■共通テスト得点 865点/1000点
■共通テスト得点選択科目 世界史 地理 物理基礎 化学基礎
前期試験得点 (自己採点) |
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英語 |
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数学 |
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国語 |
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世界史 |
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地理 |
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開示得点 |
77 |
+ |
36 |
+ |
76 |
+ |
30 |
+ |
34 |
=253/440点 |
自己採点 |
75 |
+ |
35 |
+ |
65 |
+ |
25 |
+ |
40 |
=240/440点 |
■受験した感触・・・ リスニング難化のため得意科目の英語で稼げず、数学でも失敗し不合格を確信。世界史で怪文書を作り、落ち込んで帰宅しました。
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第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
文科三類 |
E |
文科三類 |
E |
文科二類 |
C |
文科二類 |
E |
高3での文転からの奇跡の逆転合格
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
本気で一番を目指してみたい!と思い、高二の春に恐らく人よりも遅く東京大学理科一類を志望しました。しかし、模試ではE判定が続き、自身があまり物化が得意ではなかったこと、得意な数学と英語で差をつけること、を考え、高三から文転をすることを決意しました。しかし、ここからが地獄の始まりでした。東京大学の入試は文系は地歴が二科目必須であるため、世界史と地理を一年で仕上げる必要がありました。世界史の暗記量は自分のような凡人が一年で総暗記を到底行える量ではなく、いかに工夫して他教科のへ勉強時間を世界史に回すか、そして世界史をどのように勉強するかが一番重要なことでした。数学と英語には自信があり、特に長文は既に東大レベルなら難なく読解可能なレベルであったので、少々早めに大問別演習にとりかかり、少しでも地歴にかけられる時間を増やせるように工夫しました。しかし、私はここでもミスを犯し、自身にとっては中途半端な部分から始まっていた高三からの世界史の授業の内容を暗記することに躍起になっていました。今になって考えると、世界史というのは最初から全て繋がっているので、もし世界史を中途から学ぶことがあれば、通史を概観出来る本を読み込み学習するのが相応しいと思います。そうして世界史に悪戦苦闘していたら、通史を一度覚え切ったのは高三の十月、それをある程度の細かさまで覚えられたのは十二月でした。結局、共通テストまでずっと世界史のインプットとアウトプットを続け、共通テスト3日前から世界史以外やっておらず、一日に世界史を十二時間ほどやるという暴挙に出たのですがその結果、共通テスト世界史では95点を取ることが出来ました。今思うと酷い計画性の無さでしたが、このようなことを出来たのは得意科目の貯金が高三の四月時点でしっかりと存在していたからだと思います。そして、その感覚を鈍らせないために、日頃からの数学や英語、現代文の勉強時間は少ないからこそ、授業や模試などは丁寧に学習し、その時間での学習効率を最大にすることを目標として解き直しや復習を怠らなかったことが合格に繋がった思います。また、リスニングや単語帳などの日々の学習が必要なものは、高二~高三夏までの間に二次試験に太刀打ち出来る程度まで持っていくことが重要だと思います。最後に、本試では英語も数学もそこまで振るわなかったことを踏まえて、高三からの文転はおすすめできません。
そして、E判定でも諦めない心を忘れないで欲しいです!
■東進東大特進コースについて
私は東大特進で、模試を受けられたこと、担当してくれるスタッフさんが学習のペースメーカーとして一ヶ月に一回程度電話を掛けてくれることが、自身の受験にすごく役に立ちました。苦手科目を集中して勉強する際のスケジューリング、得意科目のペースの保ち方はスタッフさんが自身の東大合格経験をもとに教えてくれたので、信頼して勉強を重ねることが出来ました。また、安心して勉強での悩みを打ち明けられる、数少ない存在であったと思います。もし東大特進に所属するのなら、積極的に相談してみることが、精神面でも勉強面でも望ましいと思います。
他にも、東進リスニングアプリを利用して、スキマ時間にリスニングする習慣を作ったことで、共通テスト程度のリスニングは余裕でできるようになった他、世界史第3問の高速基礎マスターを活用することで、苦手だった世界史の第3問で19/20点を取ることが出来ました。東大本番レベル模試は、勉強のペースメーカーとしてすごく役立ったほか、自身の課題を分析できるという点で、回数が多かったのが良かったです。また、今年開講された駒橋輝圭先生の東大完成特別講座(大問分野別対策)東大英語4A(誤文指摘)講座は、今までの4A+類似問題を網羅できるような作りになっていて、基礎的な文法理解があればそれだけで得点率の低い4Aも満点を狙えるというものだったので、是非受講してほしいです。
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
自分のようにE判定を多く取っていても、合格までのビジョンを確実に持ち、それに向かって一歩一歩逆境に負けず突き進むこと、諦めないことが大事だと思います!それと、理系科目に自信が無いからといって、高三など取り返しのつかない時期になってから文転するのは余程でない限りやめた方がいいです。非常に苦しい思いをすることになります。