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千葉県 県立 千葉高等学校 卒
東京大学 文科二類

櫻井 千紘さん

■センター試験得点 825点/900点

■センター試験得点選択科目

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   世界史   地理  
開示得点 75 33 62 36 51 =257/440点
自己採点 70 20 50 35 40 =215/440点

■受験した感触・・・ さすがにきついかも。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
文科二類 B 文科二類 C 文科二類 C 文科二類 B

慢心せず、絶望せず

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

志望理由、時期

 私が東大を意識し始めたのは2年の12月ごろです。特にやりたいことが決まっておらず、学部決定を遅らせられる進学選択制度がいいなと考えたからです。科類は経済系に興味があったので文科二類にしました。

 以下、受験を通して良かったこと、悪かったことを挙げます。少しでも参考になるとうれしいです。

良かったこと

  • 自己分析

普段の勉強の中で、この勉強は何につながるか、その勉強内容を自分のものにできているか、を強く意識するようになったことで、正しい方向へ質の高い勉強ができたと思います。また、行き詰まっていた時に自分の現状をノートに書きだし、「何に困っていて、どうすれば改善できるか」を何度も考えたことで、迷いながら勉強することが少なく済みました。合格に近づけているか不安になり、迷いながら勉強してしまうときは、一度立ち止まって悩みを書き出し、分析することをお勧めします。ただ、特に直前期ですが、どうしても解決できないことが出てきたときに割り切ることが必要です。自分は合格に近づいているんだと信じながら勉強できることがとても大切だと思います。

  • 計画

私は合格体験記に載っている先輩のやり方を真似し、長期(本番まで)、中期(次の模試までなど)、短期(一週間、一日)ごとに計画を立てました。このやり方はゴールを意識でき、逆算がしやすかったです。

  • 模試の復習

自己分析と被りますが、なぜ間違えたのか、どうすれば解けるようになるかを考えることを大切にしました。また時間を空けて復習をして定着を図りました。

  • 朝の勉強習慣

高3の秋以降、毎朝学校で一時間程度勉強する習慣がつけられたのがよかったです。(夏が終わるまでは冷房のつかない部屋でやるにはしんどすぎました。)よかった理由の一つ目は朝型になれたことで、二つ目は毎日数学に触れられたことです。(自分は朝数学やるのが一番合っていました。)また、家を出る前の30分で毎日リスニングする習慣を付けられたこともよかったです。リスニングは継続すれば点数が安定します。

  • 部活

6月末までは部活に全力投球できたので、引退後に受験勉強へしっかり切り替えられました。私の引退時期があまり遅くないということもありますが、引退までは部活に集中することが大切です。この時期に勉強のために部活を中途半端にしていたら、引退後に勉強のエンジンがあまりかからなかったと思います。

悪かったこと

  • 2年までの勉強不足

英数の土台は2年までに固めておきましょう。私は直前期まで英数に不安を残していたため、暗記科目への時間を削る結果となりました。

  • スマホの自己管理

直前期でもスマホをだらだらいじって時間を浪費する日がありました。原因は夏休みにスマホから完全に脱却できず、スマホをいじることが習慣化したままだったことです。毎回終わった後に自己嫌悪に陥っていました。こうならないため、早期からスマホの取り扱いに注意するべきだと思います。

  • 英作文

特に対策をしなかったため、自分の持っていたわずかな表現で乗り切ることになりました。ある程度表現をストックしたほうが処理スピードが上がります。

■東進東大特進コースについて

過去問演習講座

 短い期間で添削し、返却してくれるのがとてもありがたかったです。

東大本番レベル模試

 記憶が残っているうちに返却答案を見ながら復習できるのがよかったです。

東大特進

  • 青木純二先生

数学への向き合い方が変わりました。私にとって授業は難しかったですが、何度も復習して、少しでも自分の身になるよう努力しました。

  • 荒巻豊志先生

毎回の先生の講義は、自分の知る世界史がいかに狭く、未熟であるかを痛感させられる、大変興味深い授業でした。回を重ねるごとに授業へ行くことが楽しみになっていました。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 一定数の圧倒的な点数を取る人以外は受かった人と落ちた人の差は紙一重であり、運にも大きく左右されるものです。私たちができることは、最後まで慢心せず、絶望せず、点を積み上げる努力をすることです。応援しています。