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愛知県 県立 旭丘高等学校 卒
東京大学 文科二類

末崎 大誠さん

■共通テスト得点 838点/1000点

■共通テスト得点選択科目 世界史 地理 化学基礎 生物基礎

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語      
開示得点 62 46 67 52 34 =261/440点
自己採点 58 38 62 49 34 =241/440点

■受験した感触・・・ 社会できたけど英語がむずすぎてやばい……

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
文科二類 D 文科二類 D 文科二類 B 文科二類 B

志望校変更からの挑戦

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

 自分が東大を志すようになったのは高3の初めです。高2まで特に理由もなく他の大学を志望していました。しかし、やりたいことが明確にない中で1年生から特定の学部に属し、限られたことを学ぶことが最善の選択なのか悩み、1年生、2年生の間は教養学部で幅広く学ぶことができる東京大学を視野に入れるようになりました。また、高校の存在も大きかったと思います。自分のクラスや友達にも東大志望の生徒が多く、東京大学を目指しやすい環境だったことも志望校を変えやすかった大きな要因だったと思います。しかし大きな壁となったのは科目数の違いです。多くの大学の文系学科では社会は1科目ですが、東京大学では2科目課されます。自分は新たに地理を追加しました。そこで、ここから地理の勉強について書きたいと思います。地理は、20点程度は中学地理でとれるようになっていると聞き、夏模試までは時間がかかる世界史に時間を費やしました。ですから、共通テスト用の参考書を軽く読んでいた程だった夏の段階では地理は20点前後でした。夏以降村瀬哲史先生の「東大対策地理」を受講し本格的に東大のための地理の勉強を始めました。すると、秋の東大本番レベル模試では35点を取ることができました。そこで過去問にも取り組み始めました。始めは何を書いたらいいのか分からない問題も多かったですが、25年分解くうちに東大が求めている解答を徐々に理解することができました。しかし、アウトプットの開始時期が遅く、最後まで点数があまり安定しなかったのでもっと早く取り組み始めればよかったなと後悔しています。
 社会はただ暗記すれば伸びると思われがちですが、東大の場合、闇雲にただ暗記するというよりも理屈、因果を適切に理解する必要があり、ただ時間を費やして伸びるものではありません。加えて多くの要素を少ない文字数で簡潔に表現する国語力も重要となり数か月の勉強ではなかなか上がりにくいです。自分はインプットの終了時期が他の人よりもはるかに遅く、アウトプットが不十分で最後まで不安が残っていました。しかし、適切な方法でインプットとアウトプットを繰り返せば安定する科目であることは確かです。ですので、なるべく早い段階ですべての単元のインプットをひとまず終わらせ、他大学の過去問でアウトプットしながら弱点を発見し夏過ぎ頃に東大の過去問を始められると理想的かなと思います。

■東進ハイスクール・東進衛星予備校・東大特進コースについて

 自分は東大特進コースで主に林修先生の「東大現代文」、青木純二先生の「数学の真髄」、荒巻豊志先生の「東大世界史(プレ講座)」と「東大世界史論述」と取りました。

東大現代文

 林先生の現代文の授業は自分にとっての、≪現代文という科目≫に対する見方を大きく変容しました。この授業を受けるまでは現代文は幼少期の読書経験が必要で、今から何をしても無駄だと思っていましたが、林先生の授業を受けて東大が求めている現代文はセンスではなく論理的に読解し、それを解答に反映する論理力を測っているのだと知りました。初めは禁忌の解答を作ってしまうことも多かったですが、Ⅰ期からほとんど授業を取り続けたおかげで、最後には禁忌を犯すことはゼロになりました。

数学の真髄(文系)

 青木先生の授業は文理問わず必ず受けるべき授業です。特にベクトルと写像の使い方が巧みで、毎授業感嘆していました。3年生の数学の勉強はほとんど青木先生の授業の予習、受講、復習を中心に進めていましたが1つの授業で学びとなることが多くて効率が良く、かつ自分の力を最大限高めることにもつながったと思います。

東大世界史

 荒巻先生のプレ講座は世界史選択の人には全員お勧めしたいです。基本的に東大の第二問、第三問の過去問を用いて授業されます。第二問、第三問は世界史の基本で甘く見られがちですが、現実はそう容易ではありません。この講座を受けると自分の基礎力がいかに脆いものであるかを痛感することになると思います。しかし、これをクリアしないと第一問の大論述を書くことは困難なので20回の講座で徹底した基礎力を身に着けてほしいと思います。また「東大世界史論述」の講義の方もぜひ参加してほしいです。自分は1回しか参加できなかったのですが、先生のお話を聞いている間は受験勉強ではなく、世界史の世界に入り込める素晴らしい時間でした。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 自分が一番伝えたいのは簡単に志望校を変えないでほしいという事です。自分は共通テストで目標点を大幅に下回ってしまい、自己採点後は東京大学に出願するのかさえ悩みました。しかし、東京大学の場合二次試験の配点の割合が高いため、共通テストでの失敗は二次試験で取り返してやろうと思い、かえって共通テストの失敗を二次の勉強のモチベーションにしました。そのおかげ(?)で、合格をつかみ取ることができました。あの時志望校を変えていたら東京大学合格をつかみ取れなかったので、多少の失敗なら志望校を変えずにそのまま出願してほしいです。