■共通テスト得点 856点/1000点
■共通テスト得点選択科目 世界史 地理 化学基礎 生物基礎
前期試験得点 (自己採点) |
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英語 |
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数学 |
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国語 |
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世界史 |
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地理 |
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開示得点 |
57 |
+ |
38 |
+ |
68 |
+ |
42 |
+ |
36 |
=241/440点 |
自己採点 |
60 |
+ |
30 |
+ |
60 |
+ |
45 |
+ |
40 |
=235/440点 |
■受験した感触・・・ 稼ぎたかった数学が0完。終わったかな。
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第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
文科二類 |
C |
文科二類 |
B |
文科二類 |
D |
文科二類 |
D |
「時間が無い」は言い訳にできない
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
ぼんやりと東大を志していた高一を経て、高二の夏、初めての東大模試を受けたところから東大に向けた受験勉強を本格的に始めました。本格的に、と言っても社会はノータッチだし、国数英も基礎からやることになりました。しかし、基礎はほんとに大事です。手を抜かずにやるようにしましょう。
部活や行事との両立
私は運動部に所属し、3年の6月の終わりまで部活を続けました。19:30まで部活をして、そこから2時間近くかけて自宅に帰りました。部活に入ってる人は、疲れていたとしても、電車などの隙間時間を活用する他に勉強時間を確保する術はありません。自宅に帰ってからも少しでもいいから勉強をすることを心がけました。また、行事にも手を抜きませんでした。3年の夏は平日は毎日朝から夕方まで学校で体育祭準備をし、勉強は夜か早朝の時間しか確保できませんでしたが、それでも毎日やることは意識しました。結局、日常生活が受験1本になったのは9月の終わりくらいからでした。
逆転するには
模試の判定に一喜一憂するのはあまりお勧めしません。私は夏の模試では偶然B判定を取りましたが、当然体育祭でのビハインドがあり、秋の模試ではD判定でした。しかし、勉強時間が確保できなかった以上当然の結果だとして深刻には捉えないようにしました。1番大事なのは現状の把握だと思います。合格に向けてどこをどう改善すべきかを研究することが大事です。
受験での失敗
私の1番の失敗は英語を苦手科目のまま残してしまったことです。私は比較的数学が得意科目だったので、英語の失点を数学で埋めようと考えていましたが、数学はやはりある程度調子や問題との相性に左右されることが多いです。私も実際、本番では数学が0完で終わり、2日目に向けてやる気が一気に萎んでしまいました。それに比べ英語は調子や問題に大きく左右されるケースは比較的少なく、点数も安定しやすいため、英語を武器にするのは合格への最も有利な作戦だと思います。
受験での成功
共通テストの直前期からは社会に比重を置いてやりました。これまでは共通テストの問題すらまともに解けないほど社会の知識が曖昧になっていたので、共通テスト対策も二次対策にもなるため社会はこの期間かなり詰めました。そのおかげもあって、共通テストでは社会はそこまで足を引っ張らず、一月の最終東大本番レベル模試では社会は得点源になっていました。社会はやればやるだけ伸びます。直前期は社会に比重をおいてやるというのも一つの作戦としていいと思います。
■東進東大特進コースについて
最も活用したのはやはりIT授業です。私は数学や英語は東大対策の通期講座、世界史はスタンダード世界史を受けました。分からないところは繰り返して見ることができるのがIT授業の強みだと思います。世界史に関しては歩きながらや風呂の中などでラジオのように聞いたりもしました。時間がない人は移動時間や隙間時間でIT授業ならぬ音声授業を受講するのもおすすめです。
模試の返却の早さも東進の強みです。記憶に残っているうちに即座に復習し、次回に向けての目標を立てることを欠かさずにやるようにするのがいいと思います。また、くり返しになりますが模試の判定に一喜一憂するのはおすすめしません。自分の実力が現れているとして真摯に受け止め、次回に繋げることを意識しました。
過去問演習講座は私は25年分を利用しました。結局東大の問題は良問揃いですし、やれるだけ過去問をやるというのはいいと思います。ただ、やりっぱなしにはせず、自分から復習することを意識しました。解説授業では、解答のプロセスまでを解説してくれるため、こちらも活用しました。特に林修先生の現代文の解説は、文章を論理的に読み、作問者の意図を汲み取った解答作成の手順を解説してくれたため、現代文の読み方を掴むことができるようになりました。
高速基礎マスター講座東大世界史第三問演習を活用しました。風呂の中や電車の待ち時間など隙間時間によく活用しました。世界史を一気に復習できる上、第三問は似たような問題が出題されたり、論述対策にもなるためやって損はないと思います。
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
部活や学校行事で時間が取れないという人も多いと思います。たとえ周りの人よりも遅れていると思ったとしても、最終的に合格点に辿り着けばそれでいいのです。自分がどうしたら合格点に辿り着くことができるのかを考え、努力し続けてみてください。努力をし切ったと思えたなら、確実に合格できると思います。あなたのことを応援し、支えてくれている周りの人への感謝の思いを胸に、合格まで全力で走り切ってください。応援してます。