■センター試験得点 829点/900点
■センター試験得点選択科目
前期試験得点 (自己採点) |
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英語 |
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数学 |
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国語 |
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世界史 |
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地理 |
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開示得点 |
96 |
+ |
26 |
+ |
60 |
+ |
39 |
+ |
43 |
=264/440点 |
自己採点 |
90 |
+ |
10 |
+ |
60 |
+ |
40 |
+ |
30 |
=230/440点 |
■受験した感触・・・ 全部微妙……。でも数学難化してたし大丈夫だと信じたい。
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第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
文科二類 |
A |
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文科二類 |
B |
「私の」受験
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
東京大学は日本の最難関の国立大学として、日本人ではほとんど全員が知っている大学です。私は東京大学に入学することはおとぎ話のように感じていましたし、中学三年生の頃担任の先生に東京大学受験を薦められた時も同じ気持ちでした。しかし、高校の部活の先輩が東京大学に進学したと聞いて、妙に現実味を帯びてくるようになりました。一度海外大学受験を考え、課外活動に力を入れていた中で私は起業家精神などマーケティングに触れる機会が多く、それらに次第に興味が湧きましたが、将来何になりたいのかまではわかっていませんでしたし、今も明確に決めてはいません。そんな私にとって学部選択が少し遅い東京大学は魅力的に映り、高校一年時の11月、来年度からの文理選択と同時期に一般入試に挑戦してみる決意をしました。その時から、自分の興味は経済にあるのだから文科二類を志望するのがいいと考えていましたが、のちに数学に悩まされたことはここではあまり触れないでおきます。
このころに私は東進ハイスクールと東大特進コースに入学し、しばらくは細々と東進のコンテンツをこなしていました。しかし、今考えると東進に入り早期に共通テスト本番レベル模試などで共通テストの形式に慣れていたのは受験期に役に立っていたと思います。また、世界史の通期講座で学校の授業を先取りし、いち早く全範囲を修了したため授業が復習になり、より定着しました。高三の6月まで部活を続けていたので、特に高三に入ってからは勉強時間の不足を感じるようになりました。学校の授業の予習復習に手が回らなかったり、模試をやりっぱなしにしてしまった時期には成績は落ちてしまい、この反省を活かして自分の授業や模試のペースを把握できるような簡単なスケジュールを作るようになりました。これをもっと早くからやっておけばよかったのですが、私の性格上難しかったのでしょうね。引退後もスケジュールに則って東進の過去問演習講座や記述型答案練習講座など実践的なコンテンツの利用を増やしました。苦手教科の数学はもちろん、志望校別単元ジャンル演習では世界史と地理を重点的に進めていて、東大特進コースのスタッフの方におすすめされた複数の資料集を開きながら世界史の演習をするという方法は後輩のみなさんにもぜひおすすめしたい勉強法です。地理は学校での対策がメインでしたが、模試の少ない時期に東大特進コースの講座を受講することで演習への向き合い方を試行錯誤しました。私は海外経験があり、英語は得意だったので、英語に時間を割くよりも数学や地歴に当てられた時間の方が多かったのですが、英語の要約や和訳には苦労したので、学校で文法を中心に演習を積みました。夏休みから行ってきたプリント類のまとめノートの作成や、自分なりの過去問の分析も共通テスト後に再開し、安心材料に使っていました。
こう書いていると自分なりに限られた時間で有効な勉強法をどうにか確立しようとしていたんだなと思います。でも最後に言えるのは、勉強法と、その組み合わせ方は無限にあるから、私のやっていた方法が他の誰かに合うとは限らないということです。まだ2025年の入学試験まで時間はあります。この合格体験記に記載されているたくさんの勉強法を試してみて、自分に合った勉強法を探してみるといいのではないでしょうか。
■東進東大特進コースについて
高一の11月に東進ハイスクールに入学したのち、すぐに東大特進コースに入りましたが、学校の勉強との両立が難しく、私は初め数学の真髄、古典と現代文の授業を数回しか受講していませんでした。しかし、数学の真髄で扱った論理の考え方は受験最後まで活きてきたし、古典の過去問演習量も増え、現代文の林修先生の授業では緊張感がある中で構造読解の基本を徹底的に叩き込んでいただきました。高二では苦手な数学や国語を受講し、高三に入って長期休暇の間に教室に通ったほか、オンラインでは地理を受講しました。特に後半のテストゼミで実践的な練習を積むことができて、緊張感、時間配分を考えながら問題と向き合うことができました。また東進の教材は予習がほとんど必須ですし、早めに演習を積む分復習の時間が多くあるのが強みだと思っていて、受験直前期に見返すことでここまでやってきた、という自信にもつながりました。さらに、私は東大特進にお世話になったのは定期的なスタッフの先輩方との電話だと思います。まだ東京大学を受験することが漠然としていた時から現状の確認の電話を入れてくださり、大学生活の話、勉強方法などをたくさん教えていただきました。私の家の近くには東大特進の校舎がなかったので、校舎に出向かない分自宅でこのように質問対応してくださったのはとても助かりました。直前期のメンタル管理にもすごく気を遣ってくださって、少し緊張がほぐれたと思います。
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
東大受験は全員が全員確固としたビジョンを持って臨んでいるわけではありません。何を勉強すべきかは各個人の高校の進度やそれまで自分が人生の中で触れてきたさまざまな教養によって変わります。私も受験期に周りはもっと勉強しているんだろうな、とかたくさんの不安を感じていましたが、実際の結果は最後まで誰もわからないものです。友達とのおしゃべりでも、自分の好きな音楽を聞くでも、息抜きをしながら自分を信じてやれば結果はついてくるはずです。ただし、スケジュール管理はきちんとした方がいいです。スケジュールの立て方がわからなかったら、先生やスタッフの皆さんに聞きましょう!彼らや両親、友達など周りの人たちのサポートに頼りながら勉強していけばきっと大丈夫です!