
粕谷 拓未さん
■共通テスト得点 957点/1000点
■共通テスト得点選択科目 世界史 日本史 化学基礎 生物基礎
前期試験得点 (自己採点) |
英語 | 数学 | 国語 | 世界史 | 日本史 | ||||||
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開示得点 | 74 | + | 21 | + | 75 | + | 43 | + | 38 | =251/440点 | |
自己採点 | 70 | + | 15 | + | 65 | + | 40 | + | 40 | =230/440点 |
■受験した感触・・・ 数学が0完に終わってしまい、不合格を確信。
第1回(6月) | 第2回(8月) | 第3回(10月) | 最終(1月) | |||||
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東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 | 判定 | 志望学類 | 判定 | 志望学類 | 判定 | 志望学類 | 判定 |
文科一類 | A | 文科一類 | C | 文科一類 | B | 文科一類 | A |
私は文系でありながら、(恥ずかしいことに)国語が苦手教科でした。しかし、古典に関しては高3になって参考書、単語集を何周もすると、スラスラ解けるようになっていきました。これまでの苦手意識は自分の怠慢の結果に過ぎなかったのです。このようにして古典を人並みの実力まで持ち上げていきました。現代文は林修先生の授業を受講しました。
基本的に学校の予復習や過去問演習で日々の演習量を確保しました。私は解法パターンの暗記に頼りがちだったのですが、「数学の真髄」の授業で数学の見方を変えて、楽しく数学の勉強を行うことが出来ました(当日の結果は散々だったのですが……)。
単語帳は高3の夏に終わらせて以降、2次試験直前までノータッチでした。これにより、模試で簡単な単語すら訳せないという事態が発生するなど、悪影響が大きく、かなり後悔しています。リスニングは毎日寝る前に20分程度練習しました。長文は参考書などを活用していました。
通史はほぼ学校と同じスピードで学習を進め、高3秋に学習が終わりました。その後はひたすら教科書を周回して、「アクティブリコール」と呼ばれる記憶法を用いて効率的に記憶を反芻しました(ネットで検索してもらえば幸いです)。荒巻豊志先生の授業を受講し、歴史の概観を掴んで、記憶をより強化しました。
高3夏に東大の過去問を解き、自分の実力不足を実感しました。論述の参考書を購入し、テーマごとの重要な部分をひたすら周回して覚えました。東大日本史は単語暗記のみでは戦えず、時代背景の知識、事象の前後との因果関係の知識が必要とされていて、高3冬まで伸び悩んでいましたが、通史を何周もした共通テスト後を境に急激に成長しました。
精緻な現代文の読解、解答の作成方法を伝授していただけました。「解答のフレーム作成」という、受験生でさえ軽視しがちなステップを繰り返し強調してもらい、その方法論を体の中に叩き込みました。授業の予復習を徹底して行うことで、自分の解答の改善点を把握し、解答方針を洗練することができました。
大問ごとに心持ち、学習法、取り組み方などを伝授していただき、受験に必要なメソッドを学べただけでなく、オリジナル問題を通して受験後も活用できる教養を身に着けることができました。東大教授の側に立って問題を分析した授業により、東大受験に必要な英語力を養えました。
精確な図解板書による時代背景や設問の把握から、条件文と知識の利用方法に至るまで、東大日本史の全てを伝授していただいたと言っても過言ではない授業でした。授業の図解板書をまとめたノートは試験当日にも確認するなど、大変お世話になりました。
漢文において、直訳と解釈のプロセスの重要性を伝授していただき、特に東大完成特別講座では、2次試験直前の時期に自分の理解や知識が不十分な部分を短時間でチェックすることができました。