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神奈川県 市立 南高等学校 卒
東京大学 文科三類

森 彩夏さん

■センター試験得点 791点/900点

■センター試験得点選択科目

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   日本史   地理  
開示得点 69 29 75 45 36 =254/440点
自己採点 70 15 70 35 30 =220/440点

■受験した感触・・・ 落ちた。数学明らかに易化なのに0完。終わった。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
文科二類 D 文科三類 B 文科三類 C 文科三類 C

作戦を立てろ!

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

まず初めに

 私は高2の冬に東大を志望しました。志望時期が遅かったこともあり、無駄なことはできなかったので計画をたてて進めました。これが結果的に合格につながったと思うので紹介します。

情報収集と実力把握

 まず初めに情報収集をしました。自分で調べましたが、幸いなことに東大は日本最高峰の大学なだけあって、多くの情報が本やインターネットにあり、受験科目、出題形式、頻出分野といったことはすぐに調べられました。
 情報を集めた後は、東進の東大本番レベル模試を受験し、合格点との差異(自分の現在の位置)を知りました。模試の結果を元に、科目ごとにどれだけ点数を取りたいかとそのために必要な勉強を検討しました。まず科目ごとの目標点ですが、私は数学が大の苦手なので数学で大失敗しても合格できるようにすることを考え、2次の合計目標点を260点とし、英語80点、数学20点、日本史40点、地理40点、国語80点としました(ここは人によって得手不得手があるので調整できると思います)。

科目別対策

 科目ごとの目標点を決めたら、目標点を取るための勉強法を考えました。全科目に共通することとして、他の人からの添削を受けることが必要不可欠だと考え、東大特進の添削付きの講座の受講を決め、記述は東大特進の講座で練習しました。直前期は、これまでの講座で添削していただいた添削解答をひたすら見直しました。
  • 日本史

歴史的出来事の内容説明、理由や背景、結果などを問われるのでそこに注意して教科書を読みました。初めのうちはマーカーで、理由背景、内容、結果を色分けして、頭の中で、理由背景→内容→結果の流れを説明できるか確認していました。

  • 地理

地図帳に習ったこと、模試ででた知識を書き込み、場所と内容を対応させて覚えました。地図帳の余白に書くので自分でわかりやすくまとめる必要があり、それも勉強になりました。

  • 国語

特に古典に関してはかなり基礎的な問題が出るので句形や文法、単語は必ず覚えました。型通り出ないことも時々あるので、丸暗記するというよりは例文などをみて、文脈判断できるようにしました。

  • 数学

とにかく苦手科目なので、部分点を取ることを目指し、落としたらまずいところで落とさないよう、基礎問題を反復しました。

  • 英語

全体得点の4分の1を占めるリスニングが鍵だと思うので、東進リスニングアプリを活用し、通学中に聞いていました。通学中は周りの雑音があるので、本番の時もかなり音質は悪かったのですが通学時よりましだと思って聞けました。

■東進東大特進コースについて

 東大特進コースでは、林修先生の現代文、山中裕典先生の日本史、第一志望校対策演習をとりました。
  • 現代文

現代文をなんとなくで解いている人は絶対に取るべき講座だと思います。論理構造の把握ができるようになりました。また添削があり、1,2年生は林先生に添削してもらえ、3年生は優秀な(林先生が認めた)スタッフの方の添削が受けられます。受講時にダウンロードできるプリントもかなり役立ちます。私は添削してもらった解答を直前期何度も見返しました。

  • 日本史

山中先生の図解が分かりやすく受講していました。テキストについている年表が経済史や外交史もまとめられているので横のつながりと縦のつながりを意識して学べました。

  • 第一志望校対策演習

各教科、分野ごとに対策できてよかったです。数学で微積分野は簡単なことが多いので、しっかり対策をしました。地歴は添削が丁寧で、書かなくてはいけないポイントがよく分かりました。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 受験勉強のことで不安なことがあったら積極的に東大特進のスタッフに聞いてみるのも一つの手だと思います。特に志望時期が遅い人は、悩んでいる時間ももったいないのでガンガン活用しましょう。入試本番も予定通りにいかないこともあるかとは思いますが、とにかく落ち着いて一秒でも早く切り替えて頑張ってください。