこに注目するかについて知れ、その後の勉強にすごく活きました。
  • 東大地理特講:過去問を扱いながら基本的なところからわかりやすく解説されるので、初学者でも大丈夫です。
  • 直前テストゼミ:受験科目は全て申し込みました。直前期にあまりやることがなくなったので、質の高い問題を2セット分解けるのは、非常に助かりました。

東大本番レベル模試

 解答用紙が本番と全くと言っていいほど一緒で、最初国語の解答用紙が配られた時笑いそうになりました。そして何より、採点が他予備校の模試と比べて異常に速く、約1週間で返却されるところが特長です。そのため復習がしやすく、自分のミスをまとめやすいです。私は模試を何度も受けて何度も数学で失敗した経験から、本番で数学で失敗しても焦ることがなかったです。

東進リスニングアプリ

 夏休み以降、活用し始めました。電車内でやると一個あたりの時間がちょうどよく、雑音の練習にもなりました。リスニングは定期的に触れたほうがいいと思うので、このアプリはおすすめです。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 私は、あまり勉強のやる気が出ない時思い出していた言葉があります。それは、学校の先生がおっしゃっていた「努力しないことは裏切らない」という言葉です。受験はキツいし、努力が必ずしも報われるとは限りません。ただ、たとえ今結果が出ていなかったとしても、出ていたとしても、それを理由に勉強を怠ることは、好ましくありません。あと少しの辛抱です。家族など、支えてくれる周りの人々に感謝しながら頑張りましょう!!