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東京都 私立 攻玉社高等学校 卒
東京大学 文科二類

橋本 拓磨さん

■共通テスト得点 873点/1000点

■共通テスト得点選択科目 日本史 地理 化学基礎 地学基礎

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語      
開示得点 0 0 0 0 0 =0/440点
自己採点 60 25 60 35 25 =205/440点

■受験した感触・・・ 落ちた。支援者全員に面目が立たない。ごめんなさい。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
文科二類 A 文科二類 A 文科二類 A 文科二類 B

スマホいつやめるの?

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

 はじめまして。橋本拓磨と申します。私は自分の受験生活の中でスマホを2年間完全に遮断すれば東京大学に合格できることを証明しました。この方法を取った人間は中々いないと思うので(少なくとも2年やった人間は自分しか知らない)、スマホ周りの話を書きたいと思います。勉強法は私よりも優秀な方にお任せします。もし今あなたが受験にあたってスマホとのつき合い方を考え直そうと思っているならば、一助になると思います。僅かながらでも参考になれば幸いです。

スマホをやめた背景

 私が東京大学への進学を意識し始めたのは高校1年生の春頃でした。腕試し感覚で受けた模試で望外の好成績を取り、それを機に「自分はもしかしたら東京大学に行けるかもしれない」という根拠に乏しい蛮勇とも言える自信が芽生え、少しずつ志望校として目指すようになりました。しかし、当時の私には大きな問題がありました。その問題というのは、デジタル機器への依存です。何をどの程度使用したら依存になるのかという定義は人それぞれだとは思いますが、iPhoneのスクリーンタイムが一日20時間を超えていた当時の自分は間違いなく依存状態にあったと思います。他にもゲーム機、パソコン等様々なデジタル機器を駆使し、使用をめぐる親とのトラブルは後を断ちませんでした。当然そのような生活習慣の中では成績が伸びるわけもなく(維持していたのは本当に奇跡)、気づけば高校一年生も冬に差し掛かっていました。いつもと同じようにネットゲーム三昧の日々を過ごす中、ふと橋本少年は気づきます。「自分このままだと落ちるな」と。そして自分の手元を見てまた気づきます。「スマホやめたら受かるのでは?」と。この馬鹿みたいな憶測が背景です(しょうもなくて申し訳ありません……。

スマホをやめる

 高校2年生の4月8日、橋本少年は親にスマホを含む大半のデジタル機器をやめると宣言しました(例外はテレビのみ)。親の予想と裏腹に、橋本少年はこの宣言を実行しました。では、橋本少年はどのように「スマホをやめた」のでしょうか?答えは簡単です。スマホではなく、キッズケータイを使ったのです(恥ずかしいと思ったそこのあなた!!恥と東大、どっちを選ぶんですか??)。現代におけるスマホの依存性は通話連絡機能ではなく、SNSや動画配信サービスなどの娯楽機能にあります。また、操作の利便性やハンディさも依存を助長しているといえます。これらを有さないキッズケータイはただの連絡ツールであり、娯楽機能に触れた現代っ子にはただの退屈な液晶板にすぎません。よってスマホよりも操作時間を圧倒的に短縮でき、その分を勉強に充てられるという超!エキサイティング!な受験生活を構築する算段でした。

デジタル機器無き受験生活の初期

 はじめの数ヶ月は禁断症状に悩まされました。とめどない後悔と欲望との戦いです。しかし私は根性で禁欲を続けました(この根性が受験生活で本当に役立った)。ギターやプラモデル製作などの趣味、愛犬(柴犬です。とても可愛いです)との交流に頼りながら禁断症状をやり過ごすと、そのうち慣れが優ってきました(大体高校二年生の夏)。あとはもう勉強に突っ走るのみです(笑)。

メリット

  • 勉強時間が増える

私の場合あまりにもデバイスの使用時間が長かったため、必然的に勉強時間が増えました。高校一年生までは勉強しない日すらありましたが、高校二年生では平均6時間ほどはやるようになりました。

  • 思考がクリアになる

ネットを見るとその後しばらくその内容に頭を支配され勉強に支障が出る経験をした人は多いと思います。しかしハンディなスマホを遮断することでネットとの接触機会を減らし、勉強に集中できる環境が構築されました。

  • 他の受験生よりも優位に立ったと錯覚できる

「2年間スマホを封印する」という意志力は他の受験生にはないものだという自信がありました。これは直前期に特に大きな励みになりました。

デメリット

  • 情報収集で後手を取る

受験は情報戦という言葉があります。これは本当です。模試・大学情報等自分自身で調べなくてはならないものが即座に調べられることが大切ですが、案の定自分は遅れをとりました。わざわざ親のケータイを借りて調べる手間はタイパも悪くストレスもかかりました(あと物凄く脱線する欲が湧きます、お気をつけて)。

■東進ハイスクール・東進衛星予備校・東大特進コースについて

東大本番レベル模試

 何と言っても返却速度が異常なほど速いです。そのため、俗に「鉄は熱いうちに打て」とあるように、自分が試験を受けた体感を残したまま添削を確認し復習ができる点が大きな魅力です。

授業

  • 林修先生

ロジカルさや著者への配慮といった受験国語に必要なエッセンスを享受できます。一方、模範解答が私のような凡夫には再現不可能なほど完璧で、本人の強すぎるエピソードトークやリジッドな採点はプレッシャーとなる可能性があります。

  • 山中裕典先生

日本史に苦労した自分にとってはメシア的存在です。設問文と条件文の利用方法は目から鱗が落ちます。この授業を受けると「何をどう書いたら良いのか」という迷いが消えます。授業内のネタ発言も面白かったです。さらに、直前期には魔法の言葉も伝授されます(受講される方はお楽しみに!)。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 偉そうでいて中身のないスマホ駄文をべらべらと載せてしまい申し訳ありません……。最後にひとつだけ。受験生活ではふとした瞬間に不合格への不安やプレッシャーが押し寄せることがあります。模試の判定が芳しくない時は勿論、良い時も周囲からの期待に押しつぶされそうになることがあります。そのような時は手を動かしましょう。勉強に関する不安は勉強でしか解決できません。勉強がやはり最短の王道です。どれだけ進捗がなくても頭を空にして勉強しましょう。姿勢は自信に繋がります。
 スマホをやめれば確実に受かるとまでは言えませんが、確率はかなり上がると思います。最後にもう一度問います。スマホいつやめるの?