■共通テスト得点 905点/1000点
■共通テスト得点選択科目 世界史 地理 物理基礎 地学基礎
前期試験得点 (自己採点) |
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英語 |
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数学 |
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国語 |
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世界史 |
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地理 |
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開示得点 |
94 |
+ |
29 |
+ |
79 |
+ |
42 |
+ |
38 |
=282/440点 |
自己採点 |
94 |
+ |
22 |
+ |
68 |
+ |
43 |
+ |
33 |
=260/440点 |
■受験した感触・・・ 英語7個マークずらしてもーた……。
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第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
文科二類 |
B |
文科二類 |
B |
文科二類 |
B |
文科二類 |
B |
必要最小限の勉強量で合格する方法
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
私の高校は毎年東大を受ける人が数人しかおらず、周囲に東大に詳しい人もいませんでした。なのでどのように対策すれば良いのかがわからなかったのですが、そんな時にネットでの情報収集やこの東進の合格体験記がとても助けになりました。私の体験記が少しでも同じようにこの体験記を見ている人の役に立てば嬉しいです。
受験勉強を始める前にやるべきこと
まず初めに目標を設定し、計画を立てましょう。計画を立てることで、回り道をせず最小限の勉強量で合格することができます。立てた目標を常に意識しながら勉強することが大切です。具体的な計画の立て方ですが、私はまず、東大の頻出分野を調べ、各教科目標点数を設定しました。その後に、その点数を取るのに必要な事をリストアップして、本番から逆算しておおまかに1年間の計画を立てました。この後も、季節ごとに中期の計画を立てました。また、正しい学習方法を身につけることも大切です。私の場合は学校の先生に聞いたり、ネットで調べたりしました。正しい学習方法を身につけることで、人の倍効率よく短い時間で受験勉強をこなすことができます。
受験生活
高2の終わり頃はまだ進路を決めておらず、受験勉強も一切していませんでした。しかし東大入試同日体験受験を受けてみて、たまたまC判定を取れたので、これなら受かる、と(今思えば短絡的ですが)考え東大を志望することに決めました。
英数の基礎を徹底しました。私は高三から文転したのですが数学は東大入試同日体験受験で9点を取るレベルだったので、網羅系参考書を周回しました。英語は英作文が壊滅的だったので、参考書とChatGPTを駆使して猛特訓しました。また文転して世界史の知識がゼロだったので、自分で通史を始めました。
英数国の基礎を中心に勉強し、世界史の通史を終えました。東大は英語で決まると言っても過言ではないので、この頃から英語を武器にする勉強を始めました。東大英語はリスニングと英作文で高得点を取るのがコツです。またその一環で洋書を読み始めました。これは毎日継続して英文を読む習慣をつけるのに最適でした。
社会の過去問演習を中心に勉強しました。世界史はこの頃から過去問を始め、できるだけ多くやりました。また地理は2次対策も兼ね、共通テストの過去問をやっていました。秋は体育祭や文化祭など行事があったので、1日平均2時間30分ほどしか勉強できず、成績が落ちてしまいました。しかし結果的にここでリフレッシュできたことで、最後まで集中を切らさず受験勉強できたので良かったです。
社会を中心に、全科目の過去問演習を本格的に始めました。直前期には共通テスト対策や私大対策が必要になると思いますが、これらは最小限に抑え、東大二次の対策を中心に据えていました。この時期から本番に合わせて、0時に寝て8時に起きるようになりました。また学校の授業がなくなってからは服を選択するエネルギーも惜しかったので、常に制服を着ていました。不安や緊張で寝つきが悪くなる時は瞑想を取り入れるのがおすすめです。勉強は水物で一定期間触れなければ必ず衰えるので、満遍なく全科目を勉強することを心がけていました。
とにかくリラックスして臨みました。休憩時間は友達と駒場キャンパスの芝生で寝転がりながらご飯をたべたり、好きな音楽を聴いたりしていました。その結果入室時刻を過ぎてしまったりしたので、そこは注意したほうがいいです。
■東進東大特進コースについて
東大特進
東大特進は分野ごとにピンポイントで受講できるのが最大の強みだと思います。私は受験勉強において最も大切なことは主体性だと考えており、受動的に学ぶものは必要ないと考えていました。しかし独学だけでは限界があるので、ピンポイントで自分のわからない分野を受講する、という使い方ができる東大特進を利用しました。オンラインかつ1.5倍速で受講することで最小限の時間で受講できるのも良かったです。
東大本番レベル模試
なんと言っても返却が早く、また採点が本試に近く点が高く出やすいので毎回楽しかったです。回数が多く、受験生活のペースメーカーとなりました。早期に解く順番や解き方のスタイルを確立させると点数が安定するようになります。もちろん復習は欠かさずに、模試ごとに、反省点や課題点をフィードバックしてそれを元に計画を立て直す作業が大切だと思います。この時自分の現時点の学力を正確に把握すると、計画が立て直しやすくなります。
東大生スタッフ
公式LINEで、気軽に疑問点を聞けてとても良かったです。計画の立て方を先輩の実例をもとに教えてもらったり、直前期周りが長時間勉強をしている中、自分の勉強時間が少なく心配になった時には、「自分がそれで十分と感じるなら大丈夫」と励ましてもらえました。
東大現代文
東大入試同日体験受験では現代文の偏差値は30台だったのですが、林修先生の解法を取り入れてから高得点で安定しました。一度でも授業を受け、解法を習得するのがおすすめです。
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
受験において大切なことは3つあります。まず、自分に合った学習スタイルを身につけることです。受験をしていると必ず目に入る「1日○時間以上は勉強しろ」といったようなものは全て一般論にすぎません。次に、充分な睡眠時間(私の場合は8時間)を取る事です。私は、睡眠を何よりも重視していたので、夜遅く寝てしまった日は学校を遅刻してまで睡眠時間を死守しました。そして最後に、受験勉強を楽しむことです。楽しめないのなら、楽しめる工夫をしましょう。東大のアドミッションポリシーにある通り入学試験の得点だけを意識した視野の狭い勉強でなく、知的好奇心を持ち、学問として、広い視野で受験勉強を楽しむことが大切だと思います。