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埼玉県 県立 浦和高等学校 卒
東京大学 文科二類

鈴木 大遥さん

■共通テスト得点 878点/1000点

■共通テスト得点選択科目 世界史 地理 生物基礎 地学基礎

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語      
開示得点 57 36 73 42 35 =243/440点

■受験した感触・・・ 英語難化で手応えなし。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
文科二類 B 文科二類 B 文科二類 A 文科二類 C

目の前のことを一つずつ

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

 私は高校入学時から周囲の雰囲気に流され、ぼんやりと東大を志望していましたが、その決意が固まったのは2年次の中頃です。文理が決まってからの定期テストの結果が良く、本気で目指せるかもしれないと感じたからです。3年次は定期テスト、校内模試、外部模試の結果が良く、時に自分の勉強が正しいのか迷いながらも、基本的に前向きに取り組めました。しかし共テ後の解放感と最終東大本番レベル模試の判定悪化から1、2月はモチベーションが低下しました。自分の東進と学校の間の中途半端な勉強法が正しいのか悩むことが多かったです。私立入試も終わり、ラストスパートをかけられないまま、二次試験本番を迎えました。英語で点数を取りたかったですが、難化して全く手ごたえが無く、試験後は大きく肩を落としました。決して最高にやり切った合格ではなく、運の良さもあったと思います。

各教科について

 大前提として私は特筆するような勉強法を実行した訳ではなく、1年次から学校から与えられた目の前の課題・テストを一つ一つこなしたことが功を奏し、またそれが最も大事だと思います。
  • 国語:古典は過去問10年分と毎日の古単・漢文重要語句の暗記で対応できると思います。古単は関連語や細かい用法まで抑えたいです。また、演習毎に未知の単語をノートにまとめるのもいいと思います。現代文は、「要素数」「各要素のコンパクトさ」「解答の骨格」「対比や並列、因果関係の解答への反映」などの感覚をまずは5年分程度で丁寧に身につけてほしいです。東大現代文はとにかく解答の密度を高めること、聞かれていることに正しい骨格で答えることが大事です。
  • 数学:頻出の「図形と方程式」「微積」の演習が最優先だと思います。どちらも所与の条件と同値な条件式を立てるための、必要十分や図形の確定条件、パラメータ設定への理解が重要です。瞬時に出せる引き出しを増やす意識で勉強しました。他の分野はほどほどで英社優先で良いかもしれません。直前期は一日一つ当該分野の新規問題を解いて、感覚を忘れないようにしました。問題不足に困れば、一橋の過去問をやってもいいかもしれないです。
  • 英語:単語帳とリスニングに毎日取り組むのが大事です。リスニングが安定すると英語の点数全体が安定するので、徹底して継続して練習するのが良いです。東進のリスニングアプリは雑音ありで練習できるので、本番どんな音質でも狼狽えず聞けると思います。私が本番受けた部屋は音質は良かったのですが、少し音が小さかった気がします。後は長文のスピードをとにかくあげること。私は全文精読していたらとても解き終わらなかったので、論理展開を意識しながら大事そうなところはじっくり、他はざっと読む感覚でした。5では場所や時間の転換点を意識すると読みやすいかもしれません。1A2Aは学校でも東進でも信頼できる先生を見つけてたくさん添削してもらいましょう。自分だけではなかなか癖に気づけないものです。
  • 世界史:果てしない暗記のように思えますが、過去問を解けば問題の傾向が見え、第1問で問われそうなタテ・ヨコの大きな関係が掴めてきます。演習を通して連想ゲームのように知識を繋げて広げて体系化しましょう。教科書の記述はそのまま過去問の論述解答に使えるほどまとまった表現なので有用です。第3問では差が生まれないので、教科書や用語集を中心に第2問の小論述に出そうなテーマのカバー範囲を増やしましょう。
  • 地理:地理の資料集のコラムなどが有用です。日本地誌が頻出なので重点的にやると良いです。また面積や人口の上位国を覚えると客観式問題のグラフや表の判定に使えます。私は持っている知識を書きたくなって、結果的に題意から外れた解答をしてしまうことが多かったです。聞かれていることに対して「直接の理由」を記述できているか注意しましょう。現代文と近い感覚です。

■東進ハイスクール・東進衛星予備校・東大特進コースについて

東進衛星予備校

 過去問演習講座を夏休みから始めました。10年分をじっくり解き直しを含めて夏休み中に終えるのが理想でしたが、インプットや基礎の定着不足から5年程度しかできなかったです。決して年数をこなすだけにならないように気をつけてほしいです。私は夏休み中焦りからそのような傾向があり、「このままでは何も身につかない」と感じて、一度インプットに集中しました。各個人によって夏休みまでの習熟に差があると思うので、自分がどのフェーズか良く考えて取り組んでほしいです。また、最新の年度から順番に演習しました。最近の過去問には早い時期からたくさん触れるべきと感じたからです。共通テストの過去問は直前期に5年程度、数・社・理科基礎で行いました。

東大特進

 青木純二先生の「数学の真髄」を受けました。上記の数学の重要な要素を理解でき、問題の見方が一変するほど良い授業でした。これ受けるだけでもいいと思えるほど、非常にお勧めできる講座です。第Ⅰ期、第Ⅱ期の講座を夏休み前に完璧にできると夏休みの過去問演習により習熟した状態で望めます。

東大本番レベル模試

 とにかく返却が早いのが強みです。記憶が新しいまま、自分の解答プロセスを思い出しながら復習ができ、非常に効果的です。私は模試の結果において、判定や順位よりも点数に重きを置くべきだと思います。どんな判定でも、上にどれだけの人数がいても、最終的に本番で合格最低点を超えた人が勝者です。結果に一喜一憂しすぎることなく、過去の自分からの点数の伸びを目指して取り組んで見てください。具体的な点数目標の方が、やる気もでます。

東大生スタッフ

 受験する私立や出願する科類について質問しました。実際に受験を乗り越えた人のリアルな感覚や意見が、決断の判断材料としてとても貴重でした。LINEで気軽に質問できます。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 私の受験は学校が示す軌道、東進が示す軌道のどちらにも完全に乗り切らないものであり、自分の勉強の「正しさ」に悩むことが多かったです。しかし同時に、その不安を消す方法も分かっていました。それはとにかく「手を動かす」ことです。受験は結果論であり、その論理に基づいて自身の勉強法を正当化するには、どんな道のりでも合格すれば良いのです。そう考えると、「今はただ目の前の課題をこなそう」という気持ちになれます。モチベーションの上下や不安は絶対にどの受験生にも付き物です。上記のように個人内で解決できるることもあれば、人に話すだけでも解決することもあります。先生や周りの仲間、東進のスタッフは必ず皆さんの支えになります。応援しています。