■センター試験得点 770点/900点
■センター試験得点選択科目
前期試験得点 (自己採点) |
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英語 |
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数学 |
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国語 |
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世界史 |
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地理 |
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開示得点 |
80 |
+ |
34 |
+ |
47 |
+ |
36 |
+ |
43 |
=240/440点 |
自己採点 |
83 |
+ |
30 |
+ |
60 |
+ |
33 |
+ |
32 |
=238/440点 |
■受験した感触・・・ 良く出来た訳ではないが落ちる気はしなかった。
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第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
文科二類 |
B |
文科二類 |
C |
文科二類 |
B |
文科二類 |
C |
自分を信じよ
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
私は高校一年生の時に東大を目指し始めました。地方に住んでいたため、ネットの記事や東大特進の合格体験記を参考にしながら試行錯誤し、自分なりの勉強法を確立していきました。一人一人自分にあった勉強スタイルは異なるため、周りが自分より長時間勉強していたり、周りがたくさん参考書を持っていても不安になる必要は全くありません(意識の高い人を見てモチベを上げるくらいが理想です)。自分を信じて頑張りましょう。私の体験記も参考程度に読んでくれたら幸いです。
国語
現代文は林修先生の授業で対策しました。現代文の問題は曖昧で試験としてはふさわしくないとかつては思ってましたが、少なくとも東大現代文は筆者の主張を正確に捉え、論理的に解けば模範解に近づき、実力がしっかり点に反映されると確信するようになりました。古文漢文は文法や単語など基礎固めを始めたのが高二の冬くらいだったのでもうすこし早めにやっておけば良かったと反省しています。古文漢文に関してはとにかく基礎が大事ですが、少しの努力で高得点に直結すると思うのでちゃんと勉強するべきだと思います。東進ブックスの『栗原の古文単語教室』はおすすめです。
数学
昔から得意でした。しっかり教科書傍用問題集に取り組んだおかげだと思います。東大の問題は、図形や領域も問題が易しめで確率や整数の問題が難しい場合が多いと思うので、しっかり図形や領域の問題で点を取ると良いと思います。私は高二頃から長岡恭史先生の「数学ぐんぐん」と「東大対策数学」を受講し存在条件を理解することで、図形と領域の問題に強くなりました。整数や確率に関してはまだ不安だったので参考書で難問に慣れました。近年は難化傾向が続いているので本番では難しい大問は捨てる、部分点を稼ぐなどの姿勢も勝負を分けると思います。私は本番数学が終わった後、あまりの難しさにしばらく放心していました笑。
英語
最初に言います、一番勉強するべき科目です。私は東大入試同日体験受験の点数が48点とかなり苦手な科目でした。数学に力を入れてきて、また高二からは社会の勉強も始め、英語の勉強をないがしろにしてきたためです。このままではヤバいと思い高三からは英語の勉強を意識的に増やしました。その結果模試では70点以上をとれるようになり、秋の模試では90点を超えるようになりました。しかし英語はやった分だけ伸びる一方、長期間やらなかったら落ちます。秋以降また英語の勉強を怠るようになり、英文が読めなくなっていきました。ここで意を決して二次試験一カ月前からの勉強の半分を英語にあてました。その結果、難化したものの英語の出来は良く、英語のおかげで受かったと思います。英語は継続して勉強すれば安定しやすい科目だと思うので、できれば毎日英文に触れリスニングもするべきです。また、あまり大問ごとの解く順番は気にしてませんでした。
世界史
好きな科目でしたが、模試では思うように点が取れなかった科目でいわば下手の横好きでした。二冊の教科書を何周も読みましたが、自分で論述の問題を解くというアウトプットを怠ったのが反省です。また世界史は独学でしたが限界を感じたので、自分の答案を信頼できる先生に見てもらい評価してもらうと良いと思います。知識の定着には資料集と教科書を併用する事がおすすめです。重要な出来事は年号も覚えましょう。
地理
地理にはほとんど時間をさきませんでした。勉強法が確立しないまま受験が終わってしまいましたが、重要なのは典型な問題で必ず点を取る事だと思います。過去問を解いていくと中国の経済成長や昼夜間人口比率などは頻出なテーマがある事に気づきます。ここでしっかり点を取っておくと、初見の問題が分からなくてもなんとかなります。
共通テスト対策
圧縮されるとはいえ、1点差で落ちる人がいるという事実や、二次試験までのメンタルに影響する事を考えると共通テストにもしっかり備えるべきです。とはいえやはり二次試験の方が大事なので共通テスト対策を始めたのは1月に入ってからでした。共通テストは国語や数学で事故りがちなので、理科基礎にもしっかり取り組みました。
■東進東大特進コースについて
東大特進では東大対策に特化した質の高い授業を地方の人でも受講できるので魅力的だと思います。私は林修先生の現代文と宮崎尊先生の英語と村瀬哲史先生の地理の授業を受けていました。林先生は論理的で明快な解答のプロセスを教えてくれました。授業では過去問を使用し、添削もついてくるのでこの講座で東大対策は事足ります。宮崎先生は英語を感覚で教えてくれ、問題量が多く処理スピードが問われる東大英語にはうってつけでした。テキストはほぼオリジナルの問題で構成されており、過去問を消費することなく演習を積めました。村瀬先生はとにかく説明が丁寧で分かりやすいため、初学者にもおすすめできます。
また過去問演習講座を受講することで、怠けがちな過去問にしっかり取り組むことができ、添削や解説授業で自分の実力を把握し課題も発見できました。
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
本当に受験勉強は大変だと思います。私の場合集中出来ない日は思い切って休んで次の日に頑張りました。模試の成績が良くなく不安に思うこともあるでしょう。しかし本番は模試ではありません、入試です。入試では絶対に受かるという信念とそこに向かう自分自身を信じる心があれば困難を乗り越えられるでしょう。頑張ってください!