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東京都 私立 攻玉社高等学校 卒
東京大学 文科二類

渡邉 理人さん

■センター試験得点 773点/900点

■センター試験得点選択科目

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   世界史   地理  
開示得点 64 50 57 48 33 =252/440点
自己採点 45 55 55 40 25 =220/440点

■受験した感触・・・ 得意の地理でやらかし動揺、英語で総崩れ。。。終わった。後期頑張ろう。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
文科二類 D 文科二類 C 文科二類 B 文科二類 C

愚直・不屈・等身大

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

 私が最初に東大受験を志したのは高2からでした。高校が国立クラスと私立クラスに高2から分かれており、国立クラスに入って志望校を選ぶ際に「国立で都内、できるだけレベルの高い場所が良いな」と考えていたので自然と東大に決まりました。本格的に受験勉強を始めたのは高2の学園祭が終わった秋頃からでした。当時初めて受けた東大模試ではE判定、東大入試同日体験受験ではD判定と合格が現実的といえない成績でしたが、学校や東進の授業を愚直に受け続けた結果(高2の途中までは学校の授業はおろそかにしていたのでここの変化が大きかったと思う)、受験までの1年と数ヶ月で判定は少しずつ上がり東大模試でA判定もとれるようになりました(東進の東大本番レベル模試では最高Bですが)!!判定や成績が低くても少しの変化がきっかけで人は劇的に成長できる、東大は目指せるということは個人的に受験生の皆さんに伝えたいことです。

うまくいった点

1)上手に休めたこと

例外的な人もいますが、一般人には禁欲して休まず勉強を続けるということは不可能です。なので上手にリフレッシュし、メリハリをつけることが重要になってきます。私は「自習室では集中、家では一切勉強しない」や「今放送中のドラマやアニメの最新話を毎週見る(次回が待ち遠しくて日が進むのが楽しくなり、一気見も防止できるのでオススメ)」などの息抜きのルールを確立し上手にリフレッシュ出来たことが合格につながったと思います。

2)色々なことに全力で取り組み好循環をつくれたこと

先述の通り、私は学校の授業や行事を愚直に頑張るようになってから状況が好転しました。何かをサボっていると、必ず少しは罪悪感、モヤモヤ感を感じてしまいます(そう思わないようにしていても)。できるだけでいいので色々なことを頑張ってみるだけで、自己肯定感が上がり、勉強の充実度はむしろ上がって好循環が生まれます。


うまくいかなかった点

1)受験本番期の心身のコンディション調整

「コンディションは大事!本番前はよく寝ろ!」よく聞くことだと思います。自分はこれを盲信し東大本番前夜9時間寝ようと慣れない早寝をしましたが、全く眠くならないことへの焦りから逆に眠れなくなり結局3時間しか眠れず東大本番に臨む羽目になりました。本番こそいつも通りにすること、早寝をしたいなら普段から早寝をしておくことは大事だったなと思います。また、早慶を併願した私はその出来で一喜一憂したのでそれも余計だったなと思います。

2)計画的な勉強

私は目の前のことを愚直にこなすことはしていたのですが、A判定と東大合格以外に、長・中・短期的目標を立てておらず、一日や一月ごとのやるべきことは曖昧で「とりあえず頑張る!」という脳筋戦法でした。少し計画性を持ってやるだけでもだいぶ楽になっただろうなと後悔しています。


オススメ勉強法

 ありがちですが、模試の間違えた問題をまとめた復習ノートの作成を強くお薦めします(全教科に当てはまります)!!これがあるだけで、模試の効果が2倍ほどになり、見返すことで受験本番期の安心感も桁違いになります。注意点は「問題文なども貼ったり写したりして、ノート1冊で必ず完結させる」ことです。模試の問題の紙ッペラを後から引っ張り出すなんてめんどくさすぎます。復習したい問題を1冊のノートにまとめたら、問題は捨ててしまうくらいが理想だと思います。

■東進東大特進コースについて

受講講座

 地理、現代文、古文を主に受講しました。これらの科目は自習がしにくく、自分のウィークポイントだったことが理由です。プレ講座、第一期講座と、自分がとった講座をキッチリこなしていくことが大切だと思います。やるべきことをしっかりこなしているという感覚が自信になります。
 直前テストゼミは特にオススメです。オリジナル問題なので、過去問をほとんどやってしまった人にもピッタリで、共通テスト後に東大二次の感覚を取り戻すのにもうってつけです。また本番さながらの解答用紙がやる気をそそります(個人的にはここが1番オススメ)。添削付きなのも嬉しいです。魅力的な講座はたくさんありますが、とりあえず一個選べと言われれば、直前テストゼミが圧倒的にオススメです。

東大本番レベル模試

 年4回あること、結果の返却がとても速いことが本当に助かりました。実力を測るだけでなく実力をアップさせられる模試だと思います。問題の質も本試に近いと感じます。受験者層のレベルは高く、良い判定が出にくかったとしても、気にしすぎず弱点を洗い出す意識が大切だと思います。また、この模試でA、B判定がとれたら相当自信を持って良いと思います。私は最後までA判定がとれなかったので、とれた人はすごいなあと尊敬するばかりです。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 E判定から始まり、共通テストでは数学Ⅰを解いてしまい、早慶で惨敗し、試験本番前日には真夜中の3時まで眠れず。。。東大入試の後は後期の勉強を始め、合格を信じていたのは親くらいでした。今でも本当に信じられないし、嬉しいし、それと同時に最後まで何が起こるのかわからないのが受験だと身をもって感じました。今調子が良い人は決して気を抜かずに走り抜けて欲しいし、なかなか結果が出ない人も絶対に諦めずに自分や周りを驚かせて欲しいです!!応援しています!!