受験生活
高2の秋頃まではほとんど勉強しておらず、学校の課題にも十分に取り組めていなかったため、校内でも成績は下位の方でした。高2の秋に東進東進衛星予備校に入学したことをきっかけに本格的に受験勉強をスタートし、参考書や東進の演習システムを活用しながら学習を進めました。
また、高3の夏には市の派遣事業で10日間マレーシアを訪れる機会もあり、受験勉強だけに専念していたわけではなかったため、限られた時間の中で効率よく学習することを常に意識していました。
模試の判定は決して良いものではありませんでしたが、振り返ると毎回どこか1科目で大きなミスをしてしまうことが多かったと感じています。本番で集中して実力を出し切ることができれば、合格の可能性は十分にあるのではないかと楽観的に考えていました。一方で、完璧主義な性格もあり、勉強していない時間に不安を感じることも多かったため、結果として多くの勉強時間を確保することにつながりました。
勉強の進め方
私が意識していたのは、教科ごとに集中して取り組む期間を設けることです。毎日すべての教科を少しずつ勉強するよりも、数日間ほど特定の教科に集中して取り組む方が効率的だと感じました。例えば高3春には世界史に集中的に取り組み、通史を一通り終わらせました。このようにまとまった時間で一気に理解を進めることで、知識を体系的に整理することができたと思います。
学習計画
どの教科においても、東大の過去問が最も重要な教材であると考えていました。そのため、過去問演習に十分な時間を確保できるよう、高3の夏休み前までに必要だと考えた参考書は一通り終わらせることを目標にしていました。
また、自分の弱点は共通テストではなく二次試験にあると考えていたため、共通テスト対策は短期集中で行う方針にしました。共通テスト本番レベル模試のたびに理科基礎などを復習していたこともあり、比較的遅い12月中旬から共通テストの過去問演習を本格的に始めましたが、本番10日前までは二次試験対策と並行して進めていました。
このように二次試験対策を重視した結果、最終的には二次試験の過去問を20年分ほど解き切ることができました。不安の残る問題については時間を置いて何度も解き直すことで理解を深めました。
教科別の勉強法
現代文は林修先生の東大特進コースの授業と過去問演習を中心に取り組むことで、自分なりの解き方の型を身につけることができたと思います。古典は単語や文法といった基礎を固めたうえで、過去問演習を通して実践力を高めました。
自分のレベルに合った参考書を中心に学習しました。得点の安定性に欠ける科目だったため、深追いしすぎず、基礎的な問題を確実に解けるようにすることを意識しました。
まずは約2000語収録された単語帳を覚え、その後に英作文や長文読解などの参考書に取り組みました。最後まで苦手意識のある科目ではありましたが、基礎を固めることを重視して学習を続けました。一方で文法を軽視して他の分野の学習を進めてしまったことで英文和訳や文法問題が苦手になってしまったのは大きな失敗だと思います。
高3の春に通史を集中的に終わらせ、その後は食事中などの隙間時間を利用して解説授業を見ることで何度も復習を重ねました。問題を解きながら関連する周辺知識を確認していくことで、知識をより確実に定着させることができたと思います。
もともと文章を読み書きすることが得意だったため比較的取り組みやすい科目でした。教科書を丁寧に読み込むことに加え、論述対策の参考書にも取り組むことで知識を整理し、理解を深めました。
受講講座
当初は現代文に苦手意識がありましたが、林先生の論理的で分かりやすい解説のおかげで、自分なりの現代文の解き方の「型」を身につけることができました。主に東大特進コースの授業を受講していましたが、授業はとても面白く、勉強のモチベーション向上にもつながりました。本番では、本文の内容をしっかり捉えて解答できたと自信を持てるほど成長できたと感じています。
過去問演習講座
高3の7月頃から直前期まで継続して利用しました。添削を担当してくださる方々が細かくコメントをつけてくださるため、自分では気づきにくい部分まで客観的に答案を見てもらうことができ、復習にとても役立ちました。また、解説授業を受講することで知識の整理や解き方の確認にもつながりました。さらに、過去問演習の結果が客観的な点数として表れるため、自己分析や学習のモチベーション向上にもつなげることができました。
東大特別演習
苦手分野を克服するために、大問ごとにまとまった演習ができる点が非常に良かったです。出題形式が特徴的で過去問だけでは演習量が不足しがちな科目でも、他大学の類似形式の過去問や過去の東大本番レベル模試の問題に取り組むことで十分な演習量を確保でき、形式に慣れることができました。個人的に特におすすめなのは日本史で、東大の出題傾向に沿った問題が用意されているだけでなく、解説も非常に丁寧で理解を深めることができました。
共通テスト本番レベル模試・東大本番レベル模試
両模試の最大の特徴は、成績返却までの期間が非常に短いことだと思います。模試実施後、解いた感覚が残っているうちに結果に向き合うことができるため、効率よく復習することができました。さらに実施回数も多く、志望校の昨年度合格者の成績と自分の成績を比較できる点も、学習のモチベーション向上につながりました。
合格に向けて大切なのは、すべてを完璧に仕上げることではありません。残された時間から逆算し、自分の得意・不得意や志望校の入試形式を分析したうえで、効率よく得点を積み重ねることが重要です。情報をもとに合格までの計画を立てたら、途中で必要な修正はしつつもあれこれ手を広げすぎず、その計画を信じて最後までやり抜くことが大切だと思います。大変な時期ではありますが、無理に自分を追い詰めすぎず、それでも良い経験になると信じて、最後までストイックに勉強を続けてほしいと思います。応援しています!!