■共通テスト得点 871点/1000点
■共通テスト得点選択科目 日本史 地理 生物基礎 地学基礎
前期試験得点 (自己採点) |
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英語 |
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数学 |
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国語 |
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日本史 |
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地理 |
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開示得点 |
61 |
+ |
23 |
+ |
72 |
+ |
43 |
+ |
36 |
=235/440点 |
自己採点 |
52 |
+ |
21 |
+ |
79 |
+ |
41 |
+ |
34 |
=227/440点 |
■受験した感触・・・ ずっと虚無感しかありませんでした。自己採点もなんとなくです。社会までは耐えましたが英語で大爆死しました。
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第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
文科三類 |
E |
文科三類 |
C |
文科三類 |
C |
文科三類 |
D |
自分のペースで着実に
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
何故か小学校高学年くらいの時から自分は東大に行くのだと漠然と思っていました。恐らくテレビで放送されていた「東大王」というクイズ番組の影響だと思います。中学から勉強に躓き、勉強は殆どしていませんでしたが高2まではE判定をとることがなかったので厚かましく志望し続けました。志望校を下げないという意地が意外と大事だったのかもしれません。
私が本格的に勉強し始めたのは高3でした。時間がない人や切羽詰まっている人の参考になれば嬉しいです!
高3より前にやっていたこと
中3から毎年、共通テストの問題を家で解いていました。毎年の自分の学力の伸びを感じられる上、共通テスト慣れができたので共通テスト直前の対策が最小限で済みました。あとは英検準一級を取っておいたくらいです。私大受験で英語免除になるなど役に立ちました。
体調管理(以下高3以降)
高3で勉強を始めるに先立って行ったのが体調管理でした。当時の私は夜までスマホやパソコンをいじっていたせいで0時以降就寝、寝不足のため授業爆睡と、とても勉強どころではありませんでした。とにかく7時間睡眠を確保し、寝る前と朝にストレッチを行うことを徹底しました。これだけで学校の時間を有効かつ元気に過ごせるようになったので実質的に時間が増えました。
国語
現代文は林修先生の授業を中心に学習していました。古文は定期テストの勉強で文法が固まっていたので学校の授業を真面目に受け、古文単語はスマホのアプリで周回しました。漢文は東大特進の講座と『寺師の漢文をはじめからていねいに』という参考書で対策しました。時間がなかったので学校で漢文は取りませんでした。
数学
大の苦手科目です。模試の成績を分析して20点・0完を目標にしていたので過去問で自分の解ける問題を探す練習を中心にしました。特に東大は全ての科目で高得点を取る必要がないので、苦手科目は基礎を徹底すればきっと大丈夫です。
英語
高2まで完全にフィーリングで読んでいたので慌てて英文解釈を勉強しました。英作文も時間がないので過去問の模範解答を暗記して使える表現をストックしました。英単語は中学の頃からアプリで勉強し、学校の小テストをそれなりに頑張っていたので時間を使わずに済みました。最初は東大英語の時間の厳しさに焦りましたが、模試を受け東大特進でも問題演習をしたことで4A以外は解けるようになりました。2A→2B→1A→4B→下読み5-7分→リスニング→4B残り→5→1Bの順に解きました。
日本史
最初は教科書を読んでも内容が頭に入ってこなかったのですが、教科書と東進の『日本史一問一答』を併用することで知識と理解を深めることができました。アプリで進捗を管理し、エビングハウスの忘却曲線に従って復習しました。東進の『日本史一問一答』は私大対策でも使いやすさでも最強なのでとてもおすすめです。
地理
夏休み前に学校で配られた問題集を解き、解説に書いてあることを自分の参考書の余白に只管書き込んでいました。それ以外やる時間はなかったので日本史より苦手になってしまいました。やり直せるなら教科書→資料集→統計集の順に読んでおきたかったです。
■東進東大特進コースについて
私は東大特進のみの生徒なので主に東大特進のことについて書かせていただきます。
夏から受講させていただいたのですが、各大問について本当によく分析なさっていて勉強になりました。演習問題も本番の特徴を捉えた問題になっていて、過去問を解いた年数が少ない私でも東大英語に慣れることができました。個人的には本番より駒橋先生の問題の方が若干難しく感じたので、逆に本番の問題がちょっと易しく思えてありがたかったです。
自称現代文が得意な私は初めての林先生の授業で絶望しました。成績に関わらずフィーリングで問題を読解している人にこそ受けてほしいです。人によっては精神的な痛みを感じることもあると思います。でも、その痛みを乗り越えた先に光があります。
漢文は何かと疎かにされがちな科目だと思いますが、まず授業を受けに行ってみましょう。自分の基礎の曖昧さ、漢文における基礎の大切さを痛感しました。漢文の正しい読み方が分かります。
最初は解説授業の長さに呆然としましたが、いざ受講してみるとどの科目も素晴らしい先生が勢ぞろいで、楽しく東大二次の学力を身に付けられます。私は時間がなくて全ての年度を演習することはできませんでしたが、それでも1回の演習と復習が濃かったのでなんとかなったのかもしれません。特に数学は本当に分かりやすく、地理では予備知識も身に付けられます。
「東大入試同日体験受験」から受けるのがおすすめです。まずは傾向を知り、自分のレベルを知り、目標点数を定めることができます。他より回数が多めなのもありがたかったです。
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
世間では受験について様々なことが言われています。勿論周囲のアドバイスを否定する気は全くないですが、私はそれらに安易に流されず現実的に自分ができることを選択してきました。他の人と違うことをやるのは不安でしたが、最終的にはこれで良かったと思っています。もし、周囲との遅れや自分のやるべきことに悩んでいる人がいるなら、自分の目の前にあることを頑張ってほしいです。世間で言われていることはあくまで理想なんだな、くらいに留めておいて自分を責める材料にしないでほしいです。応援しています!
追記 オープンキャンパスはサボらず行きましょう!