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神奈川県 私立 逗子開成高等学校 卒
東京大学 文科二類

柳川 恵始さん

■共通テスト得点 861点/1000点

■共通テスト得点選択科目 世界史 地理 物理基礎 化学基礎

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語      
開示得点 84 27 70 47 39 =267/440点
自己採点 83 30 60 45 35 =253/440点

■受験した感触・・・ 英語勝負の年、絶対に受かった。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
文科二類 B 文科二類 B 文科二類 B 文科二類 A

取捨選択は自分の意思で

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

志望動機

 私がなんとなく東京大学を志望校として意識し始めるようになったのは中二でした。当時私は完全に冗談として「東大目指すわ〜」などと笑いながら言っていましたが、それを学校の担任の先生が真面目にやればいけると思うよ、といった感じの声掛けをしてくださってからは、単なる幻覚では無く、現実味のある目標として東京大学を捉えるようになりました。ゆる〜いスタートではありますが、受験が終わった今考えてみると、不可能ではないという認識を早期から持てたことが何となくプラスに働いたのではないかと思います。
 高三にもなると、高校生活の中で触れてきた模擬国連を全国に普及していくためには、まずは自分が全国から優秀な学生が多く集まる、東京大学という環境に入り込んでいかなければならないという、使命感に近いしっかりとした志望動機が固まっていました。受験勉強がもしも途中で苦しくなっていたらこうした強い動機が精神的な支えになるのでは無いかなと思うので、皆さんもどこかのタイミングで考えてみるといいかもです。

「大学受験勉強」を始めた時期

 部活やその他の課外活動が落ち着き始めたのが高二の秋頃で、放課後は絶対に塾の自習室に寄って数時間勉強するというのが習慣化したのもこの時期だったと思います。私は周囲の東大志望者と比べて、英語はアドバンテージが取れていた反面、数学や古典で差をつけられていると複数の模試の結果を受け実感していたので、この時期はひたすら数学の基礎固めに勤しんでいました。古典も同じ熱量でやろうとは思ったのですが、モチベーションが全く沸かず放置状態になっていき、気付けば受験(共テ・二次)期直前に回そうという計画に変貌していました。

受験勉強中の誤算と修正

 前述した受験勉強初期の計画は、全て英語が得意だという前提の上に成り立っていたのですが、受けた記述模試での英語の学年順位が急激に低くなったことで、受験当日までの大まかな学習計画を見直すことを余儀なくされました。この時に得意科目を放置していると力はどんどん衰えていき、全体としての目標には届かないことが起こり得るということを学んだのが、最終的な合格を勝ち取るうえで極めて重要なことだったと思います。また世界史も高二の三月に開講される荒巻豊志先生の東大世界史(プレ講座)を受け、すっかり世界史が得意になったつもりでいたら、六月にあった問題の大半が既習範囲からしか出なかった東大本番レベル模試で悲惨な点数を取ったため、学習の仕方そのものを考え直すことを強いられました。勿論、常に模試と本番の問題の趣は若干異なっているということは理解していましたが、自分の感覚と第三者による評価に乖離が見られる場合には、自身の負けを大人しく認めて失敗の原因を自分で考え学習方針を修正していくことが何よりも大事になってくると思います。

■東進ハイスクール・東進衛星予備校・東大特進コースについて

受講講座

 私が主に受講していたのは世界史、現代文、数学です。全てに共通して確実に言えることは、放課後に逗子から時間をかけてでも通うに値する、貴重な学びが得られたということです。
 荒巻豊志先生の東大世界史は、私に「世界史」をどう学習していくべきかを教え、単調な作業になりがちな受験勉強を面白く華やかなものにしてくださりました。授業前にも予習してきた答案を持参すれば見てくださり、そこで先生から頂くコメントにも学習意欲を引き立てられました。文科を受験する人で世界史を選択するなら是非対面で一回は受けてみてほしいです。
 林修先生の東大現代文は問題文の読解から雑談に至るまで全くといって非の打ち所がありません、勝手に18歳の分際でコメントするのも憚られるくらいにです。高二の夏頃から先生の授業を受講していたのですがその中で現代文を不安定要素の強い勘ではなく、論理に基づいて解いていくように変えることができました。先生の授業を受けていた生徒ならば今年の現代文も漢字を除けば難なく取り組めたと思います。

東大本番レベル模試

 最大の魅力は回数の多さにあると思います。自分の東大二次に向けた学習が、望んだ実力に繋がっているのかを確認できる機会は意外に少ないです。六月の第一回は夏前に自分が補強をしておくべき分野を洗い出すため、一月の最終回は秋模試後に補強した分野がどれほどの完成度になったのかの確認などの意義を各自見出すことができると思いますので、結果を恐れず受けてみると良いのでは無いでしょうか。

AI予測問題演習

 過去問を消費しきったが最新の年度の傾向に合わせた問題演習をしたい場合には活用できると思います。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 運が悪くても実力で押し切って合格できるだけの準備を整えよう!(残念ながら私は二次試験の時、机に「悪」の一文字が彫られていました)。ですがガリ勉しろというわけでもありません。英語が難化した今年度だからこそ起こりそうですが、来年はあの教科が易化するだろうから少し対策は緩めようー、などのように、不確定性の高いことを根拠に学習計画を立てて多分良い事はありません。運が良かったという人もどこかで努力していた分が反映されているだけなので、惑わされず堅実に取り組みましょう。受かった暁には家族や親戚、学校の先生などあらゆる人が喜びます、最後の最後まで考える受験生であってください。駒場で皆さまをお待ちしております。