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東京都 私立 攻玉社高等学校 卒
東京大学 文科二類

廣岡 壮志さん

■センター試験得点 743点/900点

■センター試験得点選択科目

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   世界史   地理  
開示得点 97 57 46 37 31 =268/440点
自己採点 98 50 55 35 20 =258/440点

■受験した感触・・・ 今までで一番悪い出来。慶應いこう。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
文科三類 A 文科三類 B 文科二類 C 文科二類 C

どんな状況でも受かる自信と準備

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

東大を目指した理由

 大学受験をするからには日本一の大学に入りたいと思いました。はじめはスキーやおいしい食べ物に惹かれ北海道大学を漠然と意識したが周囲の人の多くが東大を志望していたため高校2年生から東大を目指し始めました。

科目ごとの勉強法

  • 英語

帰国子女だったため英語においては塾などにはいかず、学校の授業を受け、先生に添削を何度かお願いしました。東大の過去問は直前に1年分だけときました。英語の学習においては高校3年生になるまでの時間があるときに洋楽や海外のテレビ番組、映画などを見て理解しようとする・英語に慣れることがおすすめです。

  • 数学

基本的に高校1年生までに数学ⅡBまでの範囲を学校の授業で一周しました。高校2年生の時は塾の予習と復習と学校の授業、高校3年生の時はそれに加えて東大模試の過去問を解きました。数学はわからない問題からパターン・発想を学んで、自分の武器(逆像法、鳩の巣原理など)を増やし、問題文から何を聞かれていて、答えを出すには何をすればいいのかを判断できるようにすることが大切だと思います。簡単な問題は絶対に落とせないので丁寧にやるべきだということは頭にとどめておいてください。

  • 国語

一番の苦手科目でした。結局共通テストは最後まで苦手を克服することができませんでした。しかし、二次試験の勉強としては、林修先生、栗原隆先生の東大現代文、東大古文を受講して、過去問に慣れていった結果、苦手を克服し、本番自信をもって臨むことができました。特に古文は、時代によって読みにくい文章もあるので、時代を意識して、主語の把握、単語の訳の吟味を行うことが大切だと思います。

  • 世界史

得意科目の一つでした。インプットは主に学校のプリントや資料集を利用して重要事項を暗記、アウトプットは一問一答や過去問演習などで行いました。世界史の第1問は特に添削してもらい、自分の足りない部分(まとめる力、知識、問題文の意図の把握)をいち早く把握するべきだと思います。過去問演習の復習では教科書を利用して自分の論述をより良いものにするようにしていました。

  • 地理

苦手科目でした。もともとあまり新聞などを読んでいなかったので、時事的なテーマにも決して強くありませんでした。しかし、村瀬哲史先生のはじめからていねいにシリーズなどでインプットを続け、うまくまとめられるようになるための練習としてひたすら過去問や模試を利用して解答を作った結果、最低限の完成度までは高めることができました。

■東進東大特進コースについて

 先に述べた林先生、栗原先生の講座に加え、青木純二先生の数学、荒巻豊志先生の世界史の授業を受講しました。青木先生の数学の真髄は理解するのに時間を要しましたが、東大頻出の軌跡・領域を中心に数学を解く際に何を考えるべきかを学べました。林修先生の東大現代文は東大の過去問を使っていて東大対策に特化しており、納得のいく解説を授業で聞くことができました。荒巻先生の東大世界史プレ講座では、第2問、第3問の対策を十分にすることができました。

東大本番レベル模試

 東進の東大本番レベル模試は返却がとても速いです。1,2学期には速い返却のメリットがあまり感じられないかもしれませんが、直前期には速い返却のおかげで、学習計画の軌道修正ができました。それに加え問題の質も高く、世界史や地理の問題のテーマと関連が深いものが、本試で出題されました。模試の復習がいかに大事か痛感させられました。またほかの予備校に比べて実施回数も多く、集中を長時間持続させる練習にも最も適していると思います。東進の判定は厳しかったですが、模試の判定は良ければ強い自信をもって更なる勉強の励みにし、悪くても気にしすぎないようにするのがいいと思います。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 私が伝えたいのは、高1、高2、もっと遡ると中学生の時に必要最低限の勉強を確実にやっておくことは、受験を楽に進めることにおいてとても重要だということです。結局、全ての科目の基礎的な部分は、受験勉強を始める前に学校で習っていることだからです。学校の先生の中には自分に合わない・苦手な先生がいるかもしれませんが、そのような場合はその科目の他の先生に質問してみるのがいいと思います。私は、少しでもわからないことがあったら、必ず質問するようにしていました。なぜなら、先生に質問をすることで、その質問の解答が得られるだけでなく、それに関するさらに深い話を聞くことができる可能性があるからです。受験勉強は人生に1度。質問に行くことで受かるなら、絶対にそうするべきです。みなさんが後悔なく試験に臨み、合格をつかみ取れることを祈っています。