
関 要士悠さん
■センター試験得点 743点/900点
■センター試験得点選択科目
前期試験得点 (自己採点) |
英語 | 数学 | 国語 | 世界史 | 日本史 | ||||||
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開示得点 | 79 | + | 46 | + | 72 | + | 38 | + | 36 | =271/440点 | |
自己採点 | 80 | + | 55 | + | 65 | + | 40 | + | 35 | =275/440点 |
■受験した感触・・・ 五分五分。
第1回(6月) | 第2回(8月) | 第3回(10月) | 最終(1月) | |||||
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東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 | 判定 | 志望学類 | 判定 | 志望学類 | 判定 | 志望学類 | 判定 |
文科二類 | E | 文科二類 | C | 文科二類 | D | 文科二類 | C |
過去問を11年分解いて論理関係の把握の練習をしました。2000年から全部解くのが理想ですが、実際には東大特進で林修先生が使った問題の復習しかできませんでした。傾向が変わった2017年以降の問題は本番前にもう一度解きなおしました。現代文に関しては模試の復習や結果を気にするよりも、過去問の精緻な分析が東大現代文の鍵です。
基本は過去問中心に演習を重ねました。共テ後には共テを通じて再確認した基本事項をもとに模試や予想問題を解き記述力を戻しました。
確実に半分をとることができるように対策分野をほぼ毎年出ている、微積・図形と方程式・整数・確率のみに絞りました。後の分野はほとんど手をつけていません。この4分野の演習がある程度済んだのちに過去問11年分の解法を丸暗記して東大の問い方の理解に努めました。また、模試などを通して様々な問題の解法を覚えることで、様々な角度からの出題に対応できるようになったと感じています。数学は暗記科目です。模試の成績がジェットコースターだったのは、この考え方のせいかもしれません。東大だけはわかってくれたようです。
私は論述を書くのがとても苦手かつ遅く、添削を受けるのも面倒だったので、解答例を丸暗記することに努めました。具体的には、「問題文を精読→解答をみる→ノートに写す→音読する→教科書の記載にアンダーライン」というプロセスで答えの丸暗記を過去問25年分しました。こんなやり方で実力が付くのかという声がありそうですが、論述は知識がなければ書くことができません。さらにこのプロセスを繰り返すことで、教科書が東大頻出分野集になります。なによりプロの書いた答案をまねることで上手な言い回しや新しい知識、論述の構成も学ぶことができます。実は、東大は同じ問題を何度も出す上、ほかの年の問題文が答えになっているというケースも見られることから、東大の問題を問題ごと覚えることで圧倒的な自信と知識も身に着けることができ、第三問対策にも役立ちます。シンプルなのに実践している人が少ない世界史論述の裏ワザです。
世界史と違って、暗記ではなかなか解くのが困難な科目です。これは現代文と同じく、経験値がものをいいます。良質な問題との格闘を通じ解答を論理的に組み立てる能力と知識をいかに活用させるかを練習する必要があります。私は教科書の熟読と過去問11年分、模試の復習ぐらいしかしていません。余談ですが、原始や戦後史は出ないと決めつけて勉強しないのはやめましょう。本番痛い目をみます。(当事者)
模試を通して、戦術を研究することが不可欠です。ご存じの通り、東大英語は時間との勝負です。得意、不得意の把握とコスパを考慮して、点数を最大化できる作戦を立てましょう。ちなみに私は、2B→2A→1A→1B→3→4B→5→4A の順で解きました。分野のごとの対策は、『東大英語総講義』に頼りっきりでした。(後述)