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東京都 私立 攻玉社高等学校 卒
東京大学 文科一類

横山 瑞輝さん

■センター試験得点 点/900点

■センター試験得点選択科目 世界史 地理 化学基礎 生物基礎

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   世界史   地理  
開示得点 100 24 58 36 36 =254/440点

■受験した感触・・・ 俺には数学の才能はなかったんだ……という絶望感。やり切った思いはあった。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
文科一類 B 文科一類 A 文科一類 C

頑張って書いたから読んでくれ!!(特に数学苦手な人)

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

うまくいったこと

  • 勉強習慣を確立すること

僕は高3になってやっと勉強する習慣がつきましたが、高2の文化祭が終わってから、などでも遅すぎることはありません。

  • 先生を頼ること

僕は受験期に、たくさんの先生に添削をお願いし、質問し、相談に乗ってもらいました。人に見てもらわないと気づけないミスは多いですし、自力ではどうしてもわからないものも受験期に少なくありません。苦手意識がどうしても払拭できない科目も、先生に相談することで思わぬブレイクスルーが見いだせることがあります。

  • 併願校に合格すること

東大だけを受けること(専願)を勧める人がいますが、僕は本当にお勧めしません。僕は早稲田と慶應に合格し、東大が不合格だった場合は慶應に行くと決めており、心にゆとりがありました。東大しか進学する気がない人でも、併願校対策をすることで新たな発見はありますし、本番慣れ(朝ごはんはどうしよう?どのタイミングでカフェインをとれば頭が働く?昼ご飯どれくらい食べよう?等々)することにはめっちゃ価値があります。専願はやめましょう。

思うようにいかなかったこと

  • 帰宅後に勉強すること

例えばセンターから二次試験までの期間、僕は朝7:30に家を出て、夜9:30に帰宅することが多かったのですが、帰ってから勉強することが、試験直前でさえも本当にできませんでした。あまつさえ寝ることもなく意味のない動画をみる始末でした。元気な日はもちろん問題演習型ではない軽い勉強をすればいいと思いますが、頭が疲れている日は、帰るともうくたくたです。無理せず寝て、明日早く起きて勉強時間を稼ぐと、いいと思います。

  • 数学

ダントツで苦手な科目で、模試でも本番でも本当に足を引っ張りました(東大実戦は第一回2点、第二回0点!!)。やればよかったなあ、出来る奴らはこんな対策をしていたなあ、といった勉強法は後述します。

勉強法

  • 英語

英作文と和訳は学校の先生に適宜見てもらいました。他の形式の問題は、オリジナル問題を解きました。過去問でもよいと思います。

  • 現代文

20年分の第一問、5年分の第四問を添削してもらい、直前期に復習しました。

  • 古典

学校の先生に10年分添削してもらいましたが、高3になってすぐ始めて、週二年分で25年分、自習にデータの厚い模試の過去問を解くとよいです。量重視!

  • 世界史

『荒巻の新世界史の見取り図』を2周、東京書籍の教科書を1周し、荒巻豊志先生の授業に超熱心に取り組みました。

  • 地理

センター問題集をめっちゃいっぱい解いて、疑問点は質問しました。記述は添削してもらい、ポイントの含め方や論理を磨きました。

  • 数学

高1に定石レベルの問題集等を二周+、高2に単元ごとの問題集を二周+、高3に過去問や塾での演習をお勧めします。数学は積み重ねなので、高3の時点で苦手だと伸びる見込みは残念ながら薄い!ほかの科目ははまだ伸ばせる!!

■東進東大特進コースについて

 東大特進の東大生スタッフには本当にお世話になりました。高2の時から時々家に電話してくれて、勉強法や大学生活などの相談に手厚く乗ってくれました。自分から電話しても話を聞いてくれました。僕は二次試験前日に30分くらいスタッフの方とお話したのですが、試験で気を付けたいことや、あまり関係のない雑談にまで乗ってくれて、緊張がほぐれ、リラックスした状態で試験に臨めました。毎日相談できる方が校舎にいて、いつでもやさしく対応してくれることは、僕の心の支えになりました。
 東大本番レベル模試も助かりました。返却が早いため、復習の効率がとてもよく、成績優秀者は校舎に掲示されることもあったので、好成績を取ることへのモチベーションも高まりました。実施回数もとても多く、最終(一月)は受験生にとって、採点され、判定が出る最後の機会になり、締めくくりのテストとなります。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 僕が強調したいのは「得意科目を伸ばすこと」です!先述の通り、僕は数学が絶望的に苦手だったのですが、それ以外の科目はかなり得意だったので、試験が近づくにつれて、数学の勉強時間を削り、それ以外の科目に磨きをかけることを重視した結果、合格することができました。全科目中途半端だと挫けます。「この科目は誰にも負けない!」という強い自信が、きっとみんなの受験を支える力になります!限られたスペースで伝えられることもわずかでしたが、この体験記を読んだみんなが受験を少しでも有利に進められることを祈っています。数学苦手でも東大を諦めるな!読んでくれて有難う!!