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東京都 私立 麻布高等学校 卒
東京大学 文科一類

八代 快さん

■センター試験得点 点/900点

■センター試験得点選択科目 世界史 地理 物理基礎 地学基礎

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   世界史   地理  
開示得点 62 40 93 50 55 =300/440点
自己採点 60 35 65 50 40 =250/440点

■受験した感触・・・ 得意な数学と苦手な英語で死んで終わった。国語の出来次第だけど浪人の覚悟をしておこう。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
文科一類 A 文科一類 C 文科一類 B

自信の勝利

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

 自分は夏まで部活を続け、受験勉強を始めたのも高2の冬と遅く周りに比べると勉強量は少なかったと思います。その中でも現役合格できた要因は主に、自信を持っていたこと、勉強の方向性を間違わなかったこと、の2つだと思います。前者については褒められることではありませんが、悪かった模試については採点者が悪かったと信じ、良かった模試を記憶にとどめておくことで「自分は東大にふさわしいはずだ!」という自信を保ち続け、本番でも精神的優位に立てていた気がします。後者については東大特進のスタッフの方々にひたすら質問し、色々な意見を聞いて勉強を組み立てていました。東大特進はスタッフの方々が現役合格者で相談にも乗りやすく、アドバイスをもらうにはうってつけで、校舎の環境も良いので非常にお勧めです。本番では難化した数学と苦手な英語でミスって落ちたと思いましたが得意の地歴で点数を稼げていたのかと思います。以下各科目ごとに自分の状況を説明したいと思います。

  • 国語

問題による点数のブレが大きかったです。現代文はもともと苦手でしたが林修先生の授業ををとることで平均くらいにはとることができるようになりました。現代文は林先生の指示どうりに過去問さえやっておけば十分だと思います。古文漢文は固まったという自信はありませんでしたが本番で易化した影響もあって感触は良かったです。古文は文法と単語を詰めることが最優先だと思います。


  • 数学

元々得意でしたが塾に行っていなかったので闇雲に参考書と過去問を回すことしかできずあまり伸びませんでした。本番は難化したことで全然解けず、非常に焦りました。文系でも数学で差がつくことは事実ですが、得意にしても本番でこける確率はあるのであまりあてにしないほうがいいと思います。松田聡平先生の授業はお勧めです。


  • 世界史

得意でしたし何より好きでした。本番も唯一解いてて楽しかった教科でした。勉強法としては一問一答などで知識を最初に詰めて『荒巻の新世界史の見取り図』で流れを抑え、その後複数の教科書を回しつつ荒巻豊志先生の授業で論述対策をすれば十分だと思います。先ほども言いましたが荒巻先生の授業は本当にお勧めで、大論述を中心に世界史の楽しみを教われると思います。


  • 地理

比較的得意でした。センターは満点が取れたので知識は足りてたと思いますが、論述が苦手でした。本番は知識ではなくその場での思考力を問う問題が多く、あまり対策してなかった日本地誌が多く出たことで感触は良くありませんでした。知識を詰め込むことよりも基本を覚えて論述の練習を多く行うことをお勧めします。村瀬哲史先生の授業は基本を学べるのでお勧めです。


  • 英語

苦手でした。勉強量が足りなかったと思います。本番はリスニングで何もわからず心が折れました。どんな先生も言うことだとは思いますが復習に時間をかけたほうが点数は伸びると思います。得意にすれば点数が安定するといわれているので数学より英語に力を入れたほうがいいと思います。

■東進東大特進コースについて

 東大特進に入り浸ってスタッフの方々に質問し続けフル活用したと思います。日本有数の講師の方々の授業を受けることができるのでどの授業も一回は受けてみることを勧めます。t-PODでも受講可能な授業があり部活などを長く続ける人には最適です。特におすすめなのが文系なら荒巻豊志先生と林修先生の授業です。荒巻先生はレベルが高く最初はついていくのに大変ですが、しっかり事前に予習をしていけば講義の内容が頭に入ってきて世界史への興味がさらに湧いてくると思います。林先生は論理的な説明をしてくれるので文学的なセンスがなくても点数が取れるようになれます。スタッフの方々が現役の東大生なので説得力のあるアドバイスをいただけるのも東大特進の魅力です。最初は話しかけるのに勇気がいると思いますが優しく対応してくださるのでどんどん活用していきましょう。勉強以外のことでも相談に乗ってくれます。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 東大は最低点があまり変化しないので一定の点数が取れれば周りに関係なく合格ができ、その点で周りとの戦いというより自分との戦いだと思います。自分の必要とする点数に向けて逆算し、計画を練って効率よく勉強するのが一番重要です。複数の人に相談し優先順位を付けて勉強するのがいいと思います。自分で計画してその勉強をやり遂げれば合否にかかわらず自分は勉強したんだという自信を持つことができます。是非、主体的に勉強に向き合い合格をつかみ取ってください。