■センター試験得点 751点/900点
■センター試験得点選択科目
前期試験得点 (自己採点) |
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英語 |
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数学 |
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国語 |
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世界史 |
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地理 |
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開示得点 |
0 |
+ |
0 |
+ |
0 |
+ |
0 |
+ |
0 |
=0/440点 |
自己採点 |
45 |
+ |
70 |
+ |
60 |
+ |
50 |
+ |
35 |
=260/440点 |
■受験した感触・・・ 数学易化か。英語は案の定できてないけど数学でどれくらい取れてるかが全てだな。
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第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
文科二類 |
C |
文科二類 |
C |
文科二類 |
C |
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東大は反り立つ壁じゃないよ
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
高校に入学した時から夢に見ていた東大ですが、三年間を通じてたくさんの気づきを得た結果、自分に合った最適な勉強スタイルを身に着けることができた気がします。まず私なりの勉強スタイルについて記しますので、参考にしていただければ幸いです。
勉強はメリハリ命
勉強は効率がものをいうと思います。何時間も続けて勉強することは向いている人もいると思いますが、向いていない人にとっては効率が落ちるだけの無駄な作業です。私は勉強の合間に好きな音楽を聴いたり、好きな動画を見たり、たびたび頭をリフレッシュさせることを心がけていました。もちろんそのリフレッシュが長続きして勉強時間があまりにも削られるのは駄目ですが、適度の休息は本当に大切です。たまには笑ったり泣いたりするほうが、人間らしくていいじゃないですか。
無理に両立しようとしない
私の通う学校は春に運動会が盛大に催され、高3は特にかなりの負担を背負います。私はこの時期、あえて学校と塾などの勉強を両立しようとせず、割り切って学校の運動会に全集中しました。その結果、運動会を後悔なく終え、スムーズに受験勉強に向かうことができました。ある程度の割り切りは大切だと思います。
得意教科を疎かにしない
苦手科目を疎かにしないようにしている人は多いと思います。もちろんそれは大切なのですが、得意教科を安定させることもとても大事だと思います。私は英語を苦手にしつつも、得意な数学を引き上げたために合格点に到達することができました。得意科目だからこそ細かいところまで詰め、苦手科目を補える実力をつけることも大切でしょう。
今必要な勉強を正確に判断する
私は直前期、東大に受かる最短ルートは何かを常に考えていました。結論として、直前は苦手な英語の勉強を単語帳のみの最低限に抑え、世界史の教科書を読み込むことに大量の時間を費やしました。結果世界史の点数は伸び、合格点に到達できました。先生方は大衆にとって一番合理的な勉強方法や過ごし方を教えてくださいますが、それぞれの人にとって最も最適なものは違って当たり前だと思います。自分で考えることこそ合格への近道。
自分はできると思い込む
最後に精神的な話ですが、「自分なんかできない」とか「どうせ受からないかもな」みたいなマイナス思考は、いい結果を生まないと思います。たとえそれが真実ではなくても、「自分なら勉強すればきっとやれる」「自分は周りよりもできる人間のはずだ」みたいに過剰にもプラス思考を持っていたほうがいいと思います。もちろんそれが過度な自信につながり勉強を怠る結果に陥るとよくないですが、自分はそこを自制してうまくバランスを掴んでいました。受験はメンタル勝負みたいな一面は、正直あると思います。
みなさんはSASUKEの反り立つ壁を知っていますか。あれは類まれな身体能力がなければ成功できません。しかし同じ高さでも人が歩いて上を掴める壁だったらどうですか。着実に一歩一歩足を踏み出せばいつかはたどり着けます。実際に経験してみると、東大は確かに高い壁ですが、それは反り立つ壁ではなく緩やかな道のりで届くことのできる壁だとわかりました。どれだけ早く頂点を掴めるかどうかの勝負です。基礎を着実に固め、一歩ずつ実力をつければ到達できるものだと思います。遠い目標でも、確かに一歩一歩は小さくても、こうして合格できたことを誇りに思います。東大に入学したらたくさんの困難も待っていると思いますが、最高峰の学習の場に身を置けることを素直に喜び、実りのある大学生活を送りたいです。
■東進東大特進コースについて
東大特進の現代文を受講していました。東大特進の優れているところは、オンライン授業を受けていても添削が受けられることだと思います。現代文は特に添削が重要な科目なので、非常に助かりました。林修先生の授業は、東大現代文との戦い方を徹底的に叩き込んでくださるもので、根本的な考え方の変革に大いに役立ちました。また東進リスニングアプリもかなり利用しました。リスニングが苦手な自分にとって、電車等の移動中に利用できるリスニングアプリは画期的でした。そもそもリスニングが配点の四分の一を占める東大においてリスニングの勉強は不可欠ですが、リスニング教材は枯渇しがちだと思います。問題形式で、かつ雑音入りの音声にも対応しているこのアプリはやって損はないと思います。実際本番を経験してみると想像以上に音声は聞きづらかったのでこのアプリで雑音入り音声に慣れておくことはかなり重要に感じました。そして東大本番レベル模試もいい経験になりました。他の大きな模試が夏と秋の二回開催される中で、六月から模試があることは受験生にとってこれからの受験生生活を送る上での指針となり、とても有難いものでした。解説冊子も充実していて、学力向上にももちろん役立ちました。学力POS内の高速基礎マスター講座では世界史の第3問対策がランダムで行えることも魅力的でした。東大世界史は過去問研究がとても大事だと思いますが、それをスマートフォンで移動中等に行うことができます。文系学生はぜひ利用すべきシステムだと思います。
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
入試を終えて率直に思うのは、やっぱり入試は効率勝負だなということです。どれだけ効率よく勉強できるかによって、結果は本当に変わります。もちろん上にも下にも。たとえ自分の思うように模試で点数が取れなくてもくじけず、自分に必要なことは何かを一番に考えて、合格のために一直線を走り切りましょう。これを読んでる東大志望の方がいたらぜひ頑張ってください!応援しています。